「キメラミーム 2」ブランチ
Chimera Meam 2 Branch

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito, treeman9621)

「キメラミーム2」ブランチページへもどる

 手狭になった「キメラミーム」ブランチ

 「キメラミーム」ブランチの中にある「幽霊変換」という論文ページは、「黒月樹人のホームページ」において、看板ページに相当する。最初から、このようなものができていたわけではなくて、あれこれと試行錯誤を繰り返し、テーマを探しつつ、存在意義のあるウェブページを作ろうと心掛けていたものだ。
 いつのまにか気がついてみると、「キメラミーム」というブランチページは、左右2列のスタイルでも、ディスプレイ2面くらいの広さを必要とするようになった。しかし、ここに含めるべきページは、さほど増えなくなり、新たに設けた「キメラマインド」や「オクターブの影」へと、新たなテーマに関するページを収めるようにし、「キメラミーム」に所属しそうなページについては、「キメラミーム外伝」と章分けのタイトルを付けて、無理やり末尾に押し込んだ。

 清家新一マニア

 これらの「キメラミーム外伝」のページを生み出すこととなったのは、私自身の関心からではなく、ある外国の人(Aとしよう)からの質問や依頼に答えてゆくことで、なんとなく学習やら考察を深めていった、その余波のようなものであった。実はAは「清家新一マニア」だった。すでに亡くなっておられた清家新一氏のことを、Aが示してくる情報に準じて、詳しく調べ、日本でこそ分かる、微妙な詳細情報を分析し、外国語(実は英語)に翻訳して、メールで伝えた。
 かつて、私も、若いころには、清家新一氏の著書を買って、電磁気学に関わる、難しい内容を読み切ることができず、すごい人だなあと思っていたものだ。ところが、私は、どのようなわけか、思考言語コアというものを生み出し、自分自身の知能を高めるプロセスを開発し、アインシュタインの特殊相対性理論、そして、その中で論じられていたローレンツ変換というものに、論理的な矛盾があることを見出すことができて、これらが、まったくの空論であることを論じることができるようになった。このようになってから、何十年かぶりに清家新一氏の著書を読んでみると、あまりにも、論理の展開が飛躍しすぎていて、さらに、空論ということが明らかになった、アインシュタインの特殊相対性理論や、ローレンツ変換、そして、特殊相対性理論のベースとなるローレンツ項を、まったく、何の考慮もなく、盲信的に組み込んでいることが分かった。ただ、実験的には、何らかの未知の現象についてチャレンジしていそうだということは分かってきた。しかし、その成果へとたどり着くことなく、清家新一氏の、今回の人生は幕を閉じた。
 これだけなら、「キメラミーム」の中に押し込んだ「キメラミーム外伝」のページ群だけでことたりたのかもしれない。

 電磁気学の新しい現象

 ところが、もう一人、今度は日本の人(Bとしよう)が、新たな情報を伝えてきた。メールで質問に応えてゆくうちに、電磁気学の分野において、新たな現象が見つかって、それに基づいて、入力エネルギーの100%を越える出力の装置を、すでに生み出している人がいるということであった。B氏は、独自の観点と方法によって、その現象を理解し、理論化しようと考えているようだが、こちらも、論理に飛躍がありすぎて、確かなものと表現することができないものだった。

 スカラー電磁波

 もう一つ語っておかなければならない要素がある。それは「スカラー電磁波」というものである。A氏のための「清家新一レポート」をまとめてゆく過程で浮かびあがってきたものであるが、マックスウェルの方程式で説明されている、電場と磁場による、ベクトルの性質をもつ電磁波とは別に、スカラーポテンシャルに関する電磁波(のようなもの)が存在して、すでに兵器として利用されているとか、されていないとか。あまり詳しいことは分かっていないのだが、この「スカラー電磁波」というものが、ほんの入り口程度の実験によって、すでに研究されているものの、そこから、もっと科学的かつ理論的に説明されるほどの進展がなされていないようなのである。ひょっとすると、武器や兵器としての観点から研究が進んでいて、このため、秘密のベールに包まれているのかもしれない。
 この「スカラー電磁波」を生み出す装置らしきものが、すでに見出されている。「無誘導コイル」というものだ。清家新一氏が研究していた「実験円盤」というものの中に、これと同じ構造をもつ部分が見出された。
 上記の「電磁気学における新たな現象」というものにおいても、この「無誘導コイル」に相当するものが利用されているらしい。そこのところが、エネルギーの保存則を破っていることになる、まったく新しい装置の「秘密」のようでもある。

 ToM

 もう一人、メールなどでの交流はないが、これらのことに大きく影響をおよぼしている人が日本にいる。その人のハンドルネームはToMである。ToM氏は、これらに関わるさまざまなことを、論文調のPDFファイルとして、某サイトに投稿していた。これは何年も昔のことで、その某サイトの活動が下火となっていたものの、かろうじて残されていたPDFファイルを取り込み、その情報を調べてゆくことになった。
 これらの中でToM氏は、「スカラー電磁波」の理論的な公式を導いている。これは驚くべきことであった。ただし、このような内容のPDFファイルを手に入れていたものの、難解な数学的表現を詳細にたどるためには、私自身に、もっと自由で、じゅうぶん多くの時間が必要だった。

 「新しい現象」を説明する動機

 幸か不幸か、現在の私は、世の中にある、ごくごく普通の仕事に就くことができて、生活の基盤を安定させることができていた。生きるために必要なものを、これによって生み出すことができ、5年に一度くらいの、車のタイヤ交換のための費用を支払うこともできた。そのような余裕が得られるためには、土曜や祝日を無視した、連日の残業つきの仕事に打ち込む必要があった。しかし、さすがの正月には、これらの仕事も一段落し、まとめて休みがもらえた。
 この休みを利用して、私が最初に取り組んだのが、「ベクトル解析」と、「流体力学」あるいは「連続体の力学」と、「電磁力学」のテキストを、並べて、必要なところを読み下すことであった。このときの、指標となるToM氏の論文を、そばに置いて、これを読み下すために必要な知識を吸収したわけである。
 そして、ある程度の準備が整った段階で、その、指標となるToM氏の論文の、むつかしい数式の展開の、省略されていてパズルの空白となっている、数式の詳しい変化部分を埋めることにした。
 ところが、これがうまくいかなかった。まだ確定したものではないが、ひょっとすると、ToM氏は、何らかの計算手続きを誤ったかもしれない。どうしても取り去ることのできない記号が残ってしまうのだ。
 これらの「謎」を調べてゆく過程において、「ベクトル解析」と「電磁力学」のテキストを読み、ToM氏の論理の流れについて考えてゆくうちに、ベクトル形式の電磁波の存在がマックスウェル方程式の変形によって見出されたのと同じ手法によって、スカラー形式の電磁波というものが存在するとしたら、この方程式も、すでに導かれているということに気がついた。ただし、そのような式の変形が意味するものについて、何もコメントされていないだけである。「スカラー電磁波」というものが存在するというヒントや、これに関わって、新たなエネルギーシステムが構築できるとか、重力に打ち勝って動くシステムへと結びつくかもしれないというような、この星における正当的な科学者たちが笑い飛ばすようなものを、そのような段階で説明しようというような、多くの人から支持されるような動機付けは存在しなかったのであろう。しかし、2011年の変化からつづく2012年の今においては、これらの「新しい現象」を説明する動機が、明らかに生じている。

 Menoの論文

 ToM氏が影響を受けたらしい論文のリストの中に、Frank M. Meno の「流体力学としての電磁気学」があった。これは2ヶ月ほどまえに、近くの都市にある、総合大学の図書館へいってコピーしてきたものだ。A4で、わずか2ページほどの論文であるが、ベクトル解析の記号がたくさん使われていたので、すぐに読み下すことができなかった。
 正月休みの、年末の一日で、何冊かのテキストを読み下し、必要な知識をそろえ、ToM氏の論文を詳しく調べたところ、計算プロセスがうまくつながっていなかった。それでは、このMeno論文はどのようになっているのかと考えた。
 英語のままでは、むつかしいところをあいまいにしたまま読んでしまう。これも、きちんと日本語へと翻訳しておくべきだと思った。正月の一日と二日とを、これに充てた。ただし、この二日間にこなさなければならない用があって、ほぼ半日ずつを使う必要があった。
 かくして、生み出したMeno論文の日本語翻訳文を、せっかくのことであるから、黒月樹人のホーヘムページに収録しておくことにした。これに近いものが含まれていたのが「キメラミーム」のブランチである。しかし、このスペースはもうぎっしり埋めつくされていた。そこで私は、新たに、このような考察によって生じるページを収録するブランチを生み出すことにした。それが「キメラミーム 2」である。
 (Written by KULOTSUKI Kinohito, Jan 3, 2012)

 

「キメラミーム2」ブランチページへもどる