CPP195 紫外線で見た太陽画像の不思議(1)極端紫外線の太陽
CPP195 Wonder of Ultraviolet Sun (1) Extreme Ultraviolet Sun

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

PDF CPP195 紫外線で見た太陽画像の不思議(1)極端紫外線の太陽

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 太陽もまた地殻天体だった!

 飛鳥昭雄著「完全ファイル/NASAがひた隠す衝撃の/プラズマ宇宙論&太陽系超最新情報」(徳間書店刊2011)[1] の、口絵の最初のページには、「太陽もまた地殻天体だった!」というタイトルのもとに、2枚の画像が載せられている。一つ目の画像は、太陽を電波探査したものらしい。「太陽電波探査全球版で見る限り、超ド級集合大陸と巨大海洋が確認できる」とコメントされている。白と黒のパターンで、球体らしい表面が区分けされている。観測画像ならではの、自然な詳細さである。二つ目の画像は、その一部拡大画像のようである。「太陽の超ド級大陸『ナタン』に聳え立つ、超ド級火山『ヴァルカヌス』。その火口の大きさは、太陽系最大の惑星である木星よりも大きい」と解説され、褐色の濃淡画像で、火山を中心とした地形が描かれている。これらは、出版された本にあるものなので、無断で掲載することはできない。技術的には簡単だが法的には難しい。
 これらの画像が、インターネットの何処かで公開されていれば、それを引用することもできるだろうが、現時点では、見つけることができなかった。どうやら、これらの画像はNASAが観測したものらしいが、公開していないものらしい。それが、どういうルートによるものか、流れ流れて、本の口絵となったようだ。だから、これらの画像の出典を明らかにすることができない。なるほどね。
 飛島昭雄は「完全ファイル/UFO&プラズマ兵器」(徳間書店刊2005)[2] でも、木星が地殻惑星であることの証拠画像を紹介している。電波で調べた木星表面の地殻地形画像と、その詳細としての山脈画像と、火山「クロノス」の画像である。
 木星だけでなく太陽も、ガスに覆われた星ではなかったということである。これは、すごいことである。特に、太陽の内部がガスではなく、ほとんど地殻であったということは、太陽が核融合炉ではないということを意味している。太陽だけではない、宇宙の全ての恒星が核融合炉ではないということへと通じてゆく。恒星の中の核融合反応で生まれた、より原子量の大きな、酸素や炭素や鉄やイオウが、恒星の一生を終えて、宇宙にばらまかれたあと、再び集められて惑星などが生まれ、それらの素材をベースとして、私たちのような生命が発生したという、よく組み立てられた物語の、その最初の仮定が間違っていたということになる。そんな物語は成立しないのだ。

 可視光でも電波でもない電磁波で、太陽を調べたものが何かないだろうか

 宇宙を説明するための仮定の一つに、「星の一生」というストーリーが生み出されている。恒星内部での核融合反応のためのエネルギーがなくなって、星の一生が終わり、超新星になって爆発し、その中心には中性子星が残るという。これも、なんだか疑わしい。
 地球の天文学は、観測に基づくことがベースになっているものの、観測できないことについての説明において、仮定と仮説の連鎖がえんえんと続くことになっている。それらのどこかの柱が抜けてしまえば、全てが崩壊して消え去ることにもなりかねない。
 NASAは何故、このような観測情報を隠しておくのだろうか。宇宙人や宇宙文明を認めてしまうと、NASAの存在意義がなくなってしまうとでも考えているのだろうか。
 これまで私たちは、太陽を可視光で観測することに慣れてきた。このとき見えるものとして、不思議に思うのは「黒点」だった。長期にわたる観測により、黒点出現について周期が存在することが分かり、太陽黒点に基づいて、太陽活動の激しさが調べられてきた。
 飛鳥昭雄が手に入れた太陽の地殻画像は、電波で観測されたものらしい。なるほど、厚い雲で覆われている金星についても、電波で調べると、地表の形状が分かるようだ。太陽も、これと同じかもしれない。私たちは、太陽の大気より上で繰り広げられている、激しい気体の変化だけを観測していたという可能性がある。
 可視光でも電波でもない電磁波で、太陽を調べたものが何かないだろうか。
 NASAは紫外線をつかって太陽を観測した画像を公開している。これなら秘密が漏れなくて「安全」だと考えているのかもしれない。そうだろうか。調べてみよう。

 SDO(Solar Dynamics Observatory)によるExtreme Ultraviolet Sun

 NASAが紫外線を使って太陽を観測した画像(図1)について述べる。



 SDOはNASAの探査機名のようだ[3]。
 The Extreme Ultraviolet Sun の「Extreme」 の訳をインターネットの翻訳サイトで確認すると、文学的な表現が目立つ。おそらく専門用語のための修飾語だろう。次の「紫外線」ウィキペディア[4] で調べたところ、1-10 nmの極紫外線もしくは極端紫外線(extreme UV,EUV or XUV)であることが分かった。
 これはかなり「堅い紫外線」だ。ほとんどX線に近い。



 具体的には、次のサイト[5] で紹介されている画像である。
  NASA's New Eye on the Sun Delivers Stunning First Images / 04.21.10
 次のサイトページ[6] でも取り上げられている。
  Astronomy Picture of the Day / 2010 April 23
 解析の対象となるのは、この図1 [7] である。
 図1のオリジナル画像のサイズは、かなり大きい。これを直接観察しながら、不思議な対象物が写っているところを幾つか、ウィンドウズのPrtSc(プリントスクリーン)機能でコピーして、ペイントソフトヘ貼り付け、bmp形式に変換して保存した。
 これらのbmp画像を黒月解析研究所の画像解析ソフトのゴブリンクォーク2に取り込んで、さらに細部を「拡大なめらか補間処理」→「ゴブリンアイ処理」で調べた。
 これらについて、不思議なもののテーマごと、以下のクールペッパーページ(CPP)において考察する。

  CPP196 紫外線で見た太陽画像の不思議(2)二つの直線的な光の筋
  CPP197 紫外線で見た太陽画像の不思議(3)ミミズのような形
  CPP198 紫外線で見た太陽画像の不思議(4)紫外線で見る「雲」の隙間
  CPP199 紫外線で見た太陽画像の不思議(5)コロナを構成するもの

(Witten by Kinohito KULOTSUKI, Aug 29, 2011)

 参照資料

[1] 飛鳥昭雄「完全ファイル/NASAがひた隠す衝撃の/プラズマ宇宙論&太陽系超最新情報」(徳間書店刊2011)
[2] 飛島昭雄「完全ファイル/UFO&プラズマ兵器」(徳間書店刊2005)

[3] SDO
[4] 「紫外線」ウィキペディア
[5] NASA's New Eye on the Sun Delivers Stunning First Images / 04.21.10
[6] Astronomy Picture of the Day / 2010 April 23
[7] Extreme Ultraviolet Sun by SDO(Solar Dynamics Observatory)

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