CPP44 “KAI has HAS as GaW
(KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION has Hyper Ability Soft as Gamon_W.exe)
By Tree man (on) BLACK MOON (Kinohito KULOTSUKI)

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44「黒月解析研究所の高性能ソフトGamon_W」/黒月樹人

CPP44「黒月解析研究所の高性能ソフトGamon_W」

 「黒月解析研究所(KAI)」とは、私が所属する機関である。現在は、まだ一人しかいないが、近い将来、その名にふさわしい組織に発展するだろう。しかし、「黒月解析研究所」はバーチャルなものではなく、地方の税務署に、正式に登録した、実在の機関である。なにしろ、世界に誇れるような、高性能の解析ソフトが、次々に生まれているので、いずれ、私一人だけで取り扱えないようになるのは、目に見えている。

 高性能ソフト(HAS)と評価づけたGamon_W.exeは、画像データを解析処理するもので、女性の裸体やUFOなどの合成画像を判定するためにTurbo C++でくみ上げたものである。開発の動機は、このようなものであったが、実際に創造して使用してみると、思った以上の能力があることが分かり、科学的な研究のためにも、基礎的な分析ツールとして使うことができる。

 画像データに対して、人の「指紋」のような、その画像だけの、特定のパターンを調べていた。私は、それを「画紋」と呼ぶことにしたが、科学的な用語で説明すると、「画像の各画素が持っている色値のヒストグラム」である。「ヒストグラム」とは、「積算値の棒グラフ」ということになろうか。今回のGamon_W.exeは、この「画紋ヒストグラム」そのものではなく、それを一般化して、表現に工夫を凝らしたものである。棒グラフとして表わすのではなく、「色」そのものの強さで表現している。具体的な構成法は、とりあえず企業秘密ということで、それについての説明は、これくらいにしておきたい。

 図1は「アポロ11号宇宙飛行士像についてのGamon_W解析画面[1]である。どうやら、この原画像には、合成や加工がなされていないようだ。もうひとつ、自然な画像の解析例を図2としてあげよう。天の川 (Milky Way) の天文写真[2]である。天文写真で、このように自然な、未処理の画像は珍しい。ほとんどの画像が、何らかの処理ソフトによって加工されている。中には、まったく意図的に、原色が分からなくなるようにされているものもある。 図3は、土星の衛星タイタンに着陸した位置からの、周囲の風景写真[3]についての、Gamon_W解析画像である。左の画値分布のグラフが、明らかに、図1や図2の、自然なパターンではない。意図的に「赤く」されていることが分かる。

 女性の裸体[4]UFO[5]の合成写真についての判定例をあげておこう。図4と図5である。図4では、緑と赤の強い幹が、中間の濃さ(dark<---->light)のところで、二本となって分離している。図5では、暗部(dark)と明部(light)の分布パターンが、明らかに異なっている。いずれも合成画像である。

 科学的な適用例をあげよう。図6()は、「宇宙で最も遠い銀河」として発見されたというIOK-1である[6]。このとき、望遠鏡に、特殊なフィルターが4種用いられ、「遠方」であるという「色」に基づいて、判断されたという。図7は、() IOK-1周辺の解析領域のe領域についての、Gamon_W解析である。左の画紋グラフを見ると、赤の幹だけが斜めに、角度を大きくして立っている。緑と青の幹は、下辺に沿って分布している。これらが、特殊なフィルターの効果らしい。自然な画像では赤緑青の幹とも、対角線に沿っている。

 ところで、図6fiにも、暗いながら、赤い天体が映っていることが分かるだろうか。黒月解析研究所のマジカルフィルター(Magical Filter)を用いれば、簡単に分かるが、このような処理後の画像では「画紋パターン」が変化してしまうので、ここでは、iの画像のままでGamon_W解析をしよう。その結果は図8である。暗い画面なので、「画紋グラフ」の左下に描写が限定されているが、赤い幹のパターンは図7と同じである。ただし、青い幹のパターンは異なっている。この天体が、単に暗いだけなのか、それとも、より遠方にあるのか、専門家は、どのように判断するのだろうか。

 さらに、図6 ()の、箱で切り取られて拡大された領域ではなく、他の一般的な領域の一部を切り取って、マジカルフィルターで解析してみると、図9のようになる。これらについて、Gamon_W解析すると、図10や図11となる。図7のような、赤い幹を生み出す、赤い天体は、どこにでもあり、どれが最も「遠い」ものであるとか「古い」ものであるとかを決めることは、とてもできそうにないように思える。



 解析ソフGamon_W.exeは、女性の裸体やUFOの合成画像判定以外にも、科学的な分野における研究指標となることが分かる。これらの「画紋グラフ」のパターンが何を表わすのかということは、これから、どんどん分かってくることだろう。画像を丸ごと調べるだけでなく、小さな部分ごとに解析してゆけば、それらの部分の「パターン」や「意味」が分かってゆく。Gamon_Wの世界は、これから広がってゆくところである。なにしろ、Gamon_Wは、ほんの一日前に生まれたばかりなのだから。(2009.03.01)

 
 参照資料(Apendixes)

[1]アポロ11号宇宙飛行士像 http://a51.up.seesaa.net/image/Apollo11.jpg

[2] 天の川 (Milky Way)  http://ryutao.main.jp/image/seikei/large/milkyway_l.jpg

[3] 衛星タイタン着陸位置周囲の風景

http://www.solarviews.com/browse/pia/PIA11001.jpg

[4] 女性の裸体 http://www.ero8.com/images/11553814500008.jpg

[5] UFO http://kmrd2.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/nicky/2008/ufo.jpg

[6] 「宇宙で最も遠い銀河」IOK-1 http://optik2.mtk.nao.ac.jp/~iye/images/IOK-1.jpg