CPP88 What is Moon Despina of Neptune, indeed?
By Tree Man (on) Black Moon (Kinohito KULOTSUKI, @KAI)
CPP88「海王星の衛星ディスピーナは、いったい何なのか」黒月樹人
CPP88「海王星の衛星ディスピーナは、いったい何だ」

 海王星の衛星ディスピーナは、いったい何なのだろうか。太陽系の衛星は、まず、主に球体である。それに次ぐ形は、ジャガイモ型のような、やや不定形の石ころタイプであろう。ところが、数少ないディスピーナの画像には、小判あるいはレモン型の石鹸のような、自然に形成されたもとは考えにくい形が映っている。しかも、中央部分の周りに、ドームがいくつか並んでいるかのような、額縁領域がある。いったい何の理由があって、このような形になっているのだろう。

 海王星の衛星ディスピーナは、1989年のボイジャー2号の画像により発見された。ディスピーナの次元は、180×148×128 [km]と知られている。密度は推定値で1.2 [g/cm3]となっている。直ちに信じられる値というわけではない。表面温度は51Kと推定されており、大気はないと考えられている。これらも観念的な判断かもしれない。このような、物理的な数値のことより、この衛星がどうなっていて、何か衛星本体として異質なものがあるかどうかを、調べてみることに専念しよう。

2と図3は、解析のために指定した画像ABである。原画像Aを調整して解析してゆくと、周囲の額縁部分は消えてゆく。そこで、原画像Aの中央部分を切り出して、原画像Bとし、あらためて、これを工夫しつつ解析することにした。

 図4(1)から(2), (3)へと、解析ソフトの指標を変えてゆき、中央で光っているものの正体を明らかにしようと試みた。(1)を見ると、まるで、舞台の中央に光るものがあって、向かって左の背景に球体、右の背景にペンギン形の光体がある。(2)では、球体は消え、ペンギンのようなものも暗くなっている。舞台も消え、中央の光体は、さらに限定されてきている。(3)では、中央の光体だけが残ってくる。このあと、この解析ソフトの指標を変えると、画像の配色パターンが異なってしまい、細部が分からなくなるので、別の体系での解析ソフトによる、図5を用意した。鍵をかけるための「ちょうつがい」によく似た台の上に、真珠のような球体が乗っている。これが光の中心体である。しかし、これは、いったい何なのだろうか。

(2009.05.28 Written by Kinohito KULOTSUKI )

参照資料

[1] Despina, by Voyager 2 at August 1989, being 150 km across.

http://www.johnstonsarchive.net/astro/gallery-6.html