CPP135ゴブリンアイで見る「みなみじゅうじ座」
CPP135 Crux Constellation seen by Goblin Eye
黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI) http://www.treeman9621.com
CPP135ゴブリンアイで見る「みなみじゅうじ座」

 ゴブリンアイを装備したクッキリンoz906を使って、「みなみじゅうじ座(Crux constellation)[1] 5つの星を調べます(1)。有名な4つの星に、5番目の明るさをもつイプシロン星を加えます。これらのアルファ星からデルタ星には、次のような名前がついているようです。ここで の記号は、文字や単語における、数学記号の等号(=)のような使い方をします。従来から使われている記号は「:」のようですが、これは、印象が弱くて、判断しにくいからです。思考言語コアにおける記号「a <> b」「a <=> b」「a < > b」から変化したものです。あるいは、英語にある関係代名詞のように使っていた「◇…」からの転用だという説もあります。ところで、アルファ星からデルタ星までの名前の付け方に倣うと、イプシロン星はEcruxとなるのではないでしょうか。このことは確認できていませんので、以後の使用は控えます。

Crux α ◇ Acrux

Crux β ◇ Becrux Mimosa

Crux γ ◇ Gacrux

Crux δ ◇ Decrux

Crux ε ◇ Ecrux (?)

 図2は、クッキリンoz906に図1を取りこみ、マップ画面×16の窓で、ガンマ星であるガクレックスを含む解析領域を指定したところです。ここで「クッキリン画面へ進む」をクリックすると、図3の画面が現れます。ここでは、さらに「ゴブリンアイ」を指定して、ホーンスイッチPとしています。解析モードを「ルーペ」とし、ゴブリンアイの調整を「Pホーンの双ゴブリンアイ」にしたとき、この選択の記号を「Lupe Pboth」と書くことにします(CPP133参照)

 次に、この星について、光核解析を行いますが、一般に光核は、見かけの星の大きさより幾分か小さいので、×16の窓ではなく、×32の窓で解析領域を指定することにします。図3と図4は同じスケールです。途中で倍率を変えるときは「---×2>」の記号を入れます。

「光核[0255]」は「ルーペ」と同じです。光核解析は、いつも、ここからスタートします。

 赤が支配的な光核イメージが現れました。図5の光核[250255]のイメージのほうが、完全な光核画像の図6より、立体的な情報を残しているようです。

ガルックスの光核中心には、桃色と赤色の「芯」のようなものがあります。まるでリンゴの果実のように、これを「種」とみたときの、種の周囲の「果肉部分」が、黄色と緑色の部分に相当します。さらに、これらを守る「皮」のようなものが、赤い部分というわけでしょうか。

 図5において、これらの果実パターンを見てから、図4へ戻ると、薄青い部分の中に、白くなって、果実パターンが浮かびあがっていることが分かります。

 デクルックスの光核には赤い部分が見られません。「芯」は水色で四角くなっています。

 ベクルックスの光核は、とてもカラフルです。そして、幾何的に単純でありながら、全体として複雑な構造になっています。ベクルックスの光核の「芯」は、図14にある、緑色の100円ライターのようなものでしょうか。右側の赤いパターンが、そこから出た炎が燃えているところだと、おとぎ話のような説明をしてしまいそうです。右側の緑の柱は、ロウソクの燭台ということになりそうです。図13のイメージでは、これらに「肉」と「皮」がついて、おとぎの国の生き物になったところのように、連想のけむりがたなびいてしまいます。画像は科学的に生み出したものなのですが、これらのパターンが何を意味しているのか分からないので、科学的な説明のしようがありません。

 イプシロン星の光核を解析するとき、最後の図18のイメージを見やすくするため、「Pホーン明ゴブリンアイHレベル(PlightH)」に調整しました。イプシロン星の光核には、黄色い「種」か「卵」のようなものが見えています。これは、はじめての、「球体らしきイメージ」です。しかし、これの背後にある、赤いパターンは、決して丸くなく、まるで、この球体の「イス」か「ベッド」か「巣」のようにも思えてきます。

 アクルックスの光核パターンの複雑さのレベルは、ガルックスやベルックスのものと同じくらいです。図21と図22を比較すると、どうやら、図22のピンク色の部分が、図21で白く光っていることから、これが「光の核」になっているものと考えられます。宇宙空間では、縦と横の区別はないでしょうから、細長いものが幾本か並んでいるところは、ベルックスとよく似ています。ピンク色の部分が「光の核」だとしたら、図22より、これらの「核」は、3つ以上に分かれているようです。しかし、図19や図20を見ると、これらの「核」は、一つになった光の球の中にあるようにも見えます。いったい、これらの星は、どのようなものであり、何が光を出していて、このようなパターンを生み出しているのでしょうか。

(2009.08.31 Written by Kinohito KULOTSUKI )

 

参照資料

[1] みなみじゅうじ座 http://160.114.99.91/astrojan/crux.jpg