テクスチャーGEMINI解析
Texture GEMINI Analysis

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 はじめに

 テクスチャーGEMINI解析は、テクスチャーBOONA解析でペア解析の出現率の結果を求めてから平均化するというところを、@プログラムの内部で平均化するとしたうえで、A下部解析の種類を6から9へ拡張したものです。

 テクスチャーGEMINI解析のプロセス

 テクスチャーGEMINI解析のプロセスを説明してゆきます。
 サンプルとして選んだ対象画像を図1とします。これは「鎌倉上空の不思議な雲」です。


図1 鎌倉上空の不思議な雲

 この「鎌倉上空の不思議な雲」について(ペア解析の出現率を平均化する前の)テクスチャーBOON解析を行ったときの、下部解析としての、hop解析とlime解析のところだけを取り出したものが図2です。ウェーブレットマトリックスのhopを左に90度回転させたものがlimeとなっています。テクスチャーBOON解析では、これらのhopやlimeでウェーブレット解析した結果の画像が示され、棒グラフの上下として、それらの(上)出現率と(下)偏差値とが、それぞれ描かれます。これらは左右で同じとはなっていません。


図2 テクスチャーBOON解析のhop解析とlime解析

 テクスチャーBOONA解析においては、hop解析とlime解析について、同じウェーブレットマトリックスを使いますが、図2で得られた出現率の15と51を平均化した33を、hop解析とlime解析の出現率として置き換え、この後のプロセスを進めてゆきます。
 解析結果の画像は違いますが、出現率が同じとなります。この点で少し違和感が残ります。


図3 テクスチャーBOONA解析のhop解析とlime解析

 テクスチャーGEMINI解析では、90度回転して重なる2つのウェーブットマトリックスを使いますが、このとき、回転の方向は常に右回りとしました。このため、hopは同じですがlimeの代わりとして、(青と赤で区別している)正負を反転させた(-1)limeとなります。
 図4では90度回転して重なる2つのウェーブットマトリックスを並べて表示していますが、実際は、2種類の解析ページを表示するときのGEMINIマップにおいて、片方ずつ表示します。


図4 テクスチャーGEMINI解析のG5解析

 図5はGEMINI解析で使う9組のウェーブレットマトリックスです。


図5 テクスチャーGEMINI解析の18種類のウェーブレットマトリックス

 図6はGEMINIマップです。G1からG9の下部解析を3×3でまとめたものです。ここでは図5の左側のウェーブレットマトリックスが示されています。
 ウェーブレットマトリックスの右に(上)出現率(下)偏差値の棒グラフとそれらの値が示されています。
 テクスチャーGEMINI解析では出現率の正規化のための中心値を、50ではなく、32としました。プログラムの内部で出現率が求まったら、ただちに平均値をもとめ、それが32となるように正規化係数を定めて、もとの値に掛けて正規化しています。


図6 GEMINI解析のGEMINIマップ

 図7はGEMINIグラフです。GEMINIグラフは(上)APPEARANCE RATE(出現率)と(下)DEVIATION VALUE(偏差値)の2つで構成されています。解析対象画像が、ここでは、APPEARANCE RATE(出現率)のグラフに重なっていますが、これは後から加工したもので、実際は、これらのグラフの下に表示されます。
 かすかに色がつけてある細い縦線は、のちに図9で示す、仮想本物UFO(801〜909)の解析結果です。太い赤線は、今回解析している対象画像についての解析結果です。
 (上)APPEARANCE RATE(出現率)では、正規化のための基準値を32としたため、うまく100までにおさまってくれました。SD(AR)=16.4というのが、このときの対象画像の、太い赤線の値(出現率)についての広がり方を示す標準偏差(Standard Deviation)です。
 このAPPEARANCE RATE(出現率)に示してある、かすかに色がつけてある細い縦線が、仮想本物UFOによるデータですが、これの散らばり方と、その位置が、このあとの解析で重要になってきます。マラソンレースにたとえると、G2がトップで、G1, G3, G4が第2グループ、G6, G7, G5がこの順に続いて、最後尾争いをG8とG9でやっているという状況です。このように、先頭から末尾まで、適度にばらつくように、いろいろ調整しました。
 (下)DEVIATION VALUE(偏差値)は、G1からG9の、それぞれの下部解析の中での偏差値を求めて表示してあります。SD(DV)=5.1が、この対象画像の、太い赤線の値(偏差値)についての広がり方を示す標準偏差(Standard Deviation)です。
 これらの偏差値の中心はすべて50.0です。それを中心として、適度に広がっています。これも重要なポイントでした。


図7 GEMINI解析のGEMINIグラフ

 図7に示した、対象画像についての出現率の標準偏差SD(AR)偏差値の標準偏差SD(DV)を、(X, Y)グラフにプロットしたものが、次の図8のGEMINIプロットです。これには[GEMINI] STANDARD DEVIATION (X, Y)というタイトルをつけてあります。
 BOONA解析までのプロットでは、●で座標をプロットしたあと、その少し上にコード番号を記していましたが、仮想本物UFOや偽物UFOのデータ数が多くなって見づらくなったので、プロットグラフの中は●だけにして、それらのコードと座標を外に印字することにしました。
 図9が仮想本物UFOや偽物UFOの凡例画像です。この図9はここだけのもので、プログラムでは現われません。


図8 GEMINI解析のGEMINIプロット


図9 GEMINI解析の仮想本物UFO(801-909)と偽物UFO(910-928)

 「巨大な黒い天使」

 これまでとりあつかっていないUFO画像について、上記のテクスチャーGEMINI解析がどのように適用できるかを示します。
 次の図10は、Gigantic Black Angel(GBA)の、UFO部分についての拡大画像です。次のサイトから画像を採取しました。
 Gigantic Black Angel Shaped UFO Caught On Camera Over California | UFO Sightings 2015


図10 Gigantic Black Angel(GBA)

 Gigantic Black Angel(GBA)についてテクスチャーGEMINI解析しました。
 図11が、そのGEMINIマップです。


図11 Gigantic Black Angel(GBA)のGEMINIマップ

 上の棒グラフ(出現率)の色は単色ですが、下の棒グラフの偏差値では、あらかじめ決めてある値の範囲で色が変わります。
 このGigantic Black Angel(GBA)の解析では、G1, G2, G4の偏差値が小さすぎ、G5, G9の偏差値は大きすぎます。これらの偏差値を計算するときの基準は仮想本物UFOだけで求めていますので、これだけの異常があるということは、仮想本物UFOのグループから見て異質だということになります。


図12 Gigantic Black Angel(GBA)のGEMINIグラフ

 Gigantic Black Angel(GBA)の解析値が異質だということは、図12での赤い太線の位置によっても判断することができます。
 次の図13がGigantic Black Angel(GBA)のGEMINIプロットです。赤い丸の位置は、これまで調べてある偽物UFOのグループにしっかりと含まれています。


図13 Gigantic Black Angel(GBA)のGEMINIプロット

 このGigantic Black Angel(GBA)は偽物UFOと考えられます。
 この解析のほかにも、偽物UFOの証拠は、いくつか上がっています。

 「羽のように見えるUFO」

 図14はufocasebook.comのUFO画像2000-2003のところにある、(私が名づけた)[21] feather です。「羽のように見えるUFO」と名づけておきます。
   ここでは、全体像ではなく、一部を拡大したものを解析対象としてあります。


図14 ufocasebook.com 2000-2003 [21] feather「羽のように見えるUFO」

 「羽のように見えるUFO」についてテクスチャーGEMINI解析を行いました。
 そのときのGEMINIマップが図15で、GEMINIグラフが図16で、GEMINIプロットが図17です。


図15 「羽のように見えるUFO」のGEMINIマップ


図16 「羽のように見えるUFO」のGEMINIグラフ


図17 「羽のように見えるUFO」のGEMINIプロット

 この「羽のように見えるUFO」の解析結果は、仮想本物UFOグループのプロット上限あたりに位置しています。きわどい位置です。さらに詳しく調べる必要があるようです。

 あとがき

 このテクスチャーGEMINI解析は、実は、第2バージョンのものです。
 第1バージョンのものを、さらに改良して、解析のレベルを引き上げました。
 大きな変更点は2つあります。
 @ 解析アルゴリズムで、より緻密な計算をするようにしました。
 A G8とG9のウェーブレットマトリックスのパターンを変えました。
 これらにより、仮想本物UFOのプロット領域が安定しました。
 これまで仮想本物UFOのプロット領域にまぎれこんでいた、巨大な茶色の物体GBO(レンズについたゴミと推定)などの、いくつかの偽物UFOが弾かれましたが、2つほどの小光体UFOは分離できませんでした。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Feb 18, 2016)

 

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