NASA Apollo画像の光源が人工的な照明であること
CPP204 Light Source of NASA Apollo Image must be Man-made Lighting

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621)@ 9621 ANALYSIS

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 NASA Apollo Image 5886

 図1はNASA のサイト [1] にあるApollo Image 5886 [2] である。
 「ゴブリンライス(開発中)の「色紋」解析の能力 (1) 光源」[3] で、この中の「たなびく星条旗」の部分が、ゴブリンクォーク4 [6] の色紋解析によって、周囲の部分とは、まったく由来の異なるものであることを示した。つまり、この「たなびく星条旗」の部分は、別に撮影した画像を加工してから、巧みに切り抜いて、巧みに貼り付けたものなのである。



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 これから調べようとするのは、「たなびく星条旗」を取り除いたとしても、のこりのベースとなる月面着陸探査画像が、月面において、ではなく、地球のスタジオでセットされ、人工的な照明のもとで撮影されたものであるということである。

 NASA Apollo Image 5886の色紋解析

 次の図2は、NASA Apollo Image 5886(図1)を、ゴブリンライス(開発中)[4] で色紋解析 [5] したものである。
 「(存在)色紋グラフ(Exist)」のところに、「たなびく星条旗」に由来する、霧か雲のようなプロットがある。このことでも、この「たなびく星条旗」の部分が異質な性質をもっていることが分かるが、これの由来が異なることは、色紋解析で、はっきりと確認できる。



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 図2のまま解析すると、本質的なところがぼやけてしまうので、次の図3のような画像を使おう。「たなびく星条旗」をふくむ方形領域を切り取ったのである。これを (NASA Apollo Image) 5886-NoFlag と呼ぶことにしよう。図4は、この5886-NoFlag の色紋解析である。





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 さらに、図5は、図3から月着陸船と宇宙飛行士のあたりを切り取ったものである。ここは合成されていないが、背景の月面と、それを照らしている光源の「色紋」だけを考察するために、このような処理をほどこした。この画像を5886-NoFlag-NoShip としよう。図6が、この5886-NoFlag-NoShip の色紋解析である。背景の月面と、それを照らしている光源の特徴が示されている。





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 太陽を光源とする画像の色紋解析

 太陽を光源とする画像ということは、自然な風景写真ということになる。図7は滋賀県の琵琶湖から出る水がさいしょに流れる瀬田川における、ボート練習風景である。これを「瀬田川風景」と呼ぼう。
 図8は、その「瀬田川風景」のゴブリンライス(開発中)を色紋解析したものである。さまざまな色のプロットが、翼のように広がっている。これらの色を見ると、明らかに、浮かんでいる漕艇ボートや、そこに乗っている漕ぎ手たちに由来している。問題をかんたんにするため、ここでも、カラフルで人工的な色を生み出している、この画像の、二つのボートあたりを切り取った。それが図9の「漕艇カット瀬田川風景」である。そして、図10が、「漕艇カット瀬田川風景」の色紋解析ということになる。





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 図10の「(存在)色紋グラフ(Exist)」が、太陽光のもとにある、瀬田川の水面と岸辺についての解析パターンということになる。かなりシンプルなものとなった。
 太陽光のもとでの「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンの特徴は、次の人工的な照明によるものと見比べることで明らかになる。

 人工的な照明を光源とする画像の色紋解析

 人工的な照明による画像を集めてきた。
 大阪の長居競技場で6月9日におこなわれた、日本選手権二日目の最終決勝種目、男子100m決勝は、夜の8時半開始というものであった。山奥から出てきた私には、帰る電車の時間がなくなってしまう。知らなかった。しかし、これはチャンスのようなものである。
 競技がすべて終わってから私は、長居から地下鉄御堂筋線に乗らず、天王寺方面の北へ向かって歩き出し、目についた光源を、かたっぱしから撮影していった。
 もっと特殊なパターンとなって、明らかに人工光源によるものと分かるものは、ここにとりあげていない。自然な光源に似せて、白い光を出そうとしている照明を光源としており、他に、あまり複雑な、人工的な色をもつものを含まないものを選んだ。
 タイトルの最初にある数字は、撮影したデジタルカメラの画像整理番号である。



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 自然光をまねたはずの、白色光となる人工照明を光源とする画像の色紋解析結果を並べたが、自然光による解析結果の、図10のパターンに近いものは一つもなかった。
 これまで、このような色紋解析という新たな「目」がなかったのだから仕方がないのかもしれないが、これまでの人工照明は、最も明るい部分だけを真似ようとしていただけで、濃淡値の中間値から下のあたり、具体的にいうと濃淡値64から128あたりのところでの発色が、まったく再現できていないということが分かった。「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンが、細すぎるのである。

 全体のまとめ

 図20として、「@5886-NoFlag-NoShip(図5より)」「A漕艇カット瀬田川風景(図10より)」「5406 ビルの壁にある光るレリーフタイトル(図18)」の、「解析対象画像」と「(存在)色紋グラフ(Exist)」だけを、取り出して並べた。



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 これらの「(存在)色紋グラフ(Exist)」を比較すれば、次のことは明らかである。
 NASA Apollo画像5886 の光源は、自然な太陽光ではなく、人工的な照明である。
 つまり、NASA Apollo画像5886 は月面で撮影されたものではなく、地球のスタジオにおいて、人工的な照明のもとで撮影されたものである。
 このときのスタジオは、おそらく野外に設定されていたようであり、夜に撮影され、地球の夜空が写っていた部分は、切り取られて、他の暗い画像で置きかえられているようだ。
 もっと以前のNASA Apollo画像では、このスタジオと外側とを区別する、暗い「金網」や、黒く塗られた「板壁」が存在していたものがあるが、それらも、もっと「月の夜空」に見えやすい、他の画像へと置き換えられているのだろう。最近のNASAのサイトにある画像からは、「金網」や「板壁」は見つけにくくなってしまった。
 しかし、「色紋解析」という技術が現れた。これにより、NASA Apollo画像5886 の光源が、太陽光ではなく、それに似せた白色光を出す、人工的な照明であることが明らかになった。これによる効果は、切り取って置き換えることのできる「空」などに限定されるものではなく、画像全体に及ぶものである。これはもう、置き換えようがない。

 (Written by KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621, June 11, 2012)

 参照資料
 [1] NASA のサイト history.nasa.gov
   http://history.nasa.gov/ap11ann/kippsphotos/apollo.html
 [2] Apollo Image 5886
   http://history.nasa.gov/alsj/a11/AS11-40-5886.jpg
 [3] 「ゴブリンライス(開発中)の「色紋」解析の能力 (1) 光源」
   http://www.treeman9621.com/C_Program/gor/Ability/LightSource.html
 [4] ゴブリンライス(開発中)
   できれば2012年の秋ごろVectorで市販したいと思っています。
   価格は1万円前後とする予定です。
 [5] 色紋解析
   http://www.treeman9621.com/C_Program/gor/Iromon/Iromon.html
 [6] ゴブリンクォーク4
   http://www.treeman9621.com/C_Program/gqu4.html

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