カラフルな月世界/JAXA かぐや画像m466「雨の海と虹の入江」より
CPP217 Colorful Moon World
/JAXA KAGUYA m466 (Rainy Sea & Rainbow Inlet) Images

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621)@ 9621 ANALYSIS


PDF カラフルな月世界/JAXA かぐや画像m466「雨の海と虹の入江」より

このページの画像はおもにゴブリンクォーク4で解析しました。詳しくは
  「ゴブリンクォーク4 [0] 入手から、準備・解凍・ライセンスキー・起動まで」

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 はじめに

 アポロ宇宙飛行士が月に着陸したかどうかは疑問だが、月の周回軌道を回っていたことは確かだろう。どこで読んだか忘れたが、月面を見た宇宙飛行士が、次のように発言したという。
 「月はカラフルだ。いろいろな色に満ちている。」
 記憶に基づく記述なので、このような表現だったかは確かではないが、ほぼ、このような内容だったと思う。
 cpp216では、月面の明るさが自然なものではないことを「曇天の空の雲の切れ目」で説明しようとした。しかし、今回、同様の手続きで、JAXA かぐや画像m466「雨の海と虹の入江」[1] を調べたところ、上記の宇宙飛行士の発言に沿う事実が明らかになった。
 月はとてもカラフルな世界だ。しかも、なぜ、そのようにカラフルなのか、まったく分からない。月ではいったい何が起こっているのか。ひょっとすると月は、私たちが生活している、この地球とは、まったく異質な世界なのかもしれない。
 このあと、解析によって明らかになったことを示そう。考えるのは、それらを見たあとでよい。

 m466「雨の海と虹の入江」の空は偽物である

 このあとの解析を「本流」としたとき、この問題は「支流」となるかもしれないが、このような「ささやかな流れ」が集まって、「まがうことのない大河」となるのである。
 JAXAかぐや画像に写っている「月の空」は、自然なものではなく、人工的にあてはめられたものである。そのことが、図1 (a) の画紋解析全体の結果によって示されている。全く「かすかな光」さえも認められない。このような「闇」はありえない。たとえ、大気がないとしても、雲のようなものがないとしても、ただの宇宙空間が記録されているとしたら、そこには何らかの「かすかな光」が観測されるものである。そのことは、単純に宇宙空間を記録した画像で明らかになっている。そして、これだけ暗い空であれば、星の一つや二つは、必ず証拠を残しているはずだ。以前私は、これらの「暗い空」を調べて「幽霊雲」というものを想定したが、それは、人工的に作られたノイズパターンだったかもしない。ここでは詳しく解説しないが、それなら理解できるという現象も見つけている。



図 1 (a) m466(1)orgVoid画像(月の空)の画紋解析(org=原, Void=切り取り)
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 次の図 1 (b) は、ゴブリンクォーク4の画紋解析より、さらに解析感度の高い、ゴブリンライスの色紋解析によって、m466(1)画像(のちに説明するCX500再現色としたもの)の「月の空(Sky)」部分だけを残して調べたものである。何も色が検出されていないときは、「白」を意味する Gray(濃淡値)=255 rgb(赤緑青)=(255, 255, 255) が表示される。Gray=0, rgb=(0, 0, 0) の完全「黒」も、個別の色として認められないようになっている。これが、rgb=(0,1,0) のように、わずかでも色成分をもっていれば、きちんと解析される。
これらの結果から、明らかに、これらのJAXAかぐや画像の「暗い月の空」は、まぎれもなく「偽物」である。



図 1 (b) m466(1)orgVoidCX500(Sky) 画像(月の空)の色紋解析
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 JAXA かぐや画像の「色の強さ」は極端に弱められている

 図2は「m466(1)orgVoid画像(月面)の画紋解析(org=原, Void=切り取り)」である。
 この図2の左下にある「画紋グラフ」のパターンを、次の図3の下段のものと見比べてほしい。図3は「モナリザ画紋チャート(Mona Lisa Gamon Chart)」といい、右端のCX100が、ほんとうの色となり、その左側のものは、「色の強さ」を弱めていったものと、その画像についての「画紋グラフ」を並べたものである。
 「図2の画紋グラフのパターン」は、図3のCX010に近いが、余裕を見て、これをCX020と見なしておこう。このとき、ほんとうの色であるCX100へと戻すには、「色の強さ」を5倍すればよい。



図 2 m466(1)orgVoid画像(月面)の画紋解析(org=原, Void=切り取り)
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図3 モナリザ画紋チャート(Mona Lisa Gamon Chart)
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 m466「雨の海と虹の入江」のCX500再現色

 @画紋解析を行うことのできるゴブリンクォーク4に図4のような原画像を取り込んだときは、CX100として取り扱う。
 Aこれらの原画像は色の強さが1/5へと減らされていることが分かっている。
 BこのJAXAかぐや画像を、もとどおりの色へと再現するにはCX500とする必要がある。
 図5に示す「CX500再現色」というのは、@〜Bに示した、このような手続きによって生み出したものである。かすかに色づいていることが分かる。



図 4 m466(1) 原画像
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図 5 m466(1) CX500再現色
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 m466「雨の海と虹の入江」の光核解析(濃淡値96-160)

 一般にウェブなどで取り扱われている画像は、色の値を0から255へと配分して構成されている。このときの「色」というのは、「赤」「緑」「青」の3色のことであるが、これらの値から定まる「濃淡値」を使って考えてゆく。
 「光核解析」とは、0〜255の範囲にある濃淡値の成分の一部(たとえば、ここでは96〜160, 記号の都合で96-160と記すこともある)を、もとの0〜255の範囲へと広げて、画像を再構成することである。
 図6として「m466(1) CX500再現色の光核解析(濃淡値96-160)」を示した。



図 6 m466(1) CX500再現色の光核解析(濃淡値96-160)
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 図6の青い領域の中に「緑の小領域」が方形で現れている。これについての解釈は、後で詳しく示すが、JPEG画像を経由してきたためと考えられる。
 図6で大問題なのは、クレーターの影から判断できるように、太陽の方向が、画面の(向かって/以後略す)右上にあるにもかかわらず、その太陽からの光を、単位面積上たくさん受け取りやすい(夏状態の)右側の月面が暗くて、月面が斜めになって、単位面積上少なく受け取ってしまう(冬状態の)左側の月面が、青いながらも、より明るくなっているということである。これは、地球上では自然なことではない。
 このような段階で、この理由を考えるのはやめ、もっと多くの「事実」を観測してゆくことにしよう。
 次の図7〜図9は、m466(1)についての図6のような解析を、m466(1)から始めてm466(12)まで並べたものである。これらはビデオにおいて時系列となっているが、その時間間隔は任意にとったので規則性はない。


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図 7 m466「雨の海と虹の入江」CX500再現色の光核解析(濃淡値96-160)(1-4)


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図 8 m466「雨の海と虹の入江」CX500再現色の光核解析(濃淡値96-160)(5-8)


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図 9 m466「雨の海と虹の入江」CX500再現色の光核解析(濃淡値96-160)(9-12)

 m466「雨の海と虹の入江」の光核解析(濃淡値0-64)

 上記の解析では「濃淡値96-160」についての光核解析であったが、ここからは、「濃淡値0-64」についての光核解析を行う。「濃淡値96-160」についての光核解析は、暗い部分と明るい部分を切り捨てた、中間部分を再構成したものである。これに対して、「濃淡値0-64」についての光核解析は、全体における、暗い1/4のところだけを残して再構成したものとなる。
 上記の図7〜図9の、暗い月面の部分に「目を慣らして」観察したということになる。図7〜図9では、ただ暗いだけで、色が分からなかっただろうが、このようにすると、暗い部分の色がよく分かるようになるわけである。
 黄色い領域の中にぽつぽつと現れる「緑色の小領域」が方形になっているのは、ビデオ撮影による感度の問題と、ここまでの解析の途中で、ウェブを経由したため、JPEG画像となっていたことがあるためと考えられる。JPEG画像は、画像を1ピクセルことではなく、さまざまな大きさの方形でとらえてゆき、その情報を重ねてゆくという手法をとって、画像の情報量をきょくたんに減らそうとしているのである。
 「緑色の小領域」だけではなく、「赤い小領域」のかたまりも現れてくる。



図 10 m466(1) CX500再現色の光核解析(濃淡値0-64)
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図 11 m466「雨の海と虹の入江」CX500再現色の光核解析(濃淡値0-64)(1-4)


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図 12 m466「雨の海と虹の入江」CX500再現色の光核解析(濃淡値0-64)(5-8)


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図 13 m466「雨の海と虹の入江」CX500再現色の光核解析(濃淡値0-64)(9-12)

 考察

 分かったことを整理しよう。
 JAXAかぐや画像の「月の空」は人工的な「黒」に置き換えられている。
 JAXAかぐや画像は「モナリザ画紋チャート」のCX010〜CX020に対応する程度に「色の強さ」が弱められている。
 JAXAかぐや画像の「色の強さ」をほんとうのレベルへと変換したCX500画像により光核解析を行った。
 このとき、濃淡値96-160を残して0-255へと広げたものでは、太陽光が斜めに差し込む(冬状態の)領域で、「青い光」が比較的明るく月面を照らしている。ここには、かすかに「緑の光」がぱらぱらと現れることもある。
 もう一種類の、濃淡値0-64を残して0-255へと広げたものでは、太陽光がまともに当たるはずの(夏状態の)領域で、「黄色い光」が広く覆っている。ここには、かすかに「緑の光」が離散的に(ぱらぱらと)現れている。さらに、まとまった「赤い光」がm466(8)からm466(10)の右下に現れている。
 どちらにも現れている「緑の光」を共通項として、これらの光を「明るさ」の順に並べると、次のようになろう。




 地球で見られる「虹」のスペクトルの順かもしれない。何らかの物質によって屈折されたのだろうか。地球の「虹」では雨粒や霧にある水滴がレンズの役目をしている。しかし、このように、広い範囲に投影されるものではない。
 太陽は右上のほうにある。そちらから差し込んだ光のうち、「赤い光」がまず屈折されて、「黄色の光」「緑の光」と屈折されてゆき、最後に「青い光」が残るということになろうか。  つまり、地球では、大気によって、もっぱら「青い光」が散乱されてゆくが、月世界では、「青い光」は最後まで残って強く輝くのである。
 月には、おそらく「大気がある」に違いない。そうでなければ、この現象を説明する「道具」が見いだせない。そして、その「大気」は、地球のものとは何らかの意味で異なっている。何がということは、まだ、よく分からないが、このような現象を生み出す、何らかの原因となる性質をもっていることだろう。
 おおよその思考プロセスを論じたが、これでは、説明の「外枠」をなぞっただけである。
 さらなる「事実」を見出して、より詳細な「仮説」を組み立てられるようにしてゆく必要がありそうだ。

 (Written by KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621@ 9621 ANALYSIS, July 2, 2012)

 参照資料

[1] 雨の海と虹の入江
  http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0320b/contents/mission/m466/index.html

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