CPP160 ゴブリンクオークgoq31
CPP160 GOBLIN QUARK goq31
黒月解析研究所 (KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION)
 黒月樹人 (Kinohito KULOTSUKI) http://www.treeman9621.com/
CPP160 ゴブリンクオークgoq31

  ゴブリンクオークgoq31を作りました。これは、コンター装備ゴブリンブリンクgoc15をベースとして、新たに「アポイントアイ」「フリーコンター」「7色加味」「1色変換」4つの機能を組み込みこんだものです。

「アポイントアイ」は、繰り返し行うことのできるゴブリンアイの処理において、対象画像の中の一点をマウスで指定し、それによって決まる、特定の色範囲だけを、処理対象とするものです。これにより、全体の色調などを変えることなく、観察したい部分のみの明暗やコントラストを変えることができます。

「フリーコンター」では、これまで、おおまかに分類していた、コンターの適用範囲を自由に設定できます。範囲を制限したうえで、コンターをすべて描く「制限全範囲」モードと、飛び値を設定して、ある値のコンターを、一つずつ描く「スキャン」モードがあります。これにより、特定の値や、特定の範囲値におけるコンターを描くことができ、肉眼では識別できない色のグラデイションによる情報を、さらに詳しく引き出すことができます。

7色加味」では、色値の範囲を設定したうえで、これらを7色に分割して、色を加えます。対象画像の立体的な濃淡を考慮して、わずかに色を加えるモードから、完全に色を置き換えるモードまで、自由に選ぶことができます。また、ここで用いる7色については、電卓や色地図を利用して、自由に設定することができます。

1色変換」は、対象画像の一点を指定し、それを中心とする特定の色範囲に対して、電卓や色地図によって指定した、別の色を加えるものです。これも、わずかに色を加えるモードから、完全に色を置き換えるモードまで、自由に選ぶことができます。

 言葉で説明していると、じれったくなります。これらの効果を、画像解析の結果で見てください。

 図1は原画像Xです。この解析ソフトgoq31を開発するとき、ヘッドライトで見えにくくなっている車のナンバーや、遺跡から発掘された木簡などに書かれている文字や、X線画像における病巣のことを意識していましたが、夜の車のナンバー以外は、容易に手に入るものではありませんでした。また、夜の車のナンバーを撮影するときも、かつての銀塩フィルムを使っていたときの一眼レフカメラのように、「ピント合わせ」や「シャッター速度」や「絞り」が、自由にマニュアルで扱えればよいのに、と悔みながら、デジタルビデオの写真モードで撮影していました。このようにして撮影した画像もありますが、今回は、静止している対象の画像を使います。画像の読み取り困難さは、図1を見て判断してください。






 どうでしょうか。何が映っていたかは、もう、お分かりでしょう。図2を描くためには、何度もゴブリンブリンクを繰り返す必要があります。図3〜図5は、あっというまに解析できます。図4の操作に比べ、図5の操作は、何度かトライアンドエラーを繰り返す必要があります。

(2009.011.17 Written by Kinohito KULOTSUKI )

 追記 ゴブリンクォークgoq31ゴブリンクォークgoq31sampleは、20091126()にベクターで公開されました。ただし、これらは201024()より、ゴブリンクォーク2ゴブリンクォーク2サンプルへとバージョンアップしました。

http://www.treeman9621.com/KAInews19_GoblinQuark2_gqu_is_finished.html

ベクターでの説明ページは、次のURLにあります。ゴブリンクォーク2はシェアレジ公開済みです。

 

ゴブリンクォーク2 gqu

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se481681.html
ゴブリンクォーク2サンプルgqusample

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se481682.html

 

(2010.03.08 Written by Kinohito KULOTSUKI [@] KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION, treeman9621@ray.ocn.ne.jp)