ChMd168 ビリー・マイヤーのUFO画像は偽物です(18)
UFO Images of Billy Meier are Fake(18)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 ビリー・マイヤーの本 [B] の口絵にはないのですが、「Billy Meier UFO」をキーワードとして検索した画像に、次のようなものがありました。


図1 原画像[17](50パーセント大)

 この画像があるサイトでのニックネームはwedding-cake-ufoとありますが、ビリー・マイヤーの本 [B]のp342にあるビームシップの分類図によれば、これは「ビームシップ 第5型」と認定されます。
 とても鮮やかな写真です。カメラのレンズの影響で生ずるようなハローが斜めに並んでおり、いかにも、それなりのカメラで撮影したかのように見えています。
 この画像について解析します。

 原画像[17]の解析

 このあと示す画像はいずれも3C解析という、新しいジャンルのものです。
 これは「ディジタル画像処理」[D] を読んでいて気がついたのですが、これまで使ってきたテキスタイル解析では、画像の3色の情報について、わざわざ濃淡値に変換し、それについての解析結果を、3色の配列へと、まったく同じ値で入力していたのです。これでは情報量が1/3に減ってしまっています。そこで、濃淡値への変換というところを省略し、3色の情報を使って、それぞれ解析した結果を、表現のための3色の配列へ入力するようにしました。遠回りしていた解析を、直通させたということです。そして、このような解析を3C解析と呼ぶことにしました。
 3C解析のいちばんはじめの手法は、Edge解析とPuma解析です。このEdge解析のウェーブレット関数は、すでに組み込んであったテキスタイルLAP(ラプラシアンの意味)解析の変形でしたが、Puma解析はもう少し異なるパターンのものです。テキスト[D]で使われていた画像が(ほんとうはJaguarだったようですが)Pumaだと勘違いして名づけたものです。1〜8の添え字をつけますが、これは、この解析関数だけの構成パターンの違いを意味するものです。振幅値(8)とは少し異なるものです。code = [17]_onNCI(Puma1)8(64)のNはノーマルモードで、ここがAならアンチモードです。これらは画像の反転に相当します。Cと記載してあるものが、3C解析の記号です。Iは色のモードで、この他にIIとIIIがあります。8は振幅値で、64が基礎色の値です。


図2 [17]のPuma1のノーマルモードの3C解析
code = [17]_onNCI(Puma1)8(64)

 この[17]のPuma1のノーマルモードの3C解析では、背景の山並みの峰のところに太い線が現われています。手前の山の稜線は、ここまでくっきりしていません。これらの違いは自然なワンショット写真でも現われることがあるので、ここでさらに議論してゆくのは避けることにします。
 ビームシップUFOの輪郭線が現われています。光のハローはとらえられていません。これは実体をもたないもののようです。


図3 [17]のレリーフ5Fのアンチモードの3C解析
code = [17]_onACI(5F)8(64)

 3C解析のアルゴリズムを、これまでに構成して使ってきた、他の解析システムへと拡張することにしました。これはまだ完了していませんが、すでに拡張したものの一つを図3と図4に示します。
 図3の5Fはレリーフ5F解析で、図4の7Cはレリーフ7C解析です。レリーフ7系解析には、色々なウェーブット関数のパターンがあり、これまではあまり違わないものと見なしていましたが、これらを3C解析へと拡張して使って見ると、さまざまな解析結果となって現われるということが分かりました。


図4 [17]のレリーフ7Cのアンチモードの3C解析
code = [17]_onACI(7C)8(64)

 図4「[17]のレリーフ7Cのアンチモードの3C解析」の結果、このビームシップUFOが背景画像に対して異質なものであるということが明らかになりました。
 とにかく、底部を照らしている光の状態が、背景画像での太陽光に対して、まったく異質なものとなっています。
 次の図5はゴブリンクォーク4にも備えてあるコンター解析です。空の明るさのグラデーションがはっきりと分かります。このときの背景画像の太陽は、向かって左下のほうにあるわけです。それなのに、図4のビームシップUFOは上のほうがより明るくなっており、下部への光の当たり方も、反射光だらけで、とても理解できません。
 このような解析により、このビームシップUFOは別の世界で撮影されたものが、この背景画像へと合成されたものであることが明らかになります。


図5 原画像[17]についてのコンター解析
(背景画像の太陽の位置が分かります)code = 17Cntr(4)

 まとめ

 新しく構成した3C解析の、これまでのウェーブレット関数への拡張により、多様な解析結果が得られるようになりました。
 また、ゴブリンクォーク4にもあるコンター解析を使うと、空の明るさのグラデーションが分かり、これによって太陽が存在する位置を推定することができます。
 このような解析を組み合わせると、背景画像での太陽の位置と、UFOを照らしている光源の位置が異なると言う結果を見ることができます。
 この原画像[17]では、まさに、そのような違いが生じています。
 よって、この画像が合成によるものであり、偽物UFO画像であると証明されました。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Oct 2, 2015)

 参照資料

[B] 「宇宙の深遠より 地球外知的生命 プレアデスとのコンタクト」(<ビリー>E.A.マイヤー=著、フィグ・ヤーパン=監訳、(株)徳間書店、2001)
[17] http://ufo-explorer.com/timeline/wedding-cake-ufo/
[D] 「ディジタル画像処理」CG-ARTS協会(著), 同(発行), 2004(初版),(第二版8刷2014)

 

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