ChMd105 母UFOは子UFOを出産したのか
Did Mother UFO deliver Child UFOs?

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 次のようなタイトルの、奇妙なUFOビデオ画像があります。

 「母UFOが子UFOを出産? 衝撃映像」
 (注釈コメント)米マサチューセッツ州で撮影されたという、ちょっと変わったUFO映像。夜空に浮かぶ大きな発光体がポコポコと小さな発光体を産み落としていく様子はまるで産卵のよう。見物人たちは「オーマイガー!」と大騒ぎ。

 このビデオ画像について解析しました。

 解析対象


図1 画像[6a]


図2 画像[6a]のUFO部分の拡大(画像A)

 テキスタイル解析とレリーフ解析の結果


図3 画像Aのテキスタイルast-j解析(アスタリスクj解析)


図4 画像Aのレリーフ7N解析

 図3と図4において、母UFOの中心部がすっぽりと空いています。これはすこし奇妙に思えます。

 光核解析を使っての解析結果

 図2の画像Aを光核解析で調べることにしました。光核解析というのは、画像の濃淡値を考え、[0, 255]の値のうち、部分的な区間[a, b]を抜き出して、もとの[0, 255]のキャンバスに広げて描き直すというものです。この操作を記号としてLC(a-b)と表わすことにします。この機能は市販しているゴブリンクォーク4にあります。


図5 画像Aの光核解析 LC(246-255) (画像B)


図6 画像Bのレリーフ7N解析


図7 画像Aの光核解析 LC(254-255)

 考察

 このときの「母UFO」においても「子UFO」においても、中心部分に本物のUFOは存在していませんでした。図7で浮かび上がったように、このときのUFOを演じるための光核幾何パターンがあるだけです。
 このような光核幾何パターンから出発した偽物画像でも、図3のように、いかにも本物らしいテキスタイル解析画像を生み出すことができます。このことは、こちらで独自に偽物画像を作って(混乱を呼ぶので未公開)、これについての実験を行うことにより確認しています。
 図4にあるような、もっともらしいレリーフ解析画像も得られるのですが、ここに幾つかの、偽物画像の証拠が現れています。今後、このことを踏まえて、さらに巧妙な画像をつくってもらうと「いたちごっこ」となってしまいますので、詳しいことは語りませんが、図5や図7に示したように、光核画像として、このような幾何的なパターンが現れるということで、本物ではないことは明らかです。
 幾つか見つかっている本物のUFO画像では、中心部分まで緻密なテキスタイル解析やレリーフ解析のパターンが存在しているようです。中心部分が空っぽに見えているケースも実はあるのですが、そのとき、図7のような幾何的な光核パターンは確認できていません。本物のUFOは、かすかに姿を現しているか、完全に透明になるかのいずれかであって、図7のような、切り紙細工のような幾何パターンに変身はしないと考えられます。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Feb 2, 2015)

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