ChMd127 三角形のUFOは実在するか(1)
Does the triangle UFO exist? (1)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 円盤形のUFOと、細長いUFOと、石ころのように丸くまとまったUFOは、確かに存在しているようです。全てが実在するかどうかまでは調べつくせませんが、このような形状のUFOで、一見して分かる偽物UFOを除き、怪しげなものはあまりありません。
 最近調べたUFOにおいては、ドラゴン(龍)のようなUFOの偽物率が高かったのですが、これによく似た、ヘビ(蛇)のようなUFOについても、慎重に調べるつもりでいます。
 このような形状に関わる分類として、三角形のUFOというものが幾つか報告されています。一つ辺の数を増やして四角いUFOという形を思い浮かべることができるでしょうか。そんなものは聞いたことがありません。それなのに、三角形のUFOはなぜ観測されているのでしょうか。
 このページでは、これまでに観測されている三角形のUFOについて、はたしてそれらが本物か(偽物か)調べます。
 今回の解析で [17][4]などの、さいしょの[17]は画像番号ですが、つづく[4]以降は拡大倍率を意味します。onAGIに続く( )に記したコードが解析の種類です。8(64)と続く記号のうち8は解析にともなうデータの振幅値で、(64)のほうは背景色を示しています。

 これまでに観測されている三角形のUFO

 実はufocasebook.comにtriangle UFOの特集ページがあって、そこに、これまで観測されたという、三角形のUFOが集められています。それを中心として、他のサイトについてもチェックして、次の画像を集めてみました。


図1 [1]-[4]の原画像


図2 [5]-[8] の原画像


図3 [9]-[12] の原画像


図4 [13]-[16] の原画像


図5 [17]-[18B] の原画像

 とまあ、私が番号をつけて集めた三角形UFOの画像が、こんなにあります。
 [1][2][11][12][13][18A][18B]はおそらく同じものなのでしょう。これがこんなにあるということで、三角形のUFOが実在しているかのように思われているのかもしれません。
 しかし、このUFOは変なのです。まるでジェット機のジェット噴射口のような、燃え盛る炎のようなところが、三角形に配置されているわけですが、こいつの機能はいったいどのようなものなのでしょうか。ジェット噴射口もしくはロケット噴射口であるとしたら、その燃料タンクはどこにあるというのでしょうか。ただのライトだとしたら、なぜ燃え盛った炎のようになっていなければならないのでしょうか。
 これによく似たUFOとして[14]がありますが、こちらの炎は一つだけです。これも不思議です。なぜ一つだけでよいのでしょうか。
 これらについては、議論が長くなりそうなので、あらためてとりあげ詳しく調べることにしたいと思います。

 [17] のUFOは実在するか

 [17] のUFO画像はとても大きなものです。それにはくっきりと、[17]のUFOが映し出されています。


図6 [17]の原画像


図7 [17]の解析結果

 ここに[17]のUFOに関する幾つかの解析画像を集めました。これらの共通点があります。いずれも輪郭はしっかりとしているのに、中の部分に何も構造が見られないということです。立体的な様子もまったく現れていません。このUFOはただの「切り紙細工」のようなもので、とても、実際に存在していたとは考えらません。

 [10] のUFOは実在するか

 この[10]についての原画像も大きなものです。灰色の空の中にぽつんと、このUFOだけが浮かんでいます。


図8 [10]の原画像

 このUFOについて解析したところ、黒い部分には何もありませんでした。「切り紙細工」タイプのUFOです。LC(0-16)という記号は、濃淡値0-255の全範囲中での、0-16までの部分を0-255へと広げた光核解析画像ということです。これによると、何か構造らしきものがあるようにも見えていますが、クリスタルkeel解析の画像と見比べると、ジェーペグ変換にともなうノイズだと分かりました。つまり、立体的な構造ではないわけです。クリスタルkeel解析において半透明の明るい周辺ゾーン(カラ―ハロー collar halo)が見られます。これは合成された証拠の一つです。


図9 [10]の解析結果

 地球の空に浮かぶ[15]と[16]のUFOは実在するか

 [15]は[16]から切り取って90度回転させたもののようです。


図10 [15]の原画像と解析結果

 これも「切り紙細工」UFOです。形だけは三角のUFOですが、立体的な様子がまったくなく、合成された証拠の明るいカラ―ハローがくっきりと現れています。ここまでの3例は、ひょっとすると同一の「作者」によるものかもしません。

 [4] のUFOは実在するか

 [4]の原画像は大きなものではありません。しかし、そこに写っているUFOの解像度は大きなものです。これまでのものでは三角の内部に何の構造も見られませんでしたが、この[4]には何やら構造らしきものがあります。


図11 [4]の原画像


図12 [4]の解析結果

 [4][8]LC(0-64)の光核解析画像によれば、白と赤と緑の球のようなものがあるように見えます。しかし、ラムダ解析[4][8]_onAGI(lambda)8(64)やエッグ解析[4][8]_onAGI(egg)8(64)で浮かび上がってくるのは、スマイルマークの目と口だけです。赤と緑の球のようなものは立体的な構造をもっていません。クリスタルkeel解析[4][8]_onAGI(keel)8(64)に、画像合成にともなうカラ―ハローがあります。やや手の込んだ合成画像と考えられます。

 つづく

 このほかのUFOについては「ChMd128 三角形のUFOは実在するか(2)」で解析したいと思います。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Apr 12, 2015)

 

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