クールペッパーページ20「土星のオーロラ」/黒月樹人
Cool Pepper Page 20 “Aurora over Saturn”
By Tree man (on) BLACK MOON (Kinohito KULOTSUKI)
クールペッパーページ20「土星のオーロラ」

 土星の北極に現れたオーロラの写真がある。これは、NASAのカッシーニ探査機(Cassini spacecraft) によって撮影された赤外線(infrared light)写真から構成されたものらしい[1]。図1と図2である。図1は図2より数日前に取り込んだものである。これらは同じ画像のように見える。しかし、拡大してみると、これらの違いが分かる。


1 土星のオーロラ(A)

2 土星のオーロラ(B)

 図1と図2の、それぞれの北極部分を切り取って、拡大したものが、図3と図4である。違いは明らかだ。図3の画像では、欠損したピクセル(画素)がある。ピクセル3つ分の黒い長方形。ところで、本日(2008.01.26)取り込んだ、B系統の図4では、この黒い長方形がない。このようなことが、何らかの処理ミスであるとは考えにくい。ここには何が映っていたのだろうか。


3 土星の北極部分(A)

4 土星の北極部分(B)

 ところで、この北極部分には、六角形 (hexagon) 構造が観測されたということで、ウェブをにぎわせている。図3や図4での、大きな暗い六角形の領域のことである。ビットマップ画像の向こう側にあったはずの、本来の像が、どのような形をしているのかということが知りたくなって、これらの画像を、私が開発している画像処理ソフトで調べてみることにした。図5と図6である。


5 土星の北極部分(A)の処理画像

6 土星の北極部分(B)の処理画像

 3ピクセルの欠損部分のことは無視して、これらの画像を眺めてみると、この中央部分は、少し突出しているように見え、まるで、六角ナットである。だとしたら、なんと巨大な物体なのだろう。地球の9.44倍の直径をもつ土星の、北極に、こうして、宇宙から眺めて、分かる大きさなのである。

土星の画像を、他にも色々と調べたが、これらが最も解像度が大きいものであった。NASAは、これより大きな解像度の画像をもっているのだろうか。おそらくもっているだろう。仮に、そうなら、知っているはずだ。土星がいったい何かということを。(2008.01.26)

 参照

[1] NASA, PIA11396: Saturn's Polar Aurora, Original Caption Released with Image

http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA11396