Cool Pepper Page 27 “THE HORSEHEAD NEBULA MYSTERIES (1)”
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27「馬頭星雲の怪 (1)」/黒月樹人
By Tree man (on) BLACK MOON (Kinohito KULOTSUKI)

クールペッパーページ27「馬頭星雲の怪 (1)」

 オリオン座の三つ星の、東端にあるζ星の南に、馬頭星雲があるという。肉眼で見えるようなものではないようだ。写真に写してみないと発見できなかった(1888, ハーバード大学天文台)。しかし、現在では、宇宙空間にハッブル望遠鏡がある。この馬頭星雲も観測対象に選ばれた。なんと見事な写真がとれるものだ。地球から約1500光年離れているというのに。もちろん、宇宙空間で銀板写真を撮ることは難しいし、画像情報を送るにも、データはデジタルのほうがよい。だから、この馬首星雲の写真もデジタル画像である。なにしろ遠方のものであるから、デジタル写真の画素がつくっている、ブロック状の四角い色領域の向こうに何があるかということを、行って確認することはできない。だから、これから私が示すものは、ただの想像図にすぎない。もちろん、まったくの空想からつくりあげたものではなく、観測されたピクセルの集合に隠されている情報を引き出すことによって、ほとんど見えないものを、なんとか見ようとしたということ。

 ここ数日の間に、私の解析ソフトの能力が飛躍的に高まった。これまで、原画像をAレベルとし、バージョンアップに沿って、Fレベルの解析画像を生み出し、それに基づいてページを構成してきた。ただし、Gレベルという、フォーカス能力を向上させる技法も生み出していたのだが、まだ実用的な操作アルゴリズムへと発展させられなかったので、あまり使わなかった。しかし、このアルゴリズムも考えつき、解析ソフトに組み込むことに成功した。これで、技術的にも、私の画像処理技法は、この星で何本かの指に含まれるものとなろう。市販の画像ソフトで私が愛用しているのはペイントだけであり、デザイナーたちがお気に入りのソフトには何の関心もわかない。周波数分析や、それにかかわるウェーブレット解析は、学会で発表できるくらい吸収して使いこんできた。そのような世界で誰も取り組まなかった問題を、私はなんとか解決しようとしている。モザイク画像を実写真に近づけるのは、比較的簡単にできる。しかし、やむなくピントが甘くなってしまう。しかし、この問題をクリアーする方法は、どこにもなかったわけではない。カメラのレンズを回すようには簡単な操作ではないが、或る技法によって、それに近いことができる。この技法の詳細は秘密だが、名称は考えてある。「遷移焦点法」というものだ。Turbo Cの能力を利用すれば、なんとかできる。このような技法を含め、新たなバージョンアップにより、現在ではKレベルにまで達している。このように強力になった解析ソフトで、隠れている情報を読み取ってゆくことにより、これまで分からなかったことが、どんどん分かるようになってきた。とても興味深い。嘘のことと同じように、ほんとうのことは、これまで分からなかった。あるいは、隠されてきた。それを明らかにするため、私は、(慣れると簡単だが、一般には) 難解な数式を駆使してきた。正しいはずの論文が、あちらこちらで突き返された。しかし、そんなことは、もう、どうでもよい。画像解析ソフトのアルゴリズムは、あいかわらず難解だが、それによって出てくるものは、驚くほどシンプルになっている。見るだけでよいのだ。何が間違っていて、何がほんとうなのかということの証拠は、ここにある。さあ、それらを見るだけなら、(ほとんど)誰にだってできる。

 画像解析ソフトの進化を動機づけるためにも、発表してきたことの、既に何倍もの情報を確認してある。それを言葉で述べるのは控えよう。説明する必要はない。見せればよいだけだ。そのためには、まだ準備が必要であるが、解析のネタなら、手に余るほど集まっている。他の人には利用価値がないように見える画像の中から、私は、何十何百の証拠を見つけられるようになったのだから。

 今回解析対象とした「馬頭星雲」の画像は一枚だけである。ここから、解析対称としての、部分画像を、ほぼ30枚取り出した。60×40画素ほどのものが対象になるので、かなり取れる。いや、面積だけの問題ではなく、そこに隠れていた「謎」の数だけの解析対象が得られるということなのである。これまで多くの科学者たちが、これ以上は無理だと考えていた「壁」を、今は簡単に通り抜けられるようになったから。ふむ、今回は語り過ぎているな。これから提示する画像の数も、これまでになく多い。おそらく、このテーマだけで、何回かに分けることになるだろう。とりあえず、ここでは、その導入部分を語ることにしよう。

 「馬頭星雲」は謎だらけである。今回調べてみて、そのことが分かった。そもそも「星雲」という呼称が疑わしい。この「馬頭星雲」は、宇宙に浮かぶ「雲」のようなものではない。これだけの主張が、現在の地球では、笑い飛ばされるネタになるだろう。そんなことは、かまわない。私は、どんな学会にも所属していないし、大学での職になぞ、まったくかかわりがないところで生きている。縛られるものは何もない。とにかく、自分で見たものを信じるだけである。

 「馬頭星雲」の画像をペイント800[%]に拡大して、細かく見てゆく(最近私のソフトでも可能になったが、バグ取りに15時間を要した)。こうして見ただけでは何も分からないと思えるだろうが、解析を繰り返してゆくと、あやしい箇所が「見えて」くる。肉眼で見えるような気もする。今日、郵便局に行ったとき、ふと老眼鏡をかけてみたが、ぼおっとして、何の役にも立たない。そんなものは、いつの間にか、不要になってしまった。外見は、このように老いてしまったが、目だけは若返っているぞと、つい、局員さんに自慢してしまった。おそらく、これは、「目」ではなく、「脳」の問題なのだと思う。そのようなトレーニングは、他の天体での解析でやってきたのだと思う。ウェブで公開していない情報が何倍も何十倍もある。解析ソフトが進化してゆくにつれ、それは、指数的に増えてきた。

 具体的な資料に基づいて語ろう。図1として「馬頭星雲の解析領域コード」をまとめた。ここの、黄色の枠内部を、そのまま切り取ってコピーし、その画像のピクセル情報を読みだし、16×16画素のブロックに値を与え、ここから、背景にあったはずの実体を推定した。どの解析画像にも、右下に細い線が現れる。これは、私の解析ソフトのバグであることは明らかであるが、まだ、その原因をみつけられていない。見逃してほしい。これまでの解析から、背景の実体の立体的な影は、かなり正しく推定できていると分かっている。ただし、色については、実体の形状を分かりやすくするため、意図的に変えてあるものが多い。これとは反対に、実体の形状を分かりにくくするために、意図的に色が変えられてあるデータをいくつか見つけている。しかし、私は、その色をほぼ復元することに成功した。すると、視界が突然ひらけ、今まで見たこともないような世界が、一見すると、ほとんど地球と同じような風景から現れてきた。タイタンの世界である。他にも幾つか見つけてある。いずれ、それらも公開するだろう。ただし、少しばかりの対価を要求することになろうが、一人あたりだと、たいした額にはならないだろう。いつまでもボランティアで、このようなことを続けてゆくわけにはいかないから。

 「馬頭星雲」のあちらこちらに光っている点がある。これに対して、次のような説明がなされていた。「暗黒星雲背景の水素ガスが、近くにあるオリオン座σ星からの紫外線を受けて電離したもの」というものだ。まるで、近くに行って見てきたようなウソを、どうして科学者たちは平気でつくのだろうか。仮説を思いつくのは自由だが、「一見は百聞にしかず」ということわざのごとく、そのことを主張できるような証拠を「見てから」言っていないことは、私の解析画像を見れば分かるだろう。また、別の仮説として、「これらが赤いのは、星雲の向こうにある星の光が、星雲を通る時に、青色成分を失ったからだ」というものがあるかもしれない。それも間違っている。これらの赤い光は、星雲の向こう側から来てはいない。また、他からの紫外線で電離しているとは、とうてい考えられない。その答えは、ぜひ、「見ること」によって知ってほしい。

1 馬頭星雲の解析領域コード

 「電離」がどうのこうのと説明されているのは、領域Bでの「火」のことだろうか。ここにも、何が何だか分からないことが起こっている。このような「火」は、はたして「おいしい」のだろうか。「火」は「水」ではない。「水」のように飲める「火」が、1500光年離れたところには、あるというのだろうか。この「火」や「光」のことを語る前に、この「火」を食べようとしているもののことを考えるべきだ。事実はSF小説よりも奇妙だ。何倍も何百倍も奇妙だ。下手なSF小説を書くくらいなら、嘘だと分かるような、おとぎ話を書いたほうが、よっぽど、ほんとうのことに近づく。

 領域Mの、暗い二つの光点にも驚かされる。「そいつ」は、いったい、鉄腕アトムの何千倍なのだろう。はじめ、私は、単なる宇宙船だと思っていた。しかし、よく見ると、「そいつ」は、それなりの姿勢をとっていたのである。

 もうひとつ不思議な造形がある。原画像を直接見てほしいが、JLMNの領域にある、かぎ爪のついたような「手」は、いったい、何のためにあるのだろうか。そして、EJの領域にも「腕」の形がある。ただの偶然だろうか。それとも、何らかのジョークか。

 ジョークとは思えないものがSの領域にある。一時期噂になっていたかもしれないが、なにぶん、これまでの解析技術では、ぼんやりと、何かに見えるというだけのことだった。しかし、ここにいたって、そんなことは言っていられない。ここにあるものは、とても信じがたい。私の技術と、当時のNASAの技術と、どちらが優れているだろうか。分からない。ただ、今日の私の技術と、明日の私の技術とでは、とんでもなく変わってしまうかもしれない。

 一つ一つ説明するのは面倒なほど、明らかな人工物が、あちらこちらに見られる。よく見ようとして、色を変えて描写したが、これらを見てから、原モザイク画像を見れば、私の視力が回復もしくは進化したことの理由が分かることだろう。「脳」が変われば「目」も変わる。「目」が変われば、「意識」も変わって、再び「脳」が変わる。お分かりかな。それが私に起こっていることなのだ。これらの「予告」の「証拠」は、順次、私のホームページで紹介してゆくが、とても間に合わないし、ホームページがあふれてしまうかもしれない。CDでの頒布を考えている。本にするより安くできるだろう。

 ここで何も見せないというのでは、幾分信用を失うかもしれない。かんたんな技法のものとして、次の二つの解析画像を収録しておこう。領域Aと領域Bのものである。Aには人工物が映っている。Bには、人工物ではないと思われるものが映っている。これの「目」については、私の「遷移焦点法」の解析ソフトで確認した。もともとは、これらも、ブロックの形状が分かる、ただのモザイク画だった。ただし、意図的に作ったモザイク画ではなく、画素の能力に基づくものであるから、そこには、実体の情報が含まれていたのである。色や光の配分を変えれば、もっと分かりやすくなるが、意図的に描いたものと思われかねない。導入としては、これくらいのものがよいだろう。(2009.01.28)

2 領域Aの解析画像

3 領域Bの解析画像