ChMd135 アポロ20号がビデオ撮影した古代都市の尖塔は実在するか
Does the tower of the ancient city
which Apollo 20 shot with a video camera exist?

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 アポロ20号がビデオ撮影した(とされる)ものはエイリアン宇宙船だけではありません。古代都市のビデオがありますし、アジア系の顔をしているエイリアンパイロット(女性)のビデオ [Mona Lisa] もあります。たしか、このエイリアンパイロットがアポロ着陸船の中で調べられているビデオがあるのですが、そのワンシーンに、窓から外の月面をちらっと写したものがあって、そこにソビエト連邦の宇宙探査車があり、また、月の地平線(月平線と言うべきか)から、近くにあると推定される、古代都市の尖塔が見えているのです。言葉で説明するより分かりやすいので、その画像を示します。次の図1です。右下に探査車、左上に尖塔があります。


図1  Apollo 20 Mona Lisa 31160(画像A)

 この画像は(最近「アポロ20号に関する考察」という本を出された)原澤 亮さんが(2014年5月ごろに)送ってこられたものです。
 「着陸船の窓からの遠景に古代都市の塔のようなもの、手前の右には旧ソ連のルノホート2号」と説明されている「Apollo 20 Mona Lisa 31160.bmp」と説明されています。
 このとき「ここに写っている白い光は人工的な照明なのか、それとも太陽光によるものなのか」と問われました。私の返答は、画紋解析や色紋解析の結果「太陽光」であるとしています。
 太陽光によって照らされた月面写真が存在するということに驚いています。
 ところが、月の空は、あいかわらず、暗いままなのですね。月の大気がきょくたんに薄いからなのでしょうが、これも、月面写真であることの証拠となるかもしれません。
 このようにメールで返信しています。
 今からちょうど1年前くらいのことですか。それでは、この程度の解析しかできなかったのも当然かもしれません。ついでにやったのは「古代都市の塔のようなもの」を調べるということですが、あまり確かなことは分からなかったと思います。「旧ソ連のルノホート2号」については眺めていただけで何も調べませんでした。
 きっかけはUFO画像の調査でしたが、2014年の11月から始めた画像解析法の進化の成果が、ゴブリンクォーク4にどんどん組み込まれ、名称もゴブリンクォーク9となって、巨大とも究極とも表現できるような解析ソフトになってしまいました。現在も進化中であり、使い方も難解なものです。これがいったいどのようなことができるようになったのかということを、一度立ち止まってまとめておく必要があるかもしれませんが、そのための時間をとることができません。お目当てのUFO研究でも、驚くべき成果が見つかっているのですが、それはとても意外なものなので、ただちに公表できるものではなく、少しずつ、そのための準備をしているといったところです。
 そのような準備のプロセスの中で、ゴブリンクォーク9がどのようなことを行うようになったかをかんたんに表現すると、合成やイラストなどの偽物画像と、自然なワンショット撮影画像とを識別することができるようになったということです。これは「究極」の機能と言えるかもしれません。
 今回のページでは、図1「 Apollo 20 Mona Lisa 31160(画像A)」について、現在の技術で分かることを示したいと思います。

 「古代都市の塔のようなもの」の解析

 画像Aの(向かって)左上に「古代都市の塔のようなもの」があります。これを含む領域を4倍にした画像から、さらに2倍で拡大して取り出したものが、次の図2です。これを画像Bとします。
 画像Bをフルーツ解析のピーチ解析で調整したものが図3です。
 画像Bをテキスタイルlambda解析したものが図4です。
 そして、画像Bをクリスタルdeer解析したものが図5で、ハローClown(道化)解析したものが図6です。


図2  Apollo 20 Mona Lisa [4][2]Tower(画像B)


図3 画像Bのピーチ解析(画像C)
code = Apollo 20 Mona Lisa [4][2]Tower Peach


図4 画像Bのテキスタイルlambda解析
code = Apollo 20 Mona Lisa [4][2]Tower_onAGI(lambda)8(64)


図5 画像Bのクリスタルdeer解析
code = Apollo 20 Mona Lisa [4][2]Tower_onAGI(deer)32(64)


図6 画像BのハローClown(道化)解析
code = Apollo 20 Mona Lisa [4][2]Tower_onAGI(Clown)32(0)

 図3のピーチ解析で少し見やすくはなりましたが、さほど詳しいことは分かりません。しかし、次のテキスタイルlambda解析と見比べると、ピーチ解析で見えていた中央の凹みの部分が、ラムダ(lambda)解析ではまったく表現されていません。これは、この尖塔が自然に撮影されたものではないことの、一つの証拠となります。
 図5は「画像Bのクリスタルdeer解析」です。クリスタル解析には、Kar, keel, leek, deer, bearの5つがあります。これらの中から、境界あたりの様子が分かりやすいものを選びます。このクリスタルdeer解析では尖塔の周囲が青暗くなって帯状になっています。この青帯がカラ―ハロー(襟状光輝, collar halo)です。これは、尖塔が背景の暗い空に合成されたことを示しています。
 図6は「画像BのハローClown(道化)解析」です。ハロー解析では自然なグラデイションをもつ本物画像にはほとんど現れない、イラストに特有の、均一な色領域を検出します。ハローClown(道化)解析は、その最新作で、ほんの2日前に完成したものです。ハローClown(道化)解析で、このように白っぽく、はっきりと現れるというのは、これがイラストとして描かれたことを意味します。このことは、ラムダ解析で凹みが観測されていないことをうまく説明できます。
 この尖塔はイラストとして作成されたものが背景の上に合成されたものと考えられます。

 「旧ソ連のルノホート2号」の解析


図7 「旧ソ連のルノホート2号」あたり(画像D)
code = Apollo 20 Mona Lisa [4]Car


図8 画像Dのクリスタルkeel解析
 code = Apollo 20 Mona Lisa [4]Car_onAGI(keel)8(64)


図9 画像DのハローKing解析
 code = Apollo 20 Mona Lisa [4]Car_onAGI(King)8(64)


図10 画像DのハローClown(道化)解析
 code = Apollo 20 Mona Lisa [4]Car_onAGI(Clown)8(0)

 @ 画像Dのクリスタルkeel解析で赤や緑の太い帯状の線がたくさん現れている。
 A 画像DのハローKing解析で均一な色領域を示す白い帯状の領域が密集している。
 B 画像DのハローClown(道化)解析でも白い帯状の領域がたくさんある。
 これらのいずれもが、この「旧ソ連のルノホート2号」が自然に撮影されたものではなく、イラストとして描かれたものであることを示しています。
 このことを補って、しかも、さらに決定的な証拠となるのが、これらのいずれの解析においても、「旧ソ連のルノホート2号」の影が完全に単色の黒となっているということです。自然な影では、このようなことは決して起こりません。この影は完全にイラストです。

 Apollo 20 Mona Lisa 31160(画像A)の解析

 ここまで調べてようやく分かりました。


図11 画像Aのテキスタイルlambda解析
 code = Apollo 20 Mona Lisa [2]_onAGI(lambda)8(64)


図12 画像Aのクリスタルkeel解析
 code = Apollo 20 Mona Lisa [2]_onAGI(keel)8(64)


図13 画像AのハローKing解析
 code = Apollo 20 Mona Lisa [2]_onAGI(king)8(64)


図14 画像AのハローClown(道化)解析
 code = Apollo 20 Mona Lisa [2]_onAGI(Clown)8(0)

 Apollo 20 Mona Lisa 31160(画像A)は全体がまるごとイラストとして作られたものです。自然なワンショット写真(ビデオを含む)ではありません。イラストとして作られたあとに、ビデオ画像の中へとりこまれたものと考えられます。まるで何らかの人工的な照明のような風景であるにもかかわらず、この白い光がバランスのとれた太陽光によるものと解析され、しかも、空が夜のように暗い、そして、太陽光に照らされているはずの尖塔までが、なぜか暗いというのは、自然な太陽光のもとで撮影されていないとすると、すべて説明できます。もちろん、自然な太陽光のもとで、影が完全な黒となることはありません。大気がなくても、いろいろなところからの反射光で、ぼんやりと明るくなります。
 アポロ20号がビデオ撮影した古代都市の尖塔は実在しません。
 「旧ソ連のルノホート2号」も実在しません。
 そもそも、この風景そのものが実在しないものなのでした。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, May 3, 2015)

 参照資料

[Mona Lisa] http://www.youtube.com/watch?v=qU4k3nOeRAU
2分55秒の画像

 

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