ChMd21 土星の衛星タイタンの港湾風景(再解析)
ChMd21 Harbor Scenery on Titan as a Satellite of the Saturn

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

ゴブリンクォーク4 [0] 入手から、準備・解凍・ライセンスキー・起動まで

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 土星の衛星タイタンの画像を再解析する。

 ジョージ・アダムスキーの体験記

 ジョージ・アダムスキーの著書を調べなおすと、私たちの太陽系の、ほんとうの姿が、図書館の科学書棚や、教科書や、「一般常識」と言われているものとは、大きく異なっていることが分かる。
 ジョージ・アダムスキーが、金星人と会見し、「太陽系の惑星連合(と呼ばれているのかどうかは分からないが)」の宇宙艇に同乗し、まだ人類が月に行っていないどころか、無人の探査機すら、火星や金星はおろか、月にも到達していないとき、まるでSF小説かおとぎ話のような内容の「体験記」が現れたのである。ちょうど私が生まれたころのことらしい。
 そのころ地球では、まだ第二次世界大戦が終わってから間もないときで、国や人々の間に、疑心暗鬼の思いが残っていた。さらに悪いことに、他者を消し去るための武器だけは、どんどん発達し、原爆や水爆の開発と実験を繰り返していた。
 世界中の空にUFOが数多く現れ出したのも、このころのことである。なぜか。ジョージ・アダムスキーの体験記を読むと、この理由がよく分かる。地球の核兵器は、地球を滅ぼすだけでなく、太陽系の他の惑星群にも大きな影響を及ぼし、そこに住む宇宙人たちにとっても人ごとではなかったからである。
 太陽系の空間は、何も無い真空が続いているわけではなく、磁場の「蜘蛛の巣」のようなつながりがあるらしい。また、太陽と、各惑星との関係も、私たちが考えているイメージ以上の、複雑なつながりがあるようだ。

 核兵器と原子力発電所

 ともあれ、地球に住む私たちは、何も分かっていてないのに、まるで「私たちだけが知性を持っている存在」であるかのように、うぬぼれて、危険な核兵器のようなものを生み出して、それを持っていることが「国の力」であると、ばかげた考えに浸っている。
 核兵器だけでも愚かなこと。しかし、それを平和的に利用するのは間違っていないと、地球の私たちは考えてきた。ところが、そうではなかったのだ。いつどこで地震が起こるか分からない、こんなに危険なところに住んでいるのに、原子力発電所を造り続けてきた。核兵器は火薬などできっかけをつくらなければ核分裂しない。しかし、原子力発電所では、発電している間、常に核分裂しているわけだ。それが「停止」したといっても、放射能をもった核物質は、存在し続けている。
 こんなことを書いてゆくのは止めよう。みんな分かってきたはずだ。この惑星で生きてゆこうとするなら、核兵器や原子力発電所をなくして、もっとシンプルに、いったい何が大切なのか、どのようなシステムでやってゆけばよいのかを、考え直さなければならないときが来たようだ。

 「幽霊変換」

 えらそうなことを言ってしまった。いったい、私のような人間に何ができるのか。
 私にできることは、これまで「正しいと思われてきたこと」の中に「間違っていることがある」ということを示すことだろうか。
 私がまとめた「幽霊変換」という論文は、これまで「正しいと思われ続けてきたローレンツ変換」の、「ダランベルシアンを利用した証明」に、「数学的な基礎の条件が満たされていないところ」があって、「その証明は、論理的に成立していない」ということを示したもの。「アインシュタインの特殊相対性理論」は、「アインシュタインの方法によって、ローレンツ変換を証明した」と考えられたもの。これも同じ構造の矛盾をもっていた。私は、「ダランベルシアンを利用した方法」と「アインシュタイン流の方法」とを比較することにより、これらが同じ構造の矛盾をもっていたことを明らかにした。
 手続きは複雑になったが、「アインシュタインの特殊相対性理論」が、まったくの空論であることを、この理論が現れてから103年目の2008年に、私はインターネットの世界において発信することができた。これらのことは、私が発信した論文のページを、きちんと読んで理解することで、ほんとうのことだと分かる。数学の偏微分が分からないと読み進めることができない。数学的な論証について慣れている必要もある。

 NASAの探査画像

 それから私は、難しいことが、だんだんと苦手になってゆき、もう少し簡単なことの中に、「これまで正しいと思われてきた誤り」がないかどうか探すようになった。
 NASAは数々の探査画像を公開している。NASAは不思議な組織だ。情報を公開するものの、明らかな嘘をつく。どの国でも、政府の組織とは、そのようなものかもしれない。
 NASAが知っているかどうかは分からないが、NASAが公開した画像を詳しく調べると、「これまで正しいと思われてきた誤り」や「これまで間違っていると思われてきた真実」を見いだすことができる。

 拡大なめらか補間処理とゴブリンアイ

 私は画像解析のコンピュータソフトの開発に取り組むようになった。
 一般にデジタル画像を拡大してゆくと、それらの画像を構成している最小単位の「画素」にたどりつく。それは、色のついた正方形のブロックだ。逆に考えると、連続的な変化をしている、もともとの実像を記録するとき、機械の処理能力の都合で、このような「画素」ごとに、色や濃淡を配分して記録してゆく必要があった。デジタルカメラ以前の、銀塩フィルムと呼ばれていた写真では、この最小単位の「画素」が、銀の分子だったわけである。このときの「画素」を見ようとするなら、電子顕微鏡が必要だった。
 初期のデジタルカメラの総画素数は何万か何十万画素というものだった。大きい数のように見えるが、これは縦横の値を掛けたものだから、一万画素なら、縦100画素×横100画素ということになる。ちょっとしたモザイク画のようなレベルだ。電子機器のメモリーの容量が大きくなってゆき、デジタルカメラの総画素数が何百万から一千万あたりへ到達した。これで、一般の写真に関しては、画素によるモザイク画が、肉眼では見えなくなるレベルに達した。
 一般のニーズには対応できるようになったデジタルカメラでも、天体のような、光学機器を使いつつ、拡大して撮影するときには、これ以上近づくことのできない、限界の分解能というものがある。最後はデジタル画素のモザイク画になってしまうのだ。
 また、NASAなどの探査機器が、遠くの宇宙空間や、惑星や衛星などから、電波の信号で送ってくる画像というものでは、そんなに大きな総画素数が期待できないものがある。古い時代のデジタルカメラしかなかった時代の画像というものもある。
 全体の総画素数が大きいときには、その極小領域について、また、全体の総画素数が小さいときの画像においても、それらの画素によるモザイク画像から、もとにあった、もうすこし連続的な変化を見せる画像が再構成できないだろうか。
 この問いには「ある程度できる」と答えることになるだろう。ここであらためて、この技術のことを論じると、このページのテーマにたどりつかなくなってしまうかもしれない。
 このような技術を私は「拡大なめらか補間処理」と呼ぶことにした。次のサイトページの最初のところに、実験的な処理によって、画像を用いて説明している。
 CPP105「衛星カリストの光るクレーター_4」
 モザイク画像から、もう少しだけ、連続的な画像を得ることができるのである。ところが、このときの処理によって、画像に「色のちりが降り積もる」ことになり、少しピンボケぎみになってしまう。
 この問題に取り組んで開発したのがゴブリンアイという技術である。ゴブリンアイでは、「降り積もった色のちり」を整理して、画像を見やすくする。限界はあるのだが、濃淡の区切りがはっきりしている版画のようなものや、イラストのようなものの再現性は高い。自然なグラデーションをもつ写真画像のようなものでは、ある程度限界がある。

 土星の衛星タイタンの港湾風景(再解析)

 土星の衛星タイタンの港湾風景に「再解析」という但し書きがついているのは、一度解析しているからである。以前の解析は、次のページにある。
 クールペッパーページ24「タイタンの港湾風景」
 クールペッパーページ26「タイタンの鳥瞰」
 今回再解析したのは、後のほうで調べた画像である。前のCPP24からはタイトルだけを借りたことになる。CPP26の画像を再解析したところ、こちらのほうが「タイタンの港湾風景」にふさわしいと思えたからだ。
 衛星タイタンの画像に、港湾都市のようなものが写っているとして、幾つかのサイトで紹介されている。いずれも、次の画像(図1)である(一部カットした)。
 これは、NASAで画像を組み立てていたときの完成時に撮影したものだろうか。横の線が垂直でないというところが、少し気になる。画像を何かに掛けて、それを撮影したような感じである。
 図1 の出典  http://img0.diarynote.jp/photo/l/20080207/85058_20080207194038.jpg

 図1の原画像をNASAのサイトで探したが、まったく同じものを見つけることはできなかった。しかし、ほぼ同じ地点を撮影した画像を確認することができた。次の図2である。NASAでの正式名はPIA07231となっている。CPP26で調べたのは、この画像であった。
 PIA07231画像のURL http://photojournal.jpl.nasa.gov/jpeg/PIA07231.jpg

 今回は図1をベースとして解析しよう。図1を少し拡大してなめらか補間処理し、さらにゴブリンアイで「色のかすみ」を適度に取り去ったものが、次の図3である。以下、図3から図7までは、これらの画像をクリックすると、解析した画像の大きさそのままのページへと進む。

(Written by Kinohito KULOTSUKI, Aug 8, 2011)