ChMd161 ビリー・マイヤーのUFO画像は偽物です(11)
UFO Images of Billy Meier are Fake(11)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 ビリー・マイヤーの本 [B] の巻頭にカラー画像の口絵集があります。このカラー口絵には「撮影ビリー」とコメントされています。これについての解析を中心にして進めてゆくことにしたいと思います。
 次の図1は「セミヤーゼのビームシップ」と説明されているものです(地名も書いてありますが無意味なので略します)。さらに「写真639 撮影ビリー 1975年3月8日17時19分」と添えられています。
 私の分類記号としては原画像[m689]となります。


図1 原画像[m689](もとの画像の70パーセント大)

 「写真639 撮影ビリー 1975年(以下略)」のUFO拡大部分の解析

 「写真639 撮影ビリー 1975年(以下略)」のUFO拡大部分を次の図1とします。これをかんたんに画像Aと呼んで解析してゆきます。


図2 原画像[m689]のUFO拡大(画像A)

 このUFO拡大画像を見ると、これが本物の立体的な何かに基づくものではないということが分かります。


図3 画像AのハローQueen解析(振幅8)


図4 画像AのハローRook解析(振幅8)

 図3のQueen解析や図4のRook解析のパターンからは、このUFOが立体的なものであるという情報は得られません。このUFOは明らかに描かれただけの偽物UFOです。

 画像Aのフリーキャンバス光核解析(画像B)についての解析

 画像Aのフリーキャンバス光核解析(画像B)を作り、これについてΧ15解析とcrow解析を行います。


図5 画像Aのフリーキャンバス光核解析(画像B)
code = m639[16]LC(32-96)Wing(64-192)

 UFO画像(画像A)のフリーキャンバス光核解析(画像B)では、円盤下部とデッキ部分の上のところだけが残りました。LC(32-96)は取り出す画像の濃淡値範囲です。Wing(64-192)は色を広げるキャンバスの濃淡値範囲です。96-32=64の濃淡値範囲のデータを192-64=128の濃淡値範囲へと広げたものです。
 このように、微妙な取りあつかいによって調べたわけですが、現われたイメージは あまりにもシンプルなものでした。


図6 画像BのテキスタイルΧ15解析(振幅8)
code = m639[16]LC(32-96)Wing(64-192)_onAGI(Kai15)8(64)

 図6「画像BのテキスタイルΧ15解析(振幅8)」の結果、UFOの底部では中心部分がやや密度の小さなところとなっていますが、本物UFOで見られたような、内部構造をうかがわせるようなパターンは現われていません。
 黒く何かが溶けたような部分が現われています。このように、色の境界に沿って太く現われるのはイラストであることに由来する現象です。


図7 画像Bのハローcrow解析(振幅8)
code =m639[16]LC(32-96)Wing(64-192)_onAGI(crow)8(64)

 図7「画像Bのハローcrow解析(振幅8)」を見ると、このUFOが何らかの立体的な構造をもつものではないことが分かります。ハローcrow解析は、重要なポイントは押さえつつ、細かなところは無視するという性質をもつものです。もちろん、対象が本物の立体的なものであれば、その細部の情報については敏感に応じることとなり、立体的なものであるという表現を保ちます。なんでもかんでも図7のような平板なものとするではありません。
 このことを示すため、次の、リアルな車(car)の光核解析画像(画像C)についての解析を添えておきます。

 リアルな車(car)の光核解析画像(画像C)についての解析

 リアルな車(car)の画像を光核解析したものを図8(a)として、(b)〜(d)で、これについての解析結果を示します。


図8 リアルな車(car)の光核解析画像(画像C)についての解析

 このときの光核解析は濃淡値0-64のものを取り出して0-255のキャンバスへと広げるものですから、かなり明るく見えています。色の情量としては、64/255ですから、ほぼ1/4となっています。
 それでもリアルな車のときは、ドアの継ぎ目などの立体的な構造の情報はもちろん、光沢のあるボディに写った手前のマンホールや地面のタイルのパターンまで、こまかく描写しています。ハローcrow解析は、かなり鈍感にふるまうように調整されているものですが、それでも、原画像を目視して分かることは、ほぼ描くことができます。Rook解析やWhale解析では、原画像を見るだけでは分からなかった情報まで引き出しています。これらの違いは窓に写ったものについての解析結果を比較することにより、分かってもらえると思います。
 これらのウェーブレット画像解析の(私独自の)各種ハロー解析の能力はとても高いものなのです。もっとピンポケになっているものについても、それなりに情報を引き出すことができますので、もとになっているものが、本物か偽物かということの情

 まとめ

 「セミヤーゼのビームシップ 写真639 撮影ビリー 1975年3月8日17時19分」について調べました。
 これは、とてもシンプルな構造しかもたない偽物イラストUFOでした。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, July 15, 2015)

 参照資料

[B] 「宇宙の深遠より 地球外知的生命 プレアデスとのコンタクト」(<ビリー>E.A.マイヤー=著、フィグ・ヤーパン=監訳、(株)徳間書店、2001)
[m639] http://1.bp.blogspot.com/-9T9_lqv8zz0/Uf7wbGCjXMI/AAAAAAAACa8/FiIS4iJwODE/s1600/f_0639.jpg

 

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