ChMd148 麒麟は実在した
The Kirun (but giraffe) UFO exist

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 「麒麟」は、もともと、アフリカのサバンナや動物園で見ることのできる「首の長い哺乳類」のことではありませんでした。アフリカに生息するキリンのことが知られる前から、そのような生き物を見たこともない中国の人々が、「麒麟」という言葉を使っていたのです。「麒麟」というのは「龍」や「鳳凰」と同じグループにあって、いずれも、伝説上の生き物とされています。その「麒麟」のイメージは、現在キリンビールのシンボルマークとして伝えられています。それはサバンナや動物園のキリン(giraffe)にあまり似ていません。首が長くはないのです。ただ、角があるということは似ています。とても良く似ているところは尻尾です。いずれも尻尾の先がふさふさしているのです。これは、サバンナのキリンも、伝説の麒麟も同じです。


図1 (a)キリンビールの麒麟と(b) サバンナのキリン

 きっかけのストーリー

 UFO画像の研究を始めて間もないころ、何か調べる価値のあるUFO画像がないかと、ウェブを検察して、何種類かのUFO画像を見つけました。海外のUFO画像についてはufocasebook.comが集めてくれていますから、これを調べることができたのですが、日本語文化圏のものはほとんどありませんでした。そこで、日本で観測されているUFO画像をチェックしたわけです。
 このようなUFO画像の一つに「鎌倉に家を建てる(UFO)」と名づけたものがあります。これは鎌倉市に住んでおられる島津健というかたのブログ [3] にあったものです。
 この画像をウェブから取り込んで、さっそく解析してみました。 この解析結果はChMd111 鎌倉の空に浮かぶ白い雲はUFOか [4] にあります。
 このときの解析における最後のコメントは次のようになりました。

 さいしょの解析結果に比べ、ここまで詳しい情報が得られるようになってきたというのは、自分自身でも驚いています。鎌倉の空に浮かぶ白い雲のように見えるものは、もちろん雲をまとってはいるのですが、その中に不思議な形とパターンをもっている飛翔体(FO)が存在していることは間違いありません。ところで、ここまで明らかになってきたものを、いつまでも、未確認飛行物体(UFO)と呼びづけてよいものでしょうか。とはいえ、他の呼び名も思いつかないことですし、とりあえず、UFOは確かに存在していました。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Feb 8, 2015)

 このあと私はふと思い立ち、島津さんのブログに書き込みをして、このUFO画像のオリジナルコピーを送ってもらえないかと頼みました。なぜかというと、ブログに掲載された画像は小さなサイズのものですが、今どきのカメラ(ビデオも含む)で撮影された画像のサイズはかなり大きくて、そこに写っているUFOには、もっと詳しい情報が記録されているだろうと考えたからです。
 この願いは受け入れられ、さっそく原画像が送られてきました。
 そして、それについてさっそく解析したのですが、その結果は驚くべきものでした。

 耳としっぽをもつUFO(ストーリー)

 島津健さま
 お送りいただいた画像をコピーしてbmp化し、さっそく解析しました。
 まったくもって、驚きのため息や叫びが止まりません。なんということでしょう。このUFOは尻尾と角(もしくは、触覚か、上に尖った耳)をもっています。そうとしか考えられません。すなわち、機械的な構造物としてのUFOではなく、おそらくは生物的なものであるにもかかわらず、しかも、翼やプロペラをもたずに、ゆうゆうと空に浮かび、雲をまとい、首をかしげて、あたりを見回しているかのようなのです。
 これはたいへんなことになりました。ただちにホームページで公表するというところまでもってゆけないかもしれません。あと何例か解析することができて、何かの見間違いや、解析ミスではないということが証明できないと、人々は私のことを狂っていると見なすことでしょう。もちろん私は普通(のレベル)ではありません。科学的な用語での、色々な面で偏差値が飛びぬけて平均値から離れています。
 これはあまりに重要な解析です。しばらく保留させてください。
 しかし、画像を提供していただいたのですから、上記の内容の根拠となるものを添付します。
 (ここに添えた画像については、後で示します)
 頭部と呼んでしまいたくなる部分に、垂直に立った耳のようなパターンが見られます。また、お尻と呼んでしまいたくなる部分から尻尾のようなものが生えているように見えます。もちろん、空を飛んでいてはおかしいのですが、哺乳類の何かのようなものとも見えます。脚については確認できていません。胴体に折りたたんでいるのかもしれません。これは科学的な解析なのですが、現れてきたものは、まるでおとぎ話か伝説のキャラクターです。
 図9や図10の解析では角か耳のようにも見えますが、図11の解析では、それらをつつんだ「たてがみ」のようになっているとも見なせます。どうやら、これに顔があるとしても、この画像では、向こうの方を見ているようです。
 2015-02-14(21h35m) 黒月樹人
 耳としっぽをもつUFO

 Re: さっそく解析しました(島津さんからの返信メール(抜粋))
すごいですね。
謎の生命体のようなUFO
頭部と思われる部分は猫のような雰囲気で
良くある龍神様みたいな感じとか麒麟とかとはイメージが異なりますね。

 これらは今年の2月のことです。今は5末ですから、3ケ月ほど保留することとなってしまいました。
 島津さんは「麒麟」とはイメージが異なると判断されましたが、私は「完全に一致していないものの、これは麒麟の原型となるものかもしれない」と考えました。
 それから私は、世界で記録されたUFO画像を何百と集めて、それらを調べました。もし、このようなUFOが地球の空を飛んでいるのなら、きっとどこかで記録されているはずだと考えたのです。
 しかし、「麒麟の原型となるUFO」らしきものは、残念ながら、これ以外には確認できていません。でも、そのような取り組みの中で、「鳳凰」や「不死鳥」あるいは「ガルーダ」と呼ばれてきたもののモデルや、「龍」と見なされたかもしないものが次々と見つかりました。と同時に、これらの分類にとりこんであったものの中に偽物UFO画像があって、これらを駆逐するため、ゴブリンクォーク9の解析法を急ピッチで進化させることとなりました。
 このような新技術が発展してゆくと、これを応用する分野がたくさんあることが分かってきました。その一つが「北朝鮮の水中から潜水艦が発射したミサイル画像」の分析です。また、「アポロ20号ビデオの諸問題」についても、確たる証拠を提示して判断することができるようになりました。
 これらの応用についての解析に貴重な時間をとられ、本流であるUFO研究についての作業が中断することになっていました。でも、もうそろそろ本流に戻らないといけません。
 まずは、2月の時点で島津さんに送ってある解析結果を示します。それから、現在のゴブリンクォーク9によってさらに分かることが何かあるかについて調べたいと考えています。

 耳としっぽをもつUFO(解析結果)

 2月の時点で島津さんに送ってある解析結果を示します。ただし、そのときは、これらの解析画像を並べただけで、(このページのために書き加えた)詳しい解説は行っていません。


図2 画像A, code = K2C[16]

 この図2は送っていただいたオリジナルコピーに写っていたUFO部分(K2Cと記号化)を[16]倍に拡大なめらか補間したものです。
 これについて私は「まるで孫悟空が乗っていた金団雲のようです」とコメントしたことを覚えています。ブログの写真で分かるように、周囲は完全な晴天の空なのに、こんなに密度の大きな雲があったら、それだけでおかしなことだと気がつくはずです。 これはひょっとしたらすごいことになるかもと感じて、わくわくしながら解析を始めました。
 次の図3は画像Aの光核解析です。光核解析というのは、画像を濃淡値の何層かに分けたものをひとつ取り出し、0-255のキャンバスなどに広げ直すというものです。
 codeとして記録してあるところの、LC(g)Cvs(0-96)とLC(24-64)Cvs(0-160)が2回の光核解析の内容です。LCは光核解析の記号で、(g)や(24-64)が濃淡値の層を意味しています。ちなみにこのときの(g)=(192-255)です。ここでの記号[-]はマイナスではなく、範囲を示すのによく使われる[〜]の代用です。
 このような光核フィルターを適用することにより、UFOの周囲にまとわりついてした雲による光(色)の層をはぎ取ることができるわけです。


図3 画像Aの光核解析×2回(画像B)
code = K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)

 画像Bをベースとして、ウェーブレット画像解析のレリーフX解析を行ったものと、もとの画像Bとの平均合成(各画素の色値を半分ずつ加えたもの)が次の図4です。
 このUFOは図3の画像Bで見ると周囲がぼんやりとしていますが、この図4のレリーフX解析結果によれば、周囲がくっきりと現れており、周囲の空間と明瞭な境界をもっていることが分かります。


図4 画像BとそのレリーフX解析との平均合成
code = K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)_mixAGI(X)8(64)

 次の図5ではcodeがずいぶん長いものとなっています。あまりに専門的になりすぎますので詳しい説明は略します。よくよく考えてみると、図3のところですでに「光核フリーキャンバス法」を使っています。ここでやったことの重要なポイントは、赤版と緑版と青版のそれぞれに分けて処理してから、それらの解析結果を再合成したということです。


図5 画像Bを光核フリーキャンバス法で解析して再合成(画像C)
code = K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)[BGR]
LC(b)LC(f)Cvs(128-255)Geye(BBXX)

 この画像Cについてテキスタイルast-j解析を行ったものが次の図6です。このUFOが「濃いところ」と「薄いところ」の2つに分かれて解析されています。まるで、何か実体のあるもの(濃いところ)が「着ぐるみ」(薄いところ)をまとっているかのようなイメージです。


図6 画像Cのテキスタイルast-j解析
code = K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)[BGR]
LC(b)LC(f)Cvs(128-255)Geye(BBXX)_onAGI(ast-j)12(64)

 図6の頭部(らしきところ)を[4]倍に拡大しました。次の図7です。
 何なのかは分かりませんが、まるで、T形のひげそりのようなものが見えています。


図7 画像Cのテキスタイルast-j解析(図6)の頭部拡大
code =K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)[BGR]
LC(b)LC(f)Cvs(128-255)Geye(BBXX)_onAGI(ast-j)12(64)[4]head

 こまでは主に高周波解析によるものでしたが、次に低周波となるテキスタイルΧ(Kai)15解析による結果を示します。ドイツ着陸UFOなどで、このような低周波解析を行うと、ひょっとしたら内部が写っているのではないかというイメージが現れます。


図8 画像CのテキスタイルΧ15解析(画像D)
K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)[BGR]
LC(b)LC(f)Cvs(128-255)Geye(BBXX)_onAGI(Kai15)8(64)

 このあと頭部(らしきとしころ)の拡大解析を示します。
 まず図9はコンター解析です。コンター解析のアルゴリズムはとてもシンプルなもので、特定の濃淡値だけ別の色に置き変えるというものです。まるで地図の等高線のようなパターンを見ることができます。


図9 画像Cの頭部4倍拡大にコンター解析
code = K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)[BGR]
LC(b)LC(f)Cvs(128-255)Geye(BBXX)[4]hornCntr(4)

 次の図10は色加味解析です。色加味解析はコンター解析から発展したもので、コンター解析では(はじめ)1色だった、置き換えるための色が、何色ものグラデイションとなるものです。置き換えるグラデーションカラーのパターンはAで、置き換える対象の濃淡値範囲が16から20となっています。このようにしたのは、角(らしきもの)の形をくっきりと見るためです。


図10 画像Cの頭部4倍拡大に色加味解析
code = K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)[BGR]
LC(b)LC(f)Cvs(128-255)Geye(BBXX)[4]hornAdd(A)(16-20)

 次の図11は(低周波テキスタイルΧ15解析による)画像Dの頭部(らしきもの)の拡大です。この低周波解析が(まだ仮説段階ですが)内部を調べているとしたら、角の骨のようなものは見当たりません。だから、図10に現れている2本の突起は、角というより、耳か触覚のようなものとみなしたほうがよいかもしれません。また、この図11にある頭部の広い形を作っているものは、「表皮」や「たてがみ」のようなものかもしれません。ここのところは図1の「麒麟の立派なたてがみ」と対応します。


図11 画像Dの頭部拡大
code = K2C[16]LC(g)Cvs(0-96)LC(24-64)Cvs(0-160)[BGR]
LC(b)LC(f)Cvs(128-255)Geye(BBXX)_onAGI(Kai15)8(64)[4]head

 ここまでが、2月14日の時点で島津さんに送った解析結果です。
 オリジナルの画像でUFOが写っている部分の画素数は飛躍的に大きなものでしたから、ここまで詳しい解析をすることができ、その結果、頭部のように見えるところに、2本の角のようなものがあることが確認できました。胴体部分らしきところに、脚部らしきものは確認できていませんが、明らかに確認できるのは、その堂々とした尻尾(らしきもの)です。図8で分かるように、臀部(らしきところ)から細く出て、先端のほうで広がっています。ここのところが、機械的なUFOでは考えられない構造となっているわけです。だからといって、ただちに決めつけることはできません。これはただの画像記録を解析しただけにすぎません。遊園地の遊具の中に、私たちになじみが深い動物の形にデザインされたものがたくさんあります。機械的なUFOだけれど、何らかの生物をモデルにしてデザインしたという可能性も否定できないわけです。
 残念ながら「麒麟が空を飛んでいる」と判断されるかもしれないUFOは、まだこれだけです。でも、もし、このUFOがもう少し雲のまといをうすめにして、ゆっくりと空を漂っていたとしたら、テレビやスマートフォンの画像を見過ぎて視力が低下している現代人とは違い、遠くのほうまで自分の目で見るしかなかった、ずうっと昔の人々の中には、このようなUFOを見て、尻尾の形を確認し、ひょっとしたら2本の角まで見分けて、「麒麟」という名称を与えたという可能性は、かなり高い確率であったと推定されます。
 「それから、現在のゴブリンクォーク9によってさらに分かることが何かあるかについて調べたいと考えています」と記しましたが、ページ数と画像数が増えてきましたので、このことについては、改めてタイトルを変えて試みることとします。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, May 26, 2015)

 参照資料

[1] 麒麟@秩父神社(秩父いいとこ。。ツアー@)
[2] きりんの会
[3] 鎌倉に家を建てる
[4] ChMd111 鎌倉の空に浮かぶ白い雲はUFOか

 

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