ChMd153 ビリー・マイヤーのUFO画像は偽物です(3)
UFO Images of Billy Meier are Fake(3)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 ビリー・マイヤーUFO画像[4]について解析します。

 原画像[4]の解析対象

 図1に原画像[4]を示します。オリジナル画像は参照資料の[4] によって見て下さい。ここでは40パーセント大にしてあります。
 ちなみに、これは「約14メートルの樅の大木のまわりをデモ飛行するセムヤーゼのビームシップ」なのだそうです。



図1 原画像[4]


図2 原画像[4]のUFO部分拡大([4][4]の50パーセント, 画像A)

 画像Aについての解析


図3 画像AのハローKing解析(振幅8)

 画像AのハローKing解析(振幅8)では、このUFOの丸い構造のところに、King解析が見ようとしている、太い2重の白帯領域が現われています。これがイラストであることの証拠です。リアルな自動車などを撮影してKing解析したときも白帯領域が浮かびあがりますが、2重にはならないのです(参照資料[A])。
 この図3で不思議だなあと思うのは、UFOがすり寄っている「樅の木」にも太い2重の白帯領域が現われているということと、それが「UFOと樅の木」に対する背景との境界部分だけに限られているということです。もし、この「樅の木」が自然なものとしてワンショットで撮影されたものとしたら、背景との境界、すなわち、「樅の木」の輪郭部分だけでなく、黒っぽい内部領域についてもKing解析が作用しなければおかしいのです。
 これらのことから、「UFOと樅の木」が一つの画像としてまとめられて、どこかで作られ、背景の景色の上に合成されているということが分かります。


図4 画像Aのkeel解析(振幅8)

 クリスタルkeel解析のパターンとして、赤色と緑色の太いラインが網の目のように交差しているというのは、マヤのUFO(偽物)やカメの甲らUFO(偽物)などで確認されているのですが、イラストとして描かれたものに典型的なものです。


図5 画像Aのハローcrow解析(振幅8)

 ハローcrow解析はこれまであまり使ってこなかったので、これなら本物、これなら偽物といった「判断公式」のようなものはまだ確立されていませんが、この図5を見ると、UFOの色領域の輪郭や、「樅の木」の輪郭あたりだけがとらえられており、他の部分が無視されていることが分かります。これも、自然な樹木をそのまま撮影したものではないことが示されていることになります。


図6 画像Aのテキスタイルast-ah解析(振幅8)

 テキスタイルast-ah解析によれば、この「UFOと樅の木」のセット画像は、収縮率の異なる画像の合成とジェーペグ化にともなう、四角いバリ領域が、これらの右側、つまり、背景となる景色と接するところに現れています。これで、これが合成画像であることが、はっきりと確定しました。


図7 画像Aのテキスタイルlambda解析(振幅8)

 テキスタイルlambda解析で本物のUFOを解析すると、機体周辺の外側に、磁場の変化にともなう渦状パターンが浮き上がってくることが多いものなのですが、この図7ではまったく確認できません。
 UFOの円盤構造がラインとなって現われていますが、右端あたりで、紙テープがくるりと巻いているようなパターンとなっています。これは立体としてありえない構造です。これは描写のときに引かれたラインの痕跡だと考えられます。このようなラインを引いた後、上面を塗りつぶして、この捻り線を消したつもりなのでしょうが、テキスタイルlambda解析の「目」をごまかすことはできません。
 このUFOは間違いなくイラストです。

 画像Aの光核解析(画像Bと画像C)についての解析

 画像AにLC(a)とLC(c)の、2種類の光核解析をほどこしたものを、順に画像Bと画像Cとします。そして、これらについて、それぞれΧ(kai)15解析を行いました。


図8 画像Aの光核解析(画像Bと画像C)についての解析

 図8(b)の画像Cに「UFOと樅の木」の右側、背景との境界あたりに、もやもやとした領域が現われています。(d) 画像CのΧ(kai)15解析(振幅8)において、そこのところが黒く解析されています。間違いありません。これは合成画像です。

 まとめ

 「約14メートルの樅の大木のまわりをデモ飛行するセムヤーゼのビームシップ」というそうですが、これはもっとも有名な画像です。しかし、「樅の大木のまわりをデモ飛行」しているなんて、まったくの嘘に違いありません。もしそのことが本当なら、このような合成画像をつくる必要はないはずだからです。
 画像は作りものだが、出来事は本当だなどと、いまさら言い訳をしても、誰も信じないことでしょう。
 おそらく、このような物語を付け加えたのは、合成前の「UFOと樅の木」のミニチュア画像を作るため、UFOと樅の木を繋ぐ「手品の腕」を隠したからなのでしょう。
 いや、このUFOはやっぱりただのイラストのようです。UFOが樅の木の茂みにもぐりこんでいるところに、物体としての痕跡が浮かび上がってきません。そのようなものが存在していれば、いくら影で暗くなっていても、それを示すラインが浮かび上がってくるはずなのですが、そうはなっていません。
 図2を見て気づいたのですが、この樅の木の枝が、大木のものではなく、若木のスケールとなっています。大木だというのなら、こんなに細かな枝分かれが見えてはこないはずです。こんなところにも、偽物の証拠は潜んでいました。30年前でも、しっかり疑って調べれば、偽物画像だと分かったかもしれません。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, July 6, 2015)

 参照資料

[4] [4] https://en.wikipedia.org/wiki/Billy_Meier
[A] ChMd136 ゴブリンクォーク9のウェーブレット解析


ChMd136 ゴブリンクォーク9のウェーブレット解析
図2 解析原画像 と図10 ハローKing(王)解析

 

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