ChMd10 COSMIC HALF 2 水星探査_3
ChMd10 A Exploration on Mercury_3
黒月解析研究所 (KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION)
ChMd10 COSMIC HALF 2 水星探査_3

ゴブリンクォーク4 [0] 入手から、準備・解凍・ライセンスキー・起動まで

@水星探査_3

 Fig.59の赤領域にある暗い領域のクレーターには、「好奇心をそそる暗いハロー(An Intriguing Dark Halo)」という名称がついている。Fig.60の解像度の大きい画像は、メッセンジャーによって、200886日に撮影された。NASAの解説文によると、少女の顔のようにも見える、このクレーターの大きさは、直径180kmであり、暗いハローと呼ばれる領域は、岩石などのミネラル成分の構成が、周囲のものと異なるのだろうと述べている。この領域には、色が異なるどころの違いではなく、さらに好奇心がそそられる、驚くべきものが数多く存在するのである。NASAの原画像は東西南北を考慮して、上が北になるようにしてあるようだが、光が上から来ているほうが認識しやすいので、90度左回転させたものを用いることにする。



 Fig.60の「90度左回転させた画像」から、上のほうにある、少女の顔の逆立ち画像を、次のFig.61へと切り出し、そこに、A[12]の配列で、解析領域を指定した。



 A1領域をFig.62でのマジカルフィルターと異なるもので、コントラストをもっと強くして、水星の岩石や土の色を黒へと落としてゆくと、Fig.63のようになり、おそらく、土や石ではない、人工的なものが残ってゆくことになる。小領域は色で区別した。

 Orangeの何かは、地球における電熱器の形状に似ている。脚のある台の上に、光るものが乗っているようだ。Water Blueの何かは、薬のカプセルに似ている。ただし、もっと巨大なものである。水星の赤道半径は2440kmと理科年表に記されている。この値に基づいて、Fig.59の水星と、この少女の顔のクレーター、さらには、解析領域の大きさや、薬のカプセルのような構造体へと、ピクセル数で比例計算してゆくと、このカプセルのようなものの長さは、4170mということになった。およそ4kmと考えてよい。かなり巨大なものである。地球上で、このような構造体を創造するのは困難だ。Yellowの何かは、イノシシの顔に似ている。しかし、これも巨大なものである。10kmから20kmの径を持っているはずだ。Light Greenのものは、何かの台に乗っているが、Water Blueの巨大なカプセルと同じもののように見える。RedBlueの何かは、1000m前後のようだ。

 ここで計算した値を紹介すると、次にも示す解析結果画像の横幅は、解析後の画像として1024から少し削り取って、およそ1000[pixel]になっているが、これが60[km]に相当する。Water Blueの巨大なカプセルは、この画像の中で、70[pixel]の長さであった。よって、この長さをxとおけば、x = 70[pixel]×60[km]1000[pixel] = 4.2[km]となる。ちなみに、解析後の画像においては、1[pixel] 60[m]に相当する。

 A2領域には、Fig.61の解像度で、すでに奇妙なものが映っている。少女の顔の、左耳に、イヤリングのような、丸い輝くものがあるのだ。次のFig.65Redと指定したものである。これは、長細い皿の上に、完全な球体が3つ並んで乗っているというものである。UFOなのかガスタンクなのか、その正体は分からないが、人工物であるということはわかりやすい。「皿」の長径は9.2kmで、球体の直径は2.7kmである。

 上記の解析にならって、岩や土の色を黒へと落としてゆくと、反射率の大きいものや、自ら光っているものが残ってゆく。これらが消えてしまわない程度に暗くしたFig.65には、他にも幾つか不思議なものが映っている。

 Orangeの何かは、巨大な構築物のようだが、タコに似ている。しかし、地球のタコとは異なっていて、背後に、長く伸びた貝殻のようなものをもっている。地球のタコやイカが古代にもっていたものである。脚は、対になっていれば、4本あることになるが、8本でなればならないという必然性はない。このようなデザインの生命体が、どこかにいて、それを真似したものか、あるいは、そのような生命体そのものであるという可能性もある。まったく、地球でのSF小説の発想を、はるかに飛び越えている。

 Moss Greenの何かは、イルカの顔に似ている。余分なものを黒く落としてみると、このような、きれいな曲面をもったものとして現れることになる。これは、ひょっとすると、飛んでいるのだろうか。

 Blueの構造体は、もっと広いものであるが、中心付近だけを切り出した。これは、地表にあるものだろう。他のものより、明るく輝いている。

 Yellowも、地表に存在する何らかの構造体のように見える。右端に光る球体をもっている。何らかの施設かもしれない。

 次はA3領域である。これも、全景を見るためのFig.66から、さらにコントラストをあげつつ、暗くしてゆくと、Fig.67のようなものが残ってくる。Redの構造体によく似たものは、A2領域のBlueである。おそらく、地表にある、巨大な施設のようなものだろう。Moss Greenのものは、三つ並んだ球根の上に、尾ひれをもった魚が、やや斜めになって乗っているように見える。Sky Blueのものは、鳥もしくはイルカの頭部に見える。Whiteは中央がへこんだクッション、もしくは、洋式トイレの中蓋の形に見える。Orangeは、少し輝いており、ヒレのようなものをもった光体の対である。YellowFig.66の全景で見たほうが分かりやすいかもしれない。何やら腕などをもった、二対の細長いものが並んでいる。これらの正体を特定する段階ではないが、自然なものではないということは分かるだろう。



 A4領域には、この少女の顔のクレーターの縁が含まれていない。ただの水星の原野である。それでも、明るさとコントラストを調整してゆくと、Fig.69のように、いろいろなものが残ってくる。Redの部分は、広くて、複雑で、何が浮き上がってきているのか、よく分からない。分からないと言ったら、すべてのものの正体が分からない。ただ、少し明るくて、集中していて、形がありそうなものを並べただけである。Greenの領域の明るいものは、顔だけであるが、犬に見えているのは、ただの目の錯覚かもしれない。Sky Blueのところのものも、何らかの生命体に見えてしまうが、これも、単なる偶然かもしれない。Whiteの小さな球体は、羽をもつクリオネの頭部ではないのだろう。Orangeの光体については、情報量が少なすぎる。Yellowの中には、グローブのようなものがあるが、その中に入っているものは、残念ながら、ボールではない。



 A5領域には、明らかな人工物がある。次のFig.71Red領域にあるものだ。Fig.70の画像とも見比べてほしい。まるで、街の街灯のようなデザインで、斜めに立っている。そして、その下にある、クレーターの外壁が、まるで、板のようなものを傾けておいてあるようにも見える。外敵から、クレーターの内部を守るための防護壁のようにも見える。Redの物体は、クレーンなのだろうか。とにかく、このような自然物は存在しないだろう。Orangeの領域にも、少しデザインの異なるクレーンのようなものがある。何かの偶然だと思われるが、Whiteの領域にあるものは、ティラノサウルスのような姿である。Moss Greenの領域にあるものについては、あまり、イメージがわかない。ここまでの形態については、目の錯覚や、偶然の可能性もあるのだが、Sky Blueの領域にある光体は、見間違う余地がない。これは、もともとから光っている。レモンのような形は、どのように光を加減しても変わらない。

 このあたりの地面の色は、クレーターの内部と外部で、きっちり分かれている。内部が黒いのである。なぜなのだろうか。これらの黒さは、地質の違いというものではなく、樹木によるものではないだろうか。このあとの画像なども、このような観点でみてゆくと、風景の意味が納得できるかもしれない。もちろん、NASAの科学者たちが、このような説明をすることはないだろう。水星には大気がないと考えているだろうし、太陽光が当たる側の温度が、とんでもない高温であると、かたく信じている。しかし、これまで見てきたように、水星は灼熱の星ではない。日避けのテントは必要になるかもしないが、日陰で暮らせないほどのものではないはずである。

 次のA6領域は、クレーターの内部における、暗い領域から明るい領域へと移るところである。以前の解析では、ここに「村」があると考えていたのだが、今回の解析で、さらにシャープな画像を得られるようになると、ここは「村」ではなく、「都市」の機能をもっている場所であると考えられるようになった。Fig.72Red, Sky Blue, Yellow3領域にある構造物は、どう見ても、ビルディングである。ただし、Sky BlueYellowのものは、巨大な飛翔体という可能性がある。他の小さな領域にあるものは、よく似た大きさの光体である。これらが空を飛ぶのか、地表で輝いているだけなのかは、分からない。




 A7領域の巨大な構造物は、Fig.74で見たほうが分かりやすいかもしない。右上の手前に、円板を中央で曲げたようなものがある。そのすぐ向こう側に、丸い筒のようなものが、こちら側に窓を二つ見せて横たわっている(Red)。さらに左奥に、白い二段の、崩れた鏡餅のようなものがある(Yellow)。上部の球体には、黒い点が一つある。これも窓だろうか。Orangeの中にあるものの左側は、タツノオトシゴのトルソのように見える。右側は、首を折り曲げたツルだろうか。これらは単なる想像なので、正しいことは分からない。おまけのようになるが、左下のSky Blueの領域に、小さなスケールの鏡餅のようなものがある。上にあるものは、球体ではなく、少しつぶれた形をしている。



 このA8領域にある不思議な巨大構造物に関しても、Fig.76のほうが分かりやすい。こちらの形は、カブトガニの甲羅に似ている。Fig.61「好奇心をそそる暗いハロー」の解析領域のところでも、はっきり識別できる。おおよその横幅は16kmであり、高さは8kmもある。地球ではエベレストクラスだ。どこかに計算間違いの可能性はないのだろうか。水星の赤道半径が分かっており、このクレーターの大きさを画像から見積もることができ、どこを読み取るかで異なるが、おおよそ、130kmから180kmの直径であるから、Fig.16の解析領域の設定状況から、この領域の横幅が60kmであり、縦幅が40kmであると概算することができる。すると、やはり、このカブトガニの甲羅のようなものの高さは、8kmあってもおかしくない。すごい。このような構造体が、水星には存在するのだ。私たちは、比較的重力の大きな、地球という惑星で生活しているため、太陽系の、水星や衛星タイタンのような場所での重力において生み出されるものの大きさについて、驚くことになるのだろう。水星の赤道重力は、地球のそれを1としたとき、0.38であるという。この値は、たまたま、火星の赤道重力と同じである。火星の赤道半径は3396kmで、水星の2440kmより大きいが、表面の重力が同じになるのだから、密度が大きいということになる。各惑星の密度を調べると、地球が5.52[g/cm3]で最大で、二番目が水星の5.43[g/cm3]となっている。ちなみに、火星は3.93[g/cm3]である。なるほど、地球というのは、特別に深い重力井戸の底にあるのだ。もし、火星や水星にヒューマノイドがいたとしたら、数メートルの身長があってもおかしくない。すると、あらゆる人工物が巨大なスケールになるだろう。

 Moss GreenSky Blueの領域には、これまでと同じような球体が現われている。



 A9領域は、Fig.61の左下にあり、クレーターの外側の裾野に相当する。暗くしていったFig.79で残っているRedの領域に、電話の子機のようなものが、背中を見せて二つ存在している。それらの近くに、丸いものが複数個存在する。何かの機能をもった施設のように思える。Greenに存在するものも、ひょっとしたら同じものかもしれない。こちらは、真横から見たことになるのかもしれない。Yellowの領域で、右上にあるものは、逆方向を向いた、やや小型の、同じものかもしれない。なぜ、斜めになっているのだろうか。方向性があるということになる。いったい何だろう。地球での発想では、地対空ロケットとか、ひょっとすると、スペースシャトルのようなものの発射台かもしれない。しかし、翼のようなものは、Redのものには見られない。翼なぞいらないのかもしれないが。



 A10領域では、クレーターの境界を右上に含んでいる。クレーターの内部は暗く、外部は明るいが、領域の左上では、外側まで暗くなっている。Fig.80に白く現われているが、クレーターの境界部分に、地球での、万里の長城のような構造物が存在していることが分かる。Fig.81には、幾つかの光体が残っている。このあたりも、ただの原野ではないようである。



 A11領域には、巨大な建物が二つ存在する。Orange にあるものについては、今回気がついたが、Redにあるものについては、初期の解析で確認していた。今回、改めて詳しく解析してみると、確かに、何らかの建物のように見え、天文ドームのようなものが、その建物の上部に乗っている。ただし、地球の天文ドームは完全な半球であるが、こちらのドームは丸餅状になっている。異なる機能をもつ部分かもしれない。この建物を迂回して道路のようなものがあり、これは、クレーターの外側の幹線のようなものとみなせる。Orangeの領域での白い部分は、この道路のようだ。こちらの建物には、手塚治虫が描いたロビタ型ロボットの、頭部のようなものが乗っている。この構造物が、道路を隠している。Redの建物からOrangeの建物へと続くはずの道路を、黒いものが隠しているように見える。このようなことから、この黒いものが、地表の色によるものではなく、樹木のように、空のほうへと成長するものによって成り立っていると考えるのが自然なことではないだろうか。

 Fig.61によれば、この道路のようなものは、A7, A8の領域を経由して、A2の領域へと向かっているように見える。



 A12の領域は、クレーターから少し離れている。A4の領域とよく似ている。Fig.85から、幾つかの構造体のようなものを選んだが、Orangeにあるものが、キリンの顔のように見えるのは、単なる偶然かもしれない。Moss Greenのものは、ザゼン草に似ているが、もちろん、そのようなものの巨大なあらわれというわけではないだろう。Sky Blueのものも、地球で最大の花の形に似ている。これらのアイディアは、SF小説としては有効かもしれない。何も証拠のようなものがなくて、巨大な植物や動物の姿を描いたとしたら、ただのお伽話にしかならないだろうが、宇宙には、巨大な、星ほどもあるコンチュウや軟体動物のようなデザインの、おそらく何らかの生物だとみなせるものが存在しているという証拠画像が、次々と得られているのだから、これらのものが、人工物ではなく、生命体という自然物であるという可能性も残っているのである。確かに、私たちは、宇宙のことを何も知らない。物理学や天文学で、難解な数式をつかって、さまざまなことを議論しているが、もし、宇宙の不思議なことが、生命体によらないことであって、純粋に物理学によって説明できるものであるということではなく、宇宙の隅々の現象に生命が関与しているのであれば、地球の物理学や天文学の説明が何の意味ももっていないということなるかもしない。

 人工物であれ、生命体としての自然物であれ、ともかく、水星には、単なる地質の変化とは考えらないような、不思議で巨大なものが、数多く存在するのである。

(2009.04.20 Created by KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION (KAI))