CPP186 火星の「塵の星状堆積物」は群生植物かもしれない
CPP186 Starburst Dust Deposits on Mars may be Gregarious Plants
黒月解析研究所 (KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION)
 黒月樹人 (Kinohito KULOTSUKI) http://www.treeman9621.com/
CPP186 火星の「塵の星状堆積物」は群生植物かもしれない

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 アメリカ合衆国のアリゾナ大学が主導して、火星の軌道上からの撮影による「高解像度科学画像実験(HiRISE)」を行っている。このためのカメラは、NASAの火星周回軌道偵察衛星に搭載されているという。この機器を運搬したのはNASAだが、この機器による画像を調べているのはアリゾナ大学のチームのようだ。今回とりあげる画像[1]は、このようなものの一枚である。

 これは単なる塵ではないだろう。暗い部分の構造が分かりにくいが、周囲に伸びだしている細いもののパターンは、植物の根や、菌類の菌糸のものによく似ている。周囲の、比較的平坦な地形部分と比較すれば、これらの樹状パターンの異質さがよく分かる。このようなパターンだけでは、これらを植物であると判断する「決め手」にはならないだろう。

上記画像について、ゴブリンクォーク2 [2] で調べてゆく。

 図1で指定した解析領域を拡大なめらか補間したものが図2である。これについて、次の図4から図9まで、ゴブリンクォーク2における、いろいろな処理をほどこしたものを示す。














(2010.04.05 Written by Kinohito KULOTSUKI)

 参照資料

[1] HiRISE Sees Signs of an Unearthly Spring

http://uanews.org/node/24736

Solid carbon dioxide, commonly known as dry ice, thaws directly to gas and forms starburst patterns under the seasonal carbon dioxide ice caps when spring comes to Mars' polar regions. This is a small part of a much larger image taken by The University of Arizona-led High Resolution Science Imaging Experiment, or HiRISE. The HiRISE camera is aboard NASA's Mars Reconnaissance Orbiter.

 

One HiRISE image released today shows fan-shaped deposits of dust that form beautiful starburst patterns. The dust was carried from beneath the seasonal ice cap by jets of carbon dioxide escaping from radial troughs, often called "spiders," because of their shape.

 

火星の極領域に春がおとずれたとき、通常ドライアイスとして知られている、固体の二酸化炭素が、直接、ガスとなって解け、季節的な二酸化炭素の覆いがとりのぞかれ、その下で、星型パターンが現れている。これは、アリゾナ大学主導の高解像度科学画像実験もしくはHiRISEによって得られた、より大きな画像の、ある小部分である。HiRISEのカメラは、NASAの火星周回軌道偵察衛星に搭載されている。

 

 今日公開された、一枚のHiRISE画像は、奇妙な形の、美しい星型パターンを形成している、塵の堆積物を示している。その塵は、季節的な氷冠の下で、それらの形から、しばしば「クモたち」と呼ばれる、多くの放射状の窪みから逃れてきた、二酸化炭素の吹き出しによって運ばれてきたものである。

 

[2] ゴブリンクォーク2 (gqu)

http://www.treeman9621.com/C_Program_of_KAI_Main_Page.html

ベクターのgqu ページ http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se481681.html

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