CPP132 ゴブリンアイで見るオリオン星座で光るもの
What shine in Orion Constellation seen by Goblin Eye
黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI) [@]黒月解析研究所
ゴブリンアイで見るオリオン星座で光るもの

 オリオン星座で光るものなのだから、「星」か「星雲」に違いないと、誰もが思うだろう。しかし、ゴブリンアイ機能を備えたクッキリン画像解析ソフトで、これらを観察してみると、「星」という名につけられている、これまでの概念が、まったく合わないことが分かる。はたして、これらは「星」なのだろうか。「恒星」と呼ばれ、「ガスの球体」であって、「原子核融合をエネルギー源として」光や熱を放っているものなのだろうか。それなら、これらは球体のはずだ。立体視できないとしても、円には見えるはずだ。ところが、そのようなものは、ほとんど無い。強い光を放っている一等星や二等星のようなもののなかには、円に近いものも、あるにはある。しかし、厳密に観察してみると、真円ではなく、いびつな曲率をもっている。さらに、クッキリンソフトに装備してある、光核モードを使い、「星」の光の中で、最も強く輝いている部分を選び出してみると、これらの「光核」が、不思議なパターンをもっていることが分かる。このようなパターンは、どのようにして生じるのか。「星」には「顔」のような模様があるのだろうか。それとも、「星」には、このような、不思議な色パターンをもつ、電球のフィラメントに相当するものがあって、それを見ているのだろうか。

 今回利用した星座の画像[1] は、おそらく、一般の天体観測家でも撮影できるものであろう。巨大な望遠鏡を、山頂や宇宙に構築する必要はない。せいぜい、人工的な光源のない、澄んだ空の地方へと、移動するなり、住み着いてしまうなりするだけである。私も、時間と資金が、もうすこし自由に使えるようになれば、このような天文写真を撮影して、ゴブリンアイ機能を備えたクッキリン画像解析ソフトで調べあげ、正式な論文の形にまとめて、どこかに発表したいものだ。それより、観測に慣れた方とチームを組んで研究できれば、そのほうが、互いに能力を発揮できるかもしれない。

現在生み出した解析ソフトは、一般的な用途をにらんで、限界の、ずいぶん手前のところで調整してある。天文観測用の、さらに高い精度の解像度を生み出すものを、新たに組み上げればよいのかもしれない。それは、世界の天文学のレベルを、とんでもなく高めるだけでなく、信じられないくらいに広めることになるかもしれない。天文学というものが、高度な機器を使うことができる専門家だけのものではないということを、多くの人々が知ることになるだろう。

 では、借り物の天体写真[1] で、どのような画像を見ることができるのか。この後のサンプルで確認してほしい。そして、上に述べたような私の疑問が、バグだらけの思考回路が生み出した「たわごと」ではないということを知ってほしい。

 

 図1では、いきなり、×64の窓で、名前もよく分からない「星」を指定した。おそらく、記号や数字で、この「星」にも、何らかの名前がつけられてあるのだろうが、調べる方法が分からない。この「星」の光るパターンが、常に変わらないとしたら、私は、この「星」に「水滴星」とニックネームをつけたいところだ。×64の窓は、あまりに小さくて、この位置が分かりにくいかもしれない。オリオン星座の三つ星の右端、ミンタカ(Mintaka)から、右下のリゲル(Rigel)へと向かう行程の、およそ1/4のところである。


1 ニックネーム「水滴星」の位置(ミンタカ(Mintaka)右下)

 図2は、この水滴星を含む×64の窓に入っている、デジタル画素の64倍拡大モザイク画像である。撮影されたデータという表現をすれば、ここに記録されているものは、これだけのことである。しかし、宇宙の「星星」が、このようなパターンで存在しているわけではないだろう。それらは、おそらく、もう少し丸みをもっていて、立体的な陰影を帯びつつ、デジタル画像のずうっと向こうにある、宇宙空間に浮かんでいるはずである。そのような姿を、クッキリン処理で再構成したものが、図3である。そして、この画像データにおいて、さらに、ゴブリンアイ処理を行って、散らばりすぎた「色の砂粒」を、もとのところへと戻したものが、図4である。これらの解釈は、演繹的なものというより、いろいろな実験によって検証された、帰納的なものである。CPP131にあるような、もとの姿が分かっている画像で、解析処理によって、あるレベルまで復元することを見れば検証できる。細部までは分からないが、全体的なパターンはとらえているはずである。「星」を見る場合、暗ゴブリンアイのほうが、より細かな構造へと近づくようだ(4, 5)


2 ニックネーム「水滴星」を含めたモザイク画像


3 ニックネーム「水滴星」のクッキリン画像


4 ニックネーム「水滴星」のルーペ_Pレベル双ゴブリンアイ


5 ニックネーム「水滴星」のルーペ_Pレベル暗ゴブリンアイ


6 ニックネーム「だるま星」の位置(オリオン星雲の下方)


7 ニックネーム「だるま星」 ルーペ_Pレベル暗ゴブリンアイ


8 ニックネーム「ゾウリ星」の位置(向って左下方の縁そば)


9 ニックネーム「ゾウリ星」 ルーペ_Pレベル暗ゴブリンアイ


10 ニックネーム「玉座星」の位置(「ゾウリ星」のやや上方)


11 ニックネーム「玉座星」 ルーペ_Pレベル暗ゴブリンアイ


12 ニックネーム「カボチャの種星」の位置(ミンタカのやや右)


13 ニックネーム「カボチャの種星」 ルーペ_Pレベル暗ゴブリンアイ


14 リゲル(Rigel)(×32)


15 リゲル(Rigel) ルーペ_Pレベル暗ゴブリンアイ


16リゲル(Rigel) 光核[200255]_Pレベル暗ゴブリンアイ


17 リゲル(Rigel) 光核[254255]_Pレベル暗ゴブリンアイ


18 ベテルギウス(Betelgeuse)(×32)

19 ベテルギウス(Betelgeuse) ルーペ_Pレベル暗ゴブリンアイ

20 ベテルギウス(Betelgeuse) 光核[200255]_Pレベル暗ゴブリンアイ

21 ベテルギウス(Betelgeuse) 光核[254255]_Pレベル暗ゴブリンアイ

(2009.08.29 Written by Kinohito KULOTSUKI )

 

参照資料[1] オリオン星座

http://www.christiancyberspace.com/cosmic-discovery/html/region/region-orion_constellation.htm