月の暗い空のあまりに幾何学的な星座
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これらの画像を解析したコンター装備ゴブリンブリンクgoc15の機能はゴブリンクォーク4に継承されています ゴブリンクォーク4 [0] 入手から、準備・解凍・ライセンスキー・起動まで | |||
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図1は「apollo11」で検索した画像のひとつ[1][2]を、コンター装備ゴブリンブリンクgoc15 [3] に取り込んで、×8の窓で解析領域を指定したものです。アポロ11号は1969年のことでした。背面跳が突然現れて世界を制した、メキシコオリンピックの翌年です。今から40年も前のことです。図1が「月で撮影された画像である」ということは、画像のところどころに入っている「+」マークが物語っています。これは、このころのNASAによる画像に多く入っています。何枚かの画像を組み立てたときの「つなぎ目」か「位置決め」なのでしょうか。しかし、この画像は、そのようにして構成したと思えるような、画質や色のばらつきが、ほとんど見られません。まったく見事な「調整」です。 |
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図1で指定した赤枠の解析領域を拡大し、現れたモザイクパターンの情報から、もとのなめらかな画像に近いものを再現したものが図2です。月の空は、真っ暗であるにもかかわらず、星のようなものは、まったく見えていません。しかし、そこに星があるなら、かすかであっても、色の勾配を生み出しているはずです。それを調べるときは、コンター装備ゴブリンブリンクgoc15のVer.1.06で新しく増強した「フリーコンター機能」を用います。それが図3です。 |
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これは信じられないパターンです。もっと細かなところで幾何的な形が現れることがありますが、それは、おそらく、画像のメモリー節約のための情報簡略化の過程を通ってきたからであり、それらの組み合わせや配置は、かなりランダムになっています。しかし、ここに現れたパターンは、とてもランダムとは言い難いものであり、点や幾何図形の配置も、水平線や垂直線に沿ったもので、非常に整然としています。さらに、これらのパターンは大きすぎます。着陸船の近くに描かれている、不定形のコンターパターンが、ここでの自然な形状です。これらの原生動物のようなパターンの隣に、整然と列をなすドットの群れと、長方形のトポロジーパターンのような図形があるのです。それが幾つも幾つも。このような「星座」は、この月の空以外には存在しないことでしょう。 このようなパターンは、全体に行き渡っているのでしょうか。調べてみます。図4では、図1とは異なる位置に解析領域を指定しました。図5の処理を経由して、図3と同じ「フリーコンター」設定で解析したものが図6です。 |
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驚いてしまいます。こちらのパターンは、さらに絡み合っていて、つながっていて、ところどころに、やや統率の乱れた幾何図形が現れています。図7は、画像Fの部分拡大画像Gです。これらの基本パターンは、何らかの「網」のようにも見えます。 |
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次の図8と図9では、@解析領域の指定、A解析領域のフリーコンターによる解析、B解析領域のゴブリンアイによる解析、の順で、それぞれ並べたものです。濃淡の違いが分かりやすくなっています。このようなパターンの図形が、自然に形成されると考えるのは、かなり不自然なことです。 |
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これらのことを解釈するため、次のように考えることができます。
他にも可能性はあるかもしれません。ともあれ、これまで盲目的に信じ込まれてきたことでは、これらの「あまりに幾何学的な星座」のパターンを説明することはできません。何かを正しいとするなら、他の何かが間違っているのです。これまでどおり、何もかもが正しいと考えるわけにはいきません。 あるいは、次のような可能性もあります。
早急に仮説2を採用すべきではないと、私は考えています。なぜなら、仮説3と考えられる証拠も見つかっているのです。SF小説的なストーリー展開としては、仮説1を選びたいところなのですが。 (2009.12.14 Written by KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANLYSIS) |
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