cpp167 Apollo 17画像の再解析
CPP214 Re-Analysis of cpp167 Apollo 17 Images

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621)@ 9621 ANALYSIS


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 cpp167 Apollo 17 月面探査画像

 cpp167として取り扱った Apollo 17 月面探査画像を図1として集めた。


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図 1 cpp167 Apollo 17 月面探査画像

 画像A

 画像Aについては、宇宙飛行士やアメリカ国旗への光源と、月の空に浮かぶ地球を照らす太陽の方向が異なることを、cpp167では論じていた。
 今回のcpp214では、図2の左上に示したように、アメリカ国旗そのものと、宇宙飛行士の顔面保護部分に写っているアメリカ国旗、そして、月の空に浮かぶ地球を切り取った画像(画像A-void)を作り、これをゴブリンライスで色紋解析した(図2)。これによる「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンは、やはり、太陽光によるものではない。その一つ目の理由はプロットパターンの細さ。二つ目の理由は、GBグラフとBRグラフにおける、中心軸からの「ずれ」。これらは、太陽光によるものではなく、人工的な照明に固有の現象である。



図 2 画像A-voidの色紋解析


 画像B

 cpp167では、画像Bの「月の空」を調べたところ、黒く塗られた壁のような構造が現れた。このcpp214では、画像Bの光核解析(濃淡値192-255)を図3として示す。
 図3では、「月面車と宇宙飛行士、着陸船」と「背景の山」との光源の方向が、まったく逆になっている。「月面車と宇宙飛行士、着陸船」の光源は向かって左の方向にあるが、「背景の山」の光源は向かって右のほうにある。これは、笑える。



図 3 画像Bの光核解析(濃淡値192-255)


 画像C

 画像Cについてcpp167では、あまり明確な証拠を示していなかったようだ。
 このcpp214では、図4として画像Cの光核解析(濃淡値128-255)を示した。手前の「宇宙飛行士と巨石」と、「背景の山」の光源の方向や強さ、あるいは、それらの色味が異なることが分かるだろう。これらの「中間にある、やや緑色がかった月面」の暗さも違和感がある。
 図5(a)では、画像Cの全体を色紋解析した。このときの光源は、太陽光ではなく、少し赤味をおびた、人工的な照明である。この解析パターンによると、画像Cは、「宇宙飛行士と巨石」と「背景の山」と「中間にある、やや緑色がかった月面」が、異なる画像からの合成ではなく、一度に撮影されたものであるように見える。
 図5(b)〜図5(d)は、画像Cから、いろいろな要素を切り取っていった画像(C-void1, C-void2, C-void3)についての色紋解析である。これらの「(存在)色紋グラフ(Exist)」の下にある「色を抽出した帯グラフ」や、右下の「色値表」を見れば分かるように、光源の色味が異なっている。「画像C-void1(近景の月面)」ではやや青味がかかっているが、「画像C-void2(遠景の山と暗い空)」では赤味がかっている。これらの光源は異なるものである。「画像C-void3(暗い空)」は、この部分が「ほぼ白黒画像」であることを示している。まったく異質なものである。



図 4 画像Cの光核解析(濃淡値128-255)




図 5(a) 画像Cの色紋解析




図 5(b) 画像C-void1(近景の月面)の色紋解析




図 5(c) 画像C-void2(遠景の山と暗い空)の色紋解析




図 5(d) 画像C-void3(暗い空)の色紋解析


 画像D

 画像Dについても、cpp167では、これが本物ではないことの明確な証拠を示していない。
 このcpp214では、まず図6として「画像Dの光核解析(濃淡値128-255)」を示そう。これを見れば、「宇宙飛行士と月面車」「近景の月面」「遠景の水平な月面と2つの山」の3つに関して、光源の強さがまったく異なることが分かる。
 図7(a)〜図7(f)として、画像Dから、さまざまに構成した部分画像を色紋解析したものを示す。
 図7(b)の「画像D-void1(宇宙飛行士と月面車を切り取ったもの)」から、このときの光源が太陽光ではないことが分かる。
 図7(c)と図7(d)より、「近景の月面」と「遠景の水平な月面と2つの山」の色味が異なることが分かる。NASAは「地質の違いによる」とコメントするかもしれない。
 図7(e)より、このときの「暗い空」が「人工的につくられた白黒画像ではない」ことが分かる。暗いながらも色づいている。
 図7(f)は「遠景の水平な月面と2つの山」のみの色紋解析である。(d)から(e)を取り除いたものとなる。このときの「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンが、かなり異質なものであることが分かる。色の種類が少なすぎるのである。



図 6 画像Dの光核解析(濃淡値128-255)




図 7(a) 画像D(全体)の色紋解析




図 7(b) 画像D-void1(宇宙飛行士と月面車を切り取ったもの)の色紋解析




図 7(c) 画像D-void2(近景の月面)の色紋解析




図 7(d) 画像D-void2(遠景の水平な月面と2つの山と暗い空)の色紋解析




図 7(e) 画像D-void2(暗い空)の色紋解析




図 7(f) 画像D-void2(遠景の水平な月面と2つの山)の色紋解析


 画像E

 画像Eは完全な白黒画像であった。cpp167では「色加味」解析で色づけてから光源の位置を求めたところ、画像の右上の外のところにあることが分かった。
 図8は「画像Eの光核解析(濃淡値128-255)」である。この画像Eの右上のあたり、何らかの機器の効率を高めるために広げられている「傘」のすぐ上に、「光源のハロー」が写っている。これは明らかに太陽によるものではない。
 これは白黒画像なので、色紋解析しても、画紋解析しても、白黒画像としてのパターンしか得られない。これが偽物であることはcpp167で明確に証明されている。
 図8を観察して分かることは、近景を照らしている光源が右上の外にあることに対して、左上にある、「遠景の山」を照らしている光源が、それとは異なる位置にあるということである。この、「遠景の山」のための光源に由来するハローが、図1(e)の原画像に、ぼんやりと写っている。
 「絵画」としてなら、なかなか凝った構成の、見ごたえのある画像ではあるが、資料としては、まったく、おそまつなかぎりの、どう見ても「失敗作」である。



図 8 画像Eの光核解析(濃淡値128-255)



(Written by KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621@ 9621 ANALYSIS, June 29, 2012)

 参照資料

[1] 画像A
[2] 画像B
  http://astro.vision.free.fr/download/fonds/8/apollo17_1a.jpg
[3] 画像C
  http://smbhax.com/stuff/_apollo17boulder.jpg
[4] 画像D
  http://zuserver2.star.ucl.ac.uk/~idh/apod/image/0012/lunarscape_apollo17_big.jpg
[5] 画像E

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