ChMd157 ビリー・マイヤーのUFO画像は偽物です(7)
UFO Images of Billy Meier are Fake(7)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 ビリー・マイヤーの本 [B] の巻頭にカラー画像の口絵集があります。このカラー口絵には「撮影ビリー」とコメントされています。これについての解析を中心にして進めてゆくことにしたいと思います。
 次の図1は「ベルク・ルムリコン上空をデモ飛行するセミヤーゼのビームシップ」と説明されているものです。さらに「写真67 撮影ビリー 1975年6月14日13時18分」と添えられています。私の分類記号としては原画像[22]となります。


図1 原画像[22]

 写真67 撮影ビリー 1975年6月14日13時18分 

 原画像[22] のUFO部分拡大を図2に取りあげ、これを画像Aとします。


図2 原画像[22] のUFO部分拡大 code = [22][4](画像A)

 UFOの拡大画像を見ると、UFOの周囲にもやもやした領域があります。これは合成のしるしとみなせるものです。


図3 画像AのハローQueen解析(振幅8)

 白い2重の帯が現われています。King解析やQueen解析では、これがイラストのしるしとなります。
 図2で現われていた「UFOの周囲のもやもやした領域」のところが「四角いバリ領域」として白いまだらで現われています。これはUFOと背景とが、異なる収縮率の画像で合成されていることから、ジェーペグ化のときに生ずる「色や模様の染み」です。ワンショット写真のときには決して起こらない現象ですので、これだけで、この画像が合成された偽物UFO画像であることが分かります。


図4 画像Aのクリスタルkeel解析(振幅8)

 色の境界にここまでくっきりと明るい帯(カラーハロー、collar halo, 襟状光輝)が出ているということは、明らかにイラストによる画像だということです。また、赤色と緑色の太いしわのようなパターンが交差していますが、これもイラストにともなう現象です。


図5 画像Aのハローcrow解析(振幅8)

 ハローcrow解析はシンプルな解析としてあらわれてきます。カラーハローがくっきりと示され、もともと何も無いところは、何も描かれません。右下のところに、四角く切り取ったブドウの房のようなものが見えますが、原画像には何もありません。異質な画像を合成したときに生み出されるバリのようです。


図6 画像AのハローWhale解析(振幅8)

 クリスタルkeel解析とハローcrow解析とWhale解析においては、Queen解析での白い2重の帯の、片一方が黒っぽくなって現われます。びみょうな色の対応の違いはありますが、Whale解析では、完全に内側と外側で色わけがなされます。
 異質な画像を合成したときに生み出されるバリは、四角くて濃い色のまだら模様となって、とても分かりやすくなっています。

 光核解析の画像BによるΧ15解析

 画像Aの光核解析画像を取り出し、これを画像Bとして、これについてのテキスタイルΧ(kai)15解析を行います。


図7 画像Aの光核解析 code = [22][4]LC(a)[2] (画像B)


図8 画像B のΧ15解析 code = [22][4]LC(a)[2]_onAGI(Kai15)8(64)

 Χ(kai)15解析の結果がチョコレートを溶かしたようなパターンとなっています。
 今のところ、なぜだかよく分かりませんが、白く抜けたような領域が幾つかあります。これらも、自然なものとは考えられません。
 なによりも、ここには、本物画像にあるべき立体的な情報が浮かび上がっていません。
 「白く抜けたような領域」を調べるため、さらに幾つかの解析を行います。


図9 画像B の$X解析 code = [22][4]LC(a)[2]_onAGI(SX)8(64)


<図10 画像B のNslash解析 code = [22][4]LC(a)[2]_onAGI(Nslash)8(64)br>


図11 画像B のGA解析 code = [22][4]LC(a)[2]_onAGI(GA)8(64)


図12 画像B のLAP解析 code = [22][4]LC(a)[2]_onAGI(LAP)8(64)

 「白く抜けたような領域」は周波数を高めていった$X解析やNslash解析でも「白く抜けたまま」でした。
 GA解析とLAP解析は3×3画素でウェーブレット関数が構成されている高周波数のテキスタイル解析ですが、これによれば、「白く抜けたような領域」には「水平線のみがある」ことが分かりました。ここのところは、この画像を作るとき、同色の何かを切り貼りしたのではないかと想定されます。
 ともあれ、人工的に作られた画像であると考えられます。

 まとめ

 ビリー・マイヤーの本 [B] の口絵にある「写真67 撮影ビリー 1975年6月14日13時18分」に写っているUFOについて解析しました。
 これは偽物UFO画像でした。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, July 10 2015)

 参照資料

[B] 「宇宙の深遠より 地球外知的生命 プレアデスとのコンタクト」(<ビリー>E.A.マイヤー=著、フィグ・ヤーパン=監訳、(株)徳間書店、2001)
[22] http://d38zt8ehae1tnt.cloudfront.net/ufo_the_billy_meier_experience__114002.jpg

 

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