テクスチャーBOON解析の詳細表現
Detailed Expression of Texture BOON Analysis

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 はじめに

 テクスチャーBOON解析の表現形式を変更しました。
 対象画像についての解析結果としての出現率(APPEARANCE RATE)や偏差値(DEVIATION VALUE)の数値をグラフに表示し、また、これらの値を、仮想本物参照画像や偽物画像、そして、対象画像についての標準偏差のグラフの下に表示することにしました。
 このような変更を示すサンプルもかねて、ufocasebook.comの2004年のUFO画像についての解析をいくつか示そうと思います。ucb2004[1]については紹介ずみですから、ucb2004[2]から始めることにします。

 ucb2004[2]のテクスチャーBOON解析

 図1としてucb2004[2]の原画像とUFO拡大を示します。ucb2004[2][32]のucb2004[2]までが分類コードで、[32]が拡大率です。


図1 ucb2004[2]の原画像とUFO拡大

 図1(b)のUFO拡大画像を解析の対象画像としてテクスチャーBOON解析したときの、デフォルトページ(dft)の全景が図2です。左をスイッチ柱、中をBOONマップ、右をBOONグラフと呼ぶことにします。
 スイッチ柱の説明は略します。BOONマップを図3に、BOONグラフを、少し置き換えて図4に取り出して示します。


図2 ucb2004[2][32]のテクスチャーBOON解析
(画像をクリック → オリジナル画像のページへ)


図3 ucb2004[2][32]のテクスチャーBOONマップ

 図3のBOONマップについては何も変更していません。
 図3の棒グラフの上側が、図4のAPPEARANCE RATE(出現率)に対応しています。ただし、本来の出現率ではなく、さいしょに観測して求めた出現率の平均値aveからnor=50/aveという正規化係数を決めて、この値をもとの出現率に掛けて、全体の平均値が50あたりになるように正規化したものです。以前は100[%]と添えてあったものを、ただの100に変えました。ほんとうの出現率ではなく、正規化して指数化した出現率となったわけです。そのため、指数の100を超えることもあります。
 この指数化した出現率の、各植物解析(algae, bean,…, wheat)についての、横に広がっている各画像についての分布について求めた偏差値を、図4の、DEVIATION VALUE のグラフに表示してあります。
 グラフの左の、各植物解析名の後に、対象画像の値である赤い縦線の値を、赤色の数字で表示することにしました。これらの数字は、図5の標準偏差プロットで再度表示します。
 実は、これらの値が異常に大きなものとなって、グラフの右からはみ出てしまい、見えなくなることがあるのですが、そのようなときでも、この赤い数字を読むとで、どのような異常が起こっているのかを知ることができます。


図4 ucb2004[2][32]のテクスチャーBOONグラフ

 図5は「ucb2004[2][32]のテクスチャーBOON解析の標準偏差プロット」ですが、ここでの変更は3つあります。
 その一つ目は縦軸(Y)の目盛を小さくして100まで広げたことです。916という画像は「キメラミームの蜂」というもので、完全なイラストです。以前のプロット図では、上に飛び出してしまっていました。
 二つ目の変更は、1/4画像の左に、対象画像について解析した、正規化した出現率(AR)と、その偏差値(DV)の値を数字で表示したということです。直感的には図3のBOONマップの棒グラフを見ると分かりやすいのですが、図5の数字だけを見て、どこに異常があるのかを読み取ることができます。
 三つめの変更は、最下行のところの、対象画像の名称のあとに、これについての、ARとDVの値の広がりを見る標準偏差(STANDARD DEVIATION)の値を添えたことです。これらの値は、図4の2つのグラフの右下に表示してあるのですが、これも図5に書き込むことで、最終的に、図5のような標準偏差プロットの図だけで、今回の解析のあらましを理解できるようになりました。
 このような理由により、この後の解析では、BOONマップとBOONグラフの取り出しは省略します。


図5 ucb2004[2][32]のテクスチャーBOON解析の標準偏差プロット

 図5の左下にあるDVの値は、およそ50に近い値となっています。図3のBOONマップの様子を、全景の画像で見れば、直感的に分かりやすいでしょう。その下側の棒グラフで、濃い赤色(えんじ色)や黒が現われていなくて、hop, pine, ryeの、3つあたりの表示がかすかなものとなっているなら、異常な解析結果とはならず、XYプロットのところで、901から909の色丸プロットが分布している、仮想本物UFOゾーンあたりに赤丸がくることになります。つまり、今回の対象画像にあるUFOは、仮想本物UFOグループの仲間とみなせるわけです。
 「詳細表現」としての変更についての説明は、ここまでとします。
 このあとは、いくつかのサンプルにっいて解析したものを提示して、かんたんな説明を加えます。

 ucb2004[3]〜ucb2004[5]のテクスチャーBOON解析

 ufocasebook.comの2004年のUFO画像は、[1]から始まって[5]までの5つが、そろって、仮想本物UFOグループに含められるものでした。このころは、写真の技術も完成していますし、コンピュータグラフックによって生み出される偽物UFO画像のレベルも高くないので、本物らしいUFO画像が比較的多く集められています。


図6 ucb2004[3] の原画像とUFO拡大


図7  ucb2004[3][64]のテクスチャーBOON解析
(画像をクリック → オリジナル画像のページへ)


図8  ucb2004[3][64]のテクスチャーBOON解析の標準偏差プロット


図9  ucb2004[4] の原画像とUFO拡大


図10  ucb2004[4][64]のテクスチャーBOON解析
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図11  ucb2004[4][64]のテクスチャーBOON解析の標準偏差プロット


図12  ucb2004[5] の原画像とUFO拡大


図13  ucb2004[5][64]のテクスチャーBOON解析
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図14  ucb2004[5][64]のテクスチャーBOON解析の標準偏差プロット

 これらの3つのUFO画像の、いずれの(これだけを取り出していませんが)BOONマップの偏差値棒グラフにおいても、濃い赤や黒といった、異常に大きな値を意味するものが現われていません。植物解析のhop, pine, ryeのところが、いずれも鈍感な反応となっており、出現率が小さくなっています。これらの結果、標準偏差プロットでの赤丸の位置が仮想本物UFOゾーンあたりになるわけです。
 これらの3つのUFO画像についてBOON解析した結果、いずれも、仮想本物UFOグループの仲間と認められるものでした。

 ucb2004[7]のテクスチャーBOON解析

 [5]と[7]の間に[6]のUFO画像もあるのですが、これは完全な偽物UFOでした。あまり議論することもないので、より微妙なパターンとなっている[7]について説明します。
 図15に「原画像ucb2004[7]とUFO拡大ucb2004 [7][16]」を示しましたが、このUFO拡大画像の、ぼんやりとした感じは、これまで示した、(仮想本物UFOグループとみなせる)本物らしいUFOと、非常によく似ています。


図15  原画像ucb2004[7]とUFO拡大ucb2004 [7][16]

 この図15(b)のUFO拡大画像を解析対象としてテクスチャーBOON解析したものが図16です。
 植物解析中段左から3つ目のhopの偏差値の棒グラフで黒色となっています。その下のryeでもえんじ色で、いずれも異常な値が現われています。


図16  ucb2004[7][16]のテクスチャーBOON解析
(画像をクリック → オリジナル画像のページへ)

 図17の標準偏差プロットでは、赤丸の位置が、少し微妙な位置となっています。色丸の仮想本物UFOグループと、灰色の偽物UFOグループとの、中間位置です。
 UFOの周囲にある、背景の空の影響が混じっているという可能性も考えられますので、図18のような、よりUFOについて拡大した画像を作り、これについてBOON解析します。
 このような操作によって、UFOそのものの情報に集中したとき、仮想本物UFOの仲間であるものは、このゾーンのほうへと近づくなり、含まれるという動きを見せます。


図17  ucb2004[7][16]のテクスチャーBOON解析の標準偏差プロット


図18 ucb2004 [7][32]


図19  ucb2004[7][32]のテクスチャーBOON解析
(画像をクリック → オリジナル画像のページへ)

 中段左から3つ目のhopや、その下のryeでの異常は消えましたが、代わりに、上段左から2つ目のbeanと、その下のgarlicで黒いバーが現われ、異常となってしまいました。図20で、赤丸のプロットは、右端のほうへと大きく動いてしまいました。これは普通のふるまいではありません。仮想本物UFOグループの仲間とみなすことはできません。


図20  ucb2004[7][32]のテクスチャーBOON解析の標準偏差プロット

 ゴブリンアイ解析とウェーブレット解析による検証

 図15(b)の画像Aについて、ゴブリンアイ解析とウェーブレット解析を組み合わせ、さらに詳しく調べました。


図21 画像Aのゴブリンアイ解析(画像AG) [7][16]GE(1eD)


図22 画像AGのχ15解析 [7][16]GE(1eD)_onACI(kai15)8(64)

 ゴブリンアイ解析や光核解析で「かすみ」部分を取り除いてからχ15解析すると、本物らしいものでは、何か構造的なパターンが見えてくることがあるのですが、このUFOでは見えません。


図23 画像Aの15L解析 [7][16]GE(1eD)_onAGI(15L)8(0)

 比較のため、仮想本物UFOグループの仲間と認められる、ucb2004[2][32](画像Bとします)について同じ解析をしたものを示します。


図24  ucb2004[2][32]のゴブリンアイ解析(画像BG)


図25 画像BGのχ15解析 [7][16]GE(1eD)_onACI(kai15)8(64)


図26 画像BG の15L解析 [2][32]GE(1eD)_onAGI(15L)8(0)

 図25のχ15のパターンから、このUFO画像がイラストなどで作られたものではないことが分かります。チョコレートが溶けたようなパターンが現われていませんし、機体の壁あたりの厚みが観測され、水平面のあたりに細い空隙状態のすきまパターンがあり、中央上部と下部に、壁がないかのような、広い空隙状のパターンがあります。
 ほんもののUFO(と思われるもの)を観測すると、3つの色版で異なるサイズのパターンとなり、それらが重なっているように見えることがあります。これがまさにそれです。
 図24〜図26と比べると、uvb2004[7][16]についての図21〜図23のパターンは、このUFOが人工的に作られた、単なる画像にすぎないもので、空を飛んでいる実体を撮影したものではないことが分かります。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Jan 15, 2016)

 参照資料

[2] http://www.ufocasebook.com/starksborovermontjan2004large.jpg
[3] http://www.ufocasebook.com/melbourneaustraliajan2004large.jpg
[4] http://www.ufocasebook.com/tasmaniaaustraliajan2004large.jpg
[5] http://www.ufocasebook.com/maltasighting.jpg
[7] http://www.ufocasebook.com/butahlarge.jpg

 

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