ChMd133 アポロ20号がビデオ撮影したエイリアン宇宙船は実在するか(1)
Does the alien spaceship which Apollo 20 shot with a video camera
exist? (1)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 これもUFO問題の一つとなるのかもしれませんが、「伝説のアポロ20号の乗組員が着陸前の月軌道を回っているとき、問題のエイリアン宇宙船を窓越しに撮影した」とされるビデオがあります。月面を撮影してゆく何秒間かがあって、画面が白くなったあと、不時着したままとなっているようなエイリアン宇宙船の姿が現れます。
 月面を撮影している部分に、黄色く染まる領域と、緑に光るものがあり、それらは窓に写った偽像ではなく、月面に存在しているもののように見えます。
 まだ公表していませんが、これらについて調べたことがあり、とくに緑に光っている部分には何らかの構造が確認され、月面にはこのようなものがあるということを、アポロ宇宙飛行士たちは知っていた可能性があります。
 白転のあとに現れるエイリアン宇宙船(と呼ぶしかしかたがないもの)の様子は、撮影したビデオ機器のコンディションが良くないため、赤や緑のズレが生じる、最悪のものであり、宇宙船の窓に写っている数字なども邪魔して、あまり明確なものではありません。
 宇宙船が月軌道を動くのにつれて、エイリアン宇宙船の見え方も変わってきてビデオ撮影の「雰囲気」もしくは「信憑性」を高めているのですが、ある一コマをコピーして調べたところ、暗くなっている影のところに問題点があるということが分かりました。しかし、このとき、まだ私の解析力はじゅうぶんに高まっていなかったので、これ以上詳しく調べることはできず、この問題は保留しておくこととなりました。
 同じアポロ20号が、いよいよ月面に着陸して、このエイリアン宇宙船を調べ、さらに、近くにあったらしい、月面古代都市もビデオに収めたということですが、この古代都市ビデオを解析し、不思議な色づいた光や雲が確認されて、これは本物かもしれないというページをまとめたことがありました。しかし、ここに写っている月面古代都市の様子がおかしいと思いはじめ、最近開発したウェーブレット画像解析の手法で調べたところ、単なるイラストであることが分かりました。
 アポロ20号の問題は保留しておき、もっぱら地球の空に現れるUFOの真偽を判定する技術を磨きあげてきました。ウェーブレット画像解析を独自にプログラミングしてゆき、レリーフ解析、テキスタイル解析、クリスタル解析につづいて、(これまでのものもかなり強力なツールなのですが、さらに)とても強力なハロー解析を生み出すことができました。その中心的なものはKing解析とJoker解析です。これは実験的に発見したものではなく、合理的な演繹思考によって生み出したもので、合成画像や描写画像と、自然なワンショット撮影画像との違いを明確に調べることができるものです。
 さらに、このページの原稿をまとめている間にも、画像の濃淡値に関するプラトー(高原)状況を判別するJoker解析の条件を、より緻密に分類し、(現在ではほとんどの画像が経験する)ジェーペグ画像化による背景のおおまかな四角い領域と、解析対象の緻密な描写領域とを区別できるようなものを生み出すことができました。これにはClown(道化)解析という名をつけることにしました。ちなみにKingやQueenの頭の上にある王冠のスペリングはcrownです。スペリングの違いにともなって発音も異なることになりますが、日本人には同じクラウンとなってしまいます。
 このとき、King解析のペアとして生み出してあったQueen解析にも手を加え、こちらも、背景のジェーペグ領域を適度に無視できるような条件を組み込むことにしました。
 かくして、「新しい武器」とも表現できるような「新しい解析ツール」の準備が整いました。これを使えば、いろいろな問題を解くことができるはずです。すでに幾つものUFO画像の真偽を調べてきましたが、このツ―ルの威力が分かったところで、永く保留してあった「アポロ20号がビデオ撮影したエイリアン宇宙船」について調べてみようと思います。

 解析対象

[5]から[16]までが上記ビデオからの静止画像です。他は、異なるビデオなどから集めたものです。[5]と[6]は白転前の月面撮影画像からのもので、黄と緑の領域が確認できるものです。よく似たパターンのものについても数多く集めたため、これらの全てについて解析しないと思いますが、とりあえず、集めた画像を全てあげておきます。


図1 エイリアン宇宙船の解析対象画像(1)


図2 エイリアン宇宙船の解析対象画像(2)


図3 エイリアン宇宙船の解析対象画像(3)


図4 エイリアン宇宙船の解析対象画像(4)

 月面にある黄と緑の領域についての解析

 まず、ビデオが白転するまえの、月軌道から撮影された月面に見られる、不思議な黄色と緑色に光る領域について解析します。
 画像[5]の一部を2倍に拡大(なめらか補間)したものを[5][2]とします。最初の[5]は画像コードですが、これ以降の[2]などは拡大倍率を意味します。
 緑に光る領域の16倍拡大画像を[5][16]Greenとします。これのレリーフegg解析によると、立体的なふくらみをともなっていることが分かります。そして、ハローKing解析のパターンから、これが描かれたものではなく、自然なワンショット撮影による本物の画像であることが分かります。


図5 緑の光の領域についての解析

 緑に光る領域の[5][16]Greenは、ぼんやりした層によっておおわれています。まるで、地球で観測される本物UFOの状況によく似ています。そこで、同様の手法で、この画像を光核フィルターで分離し、下層の様子を表わしていそうな濃淡値核をとりだします(画像A)。
 画像Aのテキスタイルast-oh解析により、これが、地球にあらわれる本物UFOがもっている、家紋のような幾何的パターンをもつものであることが分かります。このことから、これが自然な地形のままではないということが示されます。
 画像AのレリーフX解析と画像AのハローKing解析により、この光核解析による濃淡値核の画像Aには、何らかの性質が異なる2種類のものが存在することが分かります。さらに詳しく調べてゆきたいところですが、このページのテーマからはずれてゆきそうなので、ここでこれについての解析を終えます。


図6 緑の光の領域の光核解析画像についての解析

 次に、黄色に光る領域 [5][16]Yellow(画像B)について解析します。
 「テキスタイルNslash解析」と「レリーフeel解析」と「テキスタイルRA解析」をあげましたが、ここには、緑に光る領域で見られたような、家紋パターンが見当たりません。どうやら自然な地形だけのところのようです。しかし、ここが何故黄色く光っているのかということはよく分かりません。これは、カメラのハローなどによるものではなく、確かに月面に固定されている領域のはずなのですが、何故こんなにくっきりと色づいているのでしょうか。謎は残ってしまいますが、先に進むこととします。


図7 黄の領域についての解析

 緑の光のところには、地球で観測される本物のUFOによく見られる、家紋のような幾何的なパターンが確認されます。ここには何らかの構造物が存在すると考えられます。
 しかし、黄色の光のほうは、地形の様子が浮かんでくるだけです。この部分が何故黄色くなっているのかはよく分かりません。
 黄色の光の理由については不明ですし、緑色のほうについても、なぜ緑色なのかは分かりませんが、緑色に強く光る領域は、ただ色づいているだけではなく、図6のテキスタイルast-oh解析に見られるような、家紋のような幾何的なパターンが存在することから、これが人工的に作られた画像ではないということが分かります。なぜかというと、このビデオが公開されたのは何年も前のことですが、UFOなどに家紋のような幾何的なパターンが確認されたのは、何ヶ月前のことにすぎないからです。
 まとめると、ビデオが白転する前の、月面を記録したビデオは本物です。ただし、これがアポロ20号によって撮影されたかどうかまでは判別できません。アポロ11号〜アポロ17号のいずれかによるものという可能性もあります。

 [7] についての解析

 ここからは、ビデオの白転以降に現れる、エイリアン宇宙船がとらえられた画像について解析します。[7]から[16]までは、ビデオの時系列の順となっています。
 ここからは、上記の解析で使った「画像A」や「画像B」の表記については略します。
 図8の「[7] についての解析」で、さっそく驚くべきところがあります。レリーフX解析を見てください。中央左に位置しているエイリアン宇宙船の影の部分がまったく平板なものとなっています。レリーフX解析のアルゴリズムや関数はとてもシンプルなものですが、感度は優れたものです。本物や、仮に偽物であっても、模型のような立体的なものを使って撮影したときに、影の部分に何も現れないというようなことは、まず(決してと言ってもいいのですが)起こりません。
 ハローKing解析やハローJoker解析の内容は複雑なものですが、イラストに特有の、均一な色領域に敏感に反応するもので、このように白い線がたくさん現れていることと、影の領域にほとんど何もパターンが見られないことから、やはりこの画像がイラストであることを示しています。


図8 [7] についての解析

 [8] についての解析

 ここからは解析の説明を画像提示の後に行うことにします。まずは、原画像と解析結果の画像を見比べてください。何か変だということはすぐに分かると思います。


図9 [8]についての解析

 lambda解析のところにぽっかりと白い領域がありますが、これは濃淡値0の黒によるものです。このようなものは自然な世界では存在しません。
 ハローKing解析やハローJoker解析でも、これらの敏感なツールが、何も情報を表示しないというのは、明らかに自然なことではありません。
 このことから、この画像は自然なワンショット写真ではなく、何らかの加工を施されていることが分かります。

 [13] についての解析


図10 [13]についての解析

 暗い部分に何も構造がありません。

 [14] についての解析


図11 [14]についての解析

 クリスタルkeel解析に、赤い色による、カラ―ハロー(collar halo)が現れています。これは合成されたことによる現象です。

 [16] についての解析


図12 [16]についての解析

 テキスタイルlambda解析に完全な空白部分が現れています。自然な撮影画像ではないということを示しています。

 [18] についての解析


図13 [18]についての解析

 明るい部分は、なかなか上手に描かれた力作として評価できます。これだけのイラストを描くのはなかなかの腕前です。しかし、やはり暗い部分に何も情報がありません。完璧さを求めるなら、ここもきちんと描いておいて、後から影として暗くしてゆくべきだったのですが、そこまでやる必要がないと考えられていたわけです。
 細かく見てゆくと、エイリアン宇宙船の側面に、隕石穴のような黒い部分がありますが、テキスタイルNslash解析でそこのところを見ると、ここは穴などではなく、単なる黒い染みのようなものとなっています。ここにも「(描写の)手抜き」が確認できます。

 ここまでの解析についてのまとめ

 「アポロ20号がビデオ撮影したエイリアン宇宙船」のビデオ画像などのうち、月面が写されたあと白転してエイリアン宇宙船が谷のようなところにあるものについて解析しました。
 結論を述べると、前半の月面部分の画像は本物ですが、後半のエイリアン宇宙船が谷のようなところにあるものの画像はイラストです。
 エイリアン宇宙船が偽物であることの決定的な画像は図9「[8]についての解析」です。この画像にある暗い部分が、完全な黒(濃淡値0)で塗られており、解析してみると、そこのところがぽっかりと空白になっています。このような空白部分は[16]や[18]にもありますが、[8]のものが、もっとも愚かしい失敗となって隠れていました。
 さらに、このエイリアン宇宙船がイラストであることは、King解析、Queen解析、Joker解析で現れている(均等な色範囲を意味する)白い領域と、影の部分にまったく何も情報がないということによって判断できます。もし、これらが、本物もしくは立体模型を撮影したものであれば、影の部分にも何らかの構造が浮かんできます。それがまったくないのですから、見えない部分には何も描く必要がないとされたからだと考えるしかありません。このことは、Nslash解析、lambda解析、X解析によっても確認できます。
 これらとは少しタイプの異なる[3]と[4]と[17]についての解析は、あらためて行うこととします。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, May 2, 2015)

 参照資料

[1] http://www.treeman9621.com/IllusionReal6_DidApollo20researchAlienSpaceShip_onMoon_2.html
[2]-[4] https://www.youtube.com/watch?v=Y3X5oucqQe4
[5]-[16] https://www.youtube.com/watch?v=q6FL_A0Jp7Q
Alien Spaceship on The Moon Flyover Before Landing Apollo 20
[17] https://www.youtube.com/watch?v=VPnthqqfZSU
moon spaceship I stabilized video material I apollo 20 mission I NASA video I HD
[18] http://i.ytimg.com/vi/VPnthqqfZSU/maxresdefault.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=VPnthqqfZSU

 

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