ChMd155 ビリー・マイヤーのUFO画像は偽物です(5)
UFO Images of Billy Meier are Fake(5)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

ブランチページへもどる

 はじめに

 ビリー・マイヤーの本を森の図書館に行って借りてきました。
 「宇宙の深遠より 地球外知的生命 プレアデスとのコンタクト」(<ビリー>E.A.マイヤー=著、フィグ・ヤーパン=監訳、(株)徳間書店、2001)
 これの巻頭にカラー画像の口絵集があります。
 これまでに調べたビリー・マイヤーUFO画像はわずか5例でしたが、実は、これでほとんど終了してもよいとも言えるものです。あとは、かんたんな偽物パターンのものばかりで、こんなものが本物と見なされていたなんて、何かおかしいとさえ思えるくらいです。すでに100ケース以上集めて解析してありますが、それらを一つずつ順に取りあげてゆくのは時間の無駄というもの。そこで、しっかりと解説文がついている、上記の巻頭カラー口絵(「撮影ビリー」とあるものばかり)についての解析を進めてゆくことにしたいと思います。これならなんとか片づけられそうです。
 ここまで書いて、集めてあるビリー・マイヤーUFO画像をチェックしたのですが、このような考え方で進めてゆく前に、一つだけ、この考えを無視して解析しようと思います。その原画像は次の図1のものです。


図1 原画像[38]

 この原画像[38]はbillymeierufocase.comというサイトのDigital - No Wireというブランチページで画像を集めていたときの1枚で、シンプルに[38]として保存しましたが、正式にはOxshott_Afternoon_038と名づけられているものです。これを先に調べておくのは、UFO(上記の本によるとビームシップ第1型らしい)の少し上に「鳥」が飛んでいるからです。 

 原画像[38]にあるUFOと鳥の解析

 図1の原画像[38]から、解析のためのUFOと鳥の拡大画像を設定し図2としてまとめました。UFOは4倍で鳥は16倍です。UFOのほうを画像Aとし、鳥のほうを画像Bとします。


図2 UFOと鳥の各解析原画像


図3 UFOと鳥のハローKing解析

 ハローKing解析では画像の特別な条件のところに対して白い領域が現われますが、偽物イラスト画像では色の境界のところが2重の連続した帯領域となり、本物の実体に関する画像では、連続した帯のようにはなりません。(本物のUFOが雲をまとっているときなど)ほとんど現われないこともありますし、図3の(b)のような、離散的な現れ方をすることもあります。人工的な製品の車などでは、一様な面のところで白い領域が現われることがありますが、2重の帯とはなることはありません。
 このようなハローKing解析の結果だけで、このときのUFOは偽物で、鳥が本物だと、ほぼ断定することもできますが、もう一つ確認しておきましょう。


図4 UFOと鳥の光核解析

 図2の原画像のままでも、このようなケースのときは、どちらも雲をまとっていないので、そのままテキスタイルΧ(kai)15解析を行うことができますが、これまで調べた本物UFOのときは、まとっている雲の影響で本体の様子が隠されていることが多いものです。しかし、このような雲が白く見えているときは、それによる色が明るい部分に集中するので、暗い部分だけを取り出して再構成する光核解析を行えば、隠れていたUFOの様子を浮かび上がらせることができるのです。
 このような手順を今回のUFOと鳥にもあてはめ、まず、図4のように光核解析を行います。それから、その結果画像について、それぞれテキスタイルΧ(kai)15解析を行うと、次の図5のようになるわけです。かなり違いますね。


図5 UFOと鳥のテキスタイルΧ(kai)15解析

 このときのUFOのテキスタイルΧ(kai)15解析の結果画像は、成分の異なるチョコレートが溶けたようなパターンとなっています。
 これに対して、鳥のテキスタイルΧ(kai)15解析の結果画像では、白っぽいところと黒っぽいところが、かなり複雑な模様を作って組み合わさっています。
 次の図6はドイツ着陸UFO(空にあるとき)の光核解析のテキスタイルΧ(kai)15解析です。鳥のテキスタイルΧ(kai)15解析(図5(b))は図6ほど整然としていませんが、マイヤーのUFO(図5(a))より、だんぜんこちらのほうが図6のパターンに近いものとなっています。自然な生物の色は、こうして画像として記録されたものを解析すると、決して単調な色でまとめられているのではなく、自然な、そして複雑な、微妙な配色となっているため、このような結果として現われるのだと考えられます。
 図5の(a) 画像CのテキスタイルΧ(kai)15解析のような、チョコレートか溶岩が混じったようなパターンは、人工的なイラストだからこそ生み出せるパターンだと言えます。


図6 ドイツ着陸UFO(空にあるとき)の光核解析のテキスタイルΧ(kai)15解析
code = 112x64[BGR]LC(0-64)_onAGI(Χ15)16(64)cut

 まとめ

 ビリー・マイヤーのUFO画像のリストの中に、本物の鳥が写っている(と見なされる)ものがありました。これを調べると、やはり本物の鳥のようですが、これとUFOの解析結果を見比べると、色々な点で異なります。それは、やはり、ビリー・マイヤーが撮影したとされるUFOが本物ではないからです。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, July 8, 2015)

 参照資料

[38] Oxshott_Afternoon_038

 

ブランチページへもどる