ChMd134 アポロ20号がビデオ撮影したエイリアン宇宙船は実在するか(2)
Does the alien spaceship which Apollo 20 shot with a video camera
exist? (2)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 アポロ20号がビデオ撮影したエイリアン宇宙船については、異なるパターンの画像が存在します。そもそも、このことが変です。
 前回の解析では、月面の谷のようなところにある宇宙船を月軌道から撮影したという設定の画像について調べました。
 今回調べるエイリアン宇宙船については、あるサイトで、これは粘土で作られたものではないかと述べられていました。おそらく、表面の質感から、そのように考えられたのでしょう。
 この時点では、まだ詳しいことを判断しないでおこうと思います。

 解析対象

 前回提示した「エイリアン宇宙船の解析対象画像」の中で、今回解析対象とするのは次の3つです。ただし、ビデオ画像の枠組みを避けるために、これらの画像の対象部分を2倍に拡大なめらか補間したものからスタートします。


図1 エイリアン宇宙船の解析対象画像

 [3]の解析

 [3]の画像の2倍拡大なめらか補間画像を[3][2]とします。図2に、この原画像と各種の解析結果を示します。


図2 [3][2] についての解析

 この原画像は、3枚の写真を合成したものだということが、写真の枠が現れたことにより、浮かびあがってきました。何か巨大なものを撮影するときに、適度なワイドレンズがないという状況のもと、見たままの写真がとれる50mmのレンズで幾つか写真を撮っておいて、あとからこのようにモザイク合成するというケースがあります。いかにも、この画像は、そのような巨大さの雰囲気をただよわせていますが、決定的な問題点は、影の部分に何も情報がないということです。
 テキスタイルlambda解析やハローswan解析では、わずかながら、影の部分に何かかとらえられているように見えますが、これでは極端すぎます。これらの解析システムにおいては、明るく照らされている部分の情報がこれだけあるのなら、影の部分についての情報も浮かんでくるはずなのです。
このとから、このとき撮影されたものは、本物でもなければ、粘土で作った立体模型でもなく、単なる平面的なイラストであるということになります。

 [4]の解析


図3 [4][2] についての解析

 影の部分が空っぽだということが、さらにくっきりと浮かび上がっています。

 [17]の解析


図4 [17][2] についての解析

 ここまで大きく近づいて撮影したということになっている[17]の画像で、影のところに何も無いという問題点は、さらに明確なものとなりました。
 なかなかに見事な立体レリーフのような画像ですが、これが本物のレリーフなのか、単なるイラストなのかを見るため、さらに2倍した、次の[17][2][2]について解析します。


図5 [17][2][2] についての解析

 テキスタイルlambda解析やハローKing解析の様子、あるいは、テキスタイルast-oh解析から、やはり、これは描かれたものだと分かります。見事な力作ですが、このような解析で嘘がばれてしまったからには、駄作だということになります。あくまで偽物として完璧なものを目指すのなら、一見すると見えないような影の部分もしっかりと描いておくべきでした。

 まとめ

 前回の月の谷に不時着したかに見えるエイリアン宇宙船と同じく、一見すると粘土細工にも見えかねない、このモデルも、やはりイラストとして描かれたものでした。
 「アポロ20号がビデオ撮影したエイリアン宇宙船は実在するか」というテーマで解析しましたが、アポロ15号が記録した、もっと広範囲の画像 [AS15] に宇宙船らしきものが写っています。ですから、実在しないと断定するわけにはいきません。
 まだ詳しく調査されていないものと考えられます。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, May 2, 2015)

 参照資料

[3][4] https://www.youtube.com/watch?v=Y3X5oucqQe4
[17] https://www.youtube.com/watch?v=VPnthqqfZSU
[AS15] http://www.lpi.usra.edu/resources/apollo/frame/?AS15-P-9625

 

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