月は砂漠ではない(2)
(ChMd74)Moon must not be Desert (2)

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621 @ 9621 ANALYSIS)

PDF 月は砂漠ではない(2)
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 はじめに

 「月は砂漠ではない」シリーズの(2)では、この言葉の意味そのままの展開で進めてゆこう。
 まず「地球の砂漠」画像をウェブで探した。これについて、ゴブリンライス(開発中)で色紋解析し、「地球の砂漠」に関する「色紋グラフ」を観察する。
 つぎに、JAXA「かぐや」ビデオ画像を、ゴブリンクォーク4の「色の強弱」解析でCX500再現色(自然な太陽光直下での色の強さに相当)に変換し、ゴブリンライス(開発中)色紋解析して、これらを観察する。

 地球の砂漠


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◆参照資料 (砂漠の画像)
(a) Namib Desert, Namibia http://www.wallpaperlink.com/bin/0612/02868.html
(b) Sahara, Mauritania http://www.wallpaperlink.com/bin/0705/03344.html
(c) タクラマカン砂漠 / The Taklamakan http://bloggers.ja.bz/ykon/IMG_0940.jpg
(d) アリゾナ岩石砂漠 / Arizona
  
  http://hitorigoto.krimgen.com/?eid=209

 「地球の砂漠」の色紋解析










 「地球の砂漠」の色紋解析を観察すると、全般的に色が赤味をおびており、(存在)色紋グラフ(Exist)のRGグラフで、R軸とG軸の中心線を考えると、R軸側に偏っている。このあと、JAXA「かぐや」の月面画像のCX500再現色についての、(存在)色紋グラフ(Exist)をみると、ここのところが、まったく異なっている。
 青い成分は弱く、BGグラフやBRグラフのB軸に近い領域のプロットが少ない。
 ただし、図3「Sahara, Mauritania」の色紋解析の、(存在)色紋グラフ(Exist)において、濃淡値の小さな、影や闇のプロットでは、青い成分も適度にあらわれている。

 JAXA「かぐや」ビデオ画像のCX500再現色




 図6にJAXA「かぐや」ビデオ画像から色紋解析へと進むときの処理手順を示した。
 (a) JAXA「かぐや」ビデオ画像をウェブから求め、ウィンドウズOSのPrtScスイッチで記録し、ペイントソフトへ貼り付けて、BMP画像として保存する。
 (b) ペイントソフトでビデオ画像の枠部分やタイトルを除き、月面画像のみにしたのち、ゴブリンクォーク4の「色の強弱」ページでCX500再現色へと変換して保存する。
 (c) ペイントソフトで文字部分を切り取る。このようにして、画像を切り取ったあとの「完全な白」は、色紋解析で無視される。
 (d) ゴブリンライス(開発中)の「色紋」ページで色紋解析し、ウィンドウズOSのPrtScスイッチで記録し、ペイントソフトへ貼り付けて、BMP画像として保存する。「色紋」ページの「決定保存」では、画像情報は帰路されているが、文字情報が記録されないので、いまのところ、このような方法に頼ることになる。
 このあと、ウェブで公開されている、JAXA「かぐや」月面ビデオ画像を記録したものについて、上記の処理手順に従って、CX500再現色に変換し、色紋解析したものを、ビデオタイトルごとに示す。

 m477 リュンカー山 / 色紋解析






 「リュンカー山」のビデオ画像では、月世界での、「昼」と「夜」の境目が記録されている。原画像は白黒モードなのかと思ってしまうほど色にとぼしいものであるが、これは、何らかのフィルター処理によって変換されたものと考えられる。CX500再現色の画像を見ると、非常に濃い「緑」が広がっていることが分かる。色紋解析に、その色が分析されている。図8では、右下の「色値表」として、e RG を採用している。この表の、下から2番目の色は、濃淡値が90で、rgb=(13, 136, 63) となっている。日本語での色を探すとしたら「木賊(とくさ)色」に近いかもしれない。濃淡値113のところにある、rgb=(91, 146, 1) の色は、まさしく、「苔(こけ)色」である。上段右の「色の積算グラフ」よこの帯グラフで支配的なのは、まさしく、この「苔色」である。濃淡値39のrgb=(87, 23, 3) はマホガニー・レッドに似ている。また、濃淡値26のrgb=(68, 11, 0)は「樹皮(きはだ)色」に近い。濃淡値127のrgb=(161, 126, 51)に似た色を探すと、なんと、「枯(かれ)色」とある。
 これらの色名は「色の名前」(近江源太郎/監修, ネイチャー・プロ編集室/構成・文, 角川書店刊2000)によった。

 m478 モスクワの海 / 色紋解析

 「m478 モスクワの海(1)」の中央手前のクレーターには、まるで神殿のような構造がある。次のページで詳しく解析してある。
  ChMd39「神殿クレーター / 月世界のほんとうの色は?(5)」
  http://www.treeman9621.com/ChimeraMind/ChMd39/ShrineCrater.html






 図10の色紋解析で、「(存在)色紋グラフ(Exist)」を見ると、非常に特徴的なパターンが現れている。RGグラフのR側の半分の領域に、ほとんど、色のプロットがない。また、GBグラフとBRグラフの、B側の半分のプロットもとぼしい。こちらは、地球の植物に由来する「緑」でも、同じように、青味が弱くなっているが、RGグラフの赤味成分が弱いというのは、これほど極端に現れてはこない。
 「モスクワの海」のビデオの後のほうに、図11の左下に少し見えている、まるで、陸上競技場や競馬場のような形をした、長円形のクレーターがある。これについては、まだ、よく調べていない。






 やや「枯草色」というか、「オリーブ色」が支配的になっているものの、「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンは、図10のものと、ほぼ同じである。

 m479 メンデレーエフ・ベイスン / 色紋解析






 図14の「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンは、地球の植物によるものと、ほとんど同じ特徴を示している。

 m480 ツィオルコフスキー / 色紋解析

 ツィオルコフスキークレーターは、月の裏面で、異彩をはなっている。クレーターの内部が暗く、表面が平らな感じがする。ほんとうの「海」ではないか。この暗部が水なのかどうかは、観測データから分かるはずだが、どうなのだろうか。まあ、月の「名所」のひとつには違いない。
  ChMd50 ツィオルコフスキークレーター上空の赤い幽霊雲
  http://www.treeman9621.com/ChimeraMind/ChMd50/RedPhantomCloud.html
 私は、このページで、暗い空の部分を調べている。しかし、次の図16の解析結果により、このときの「空」は、何か別のもので置き換えられているかもしれない。






 図16の色紋解析おける「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンは、このページの、多くの解析パターンとおおきく異なっている。もとの画像(図15)を見て、一目瞭然であろう。ここのところは、青いのだ。全体が青味を帯びている。右下の「色値表」の真ん中あたりを見よう。濃淡値126の色はrgb=(105, 129, 199) となっている。Red(105)もGreen(129)も成分としてあるが、Blue(199)が強い。
 「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンを見ると、この、青味が強いプロットグループと、偏りのない、暗いプロットグループが、まったく関連することなく描かれていることが分かる。これは、空が、どこからかの「借りもの」によって置き換えられていることを示している。ほんとうの「空」を見せたくない理由があったらしい。謎の多い場所でもあり、さらに問題を複雑にしてしまっている。これは良心をもった科学者のやることではない。このような画像を正式な論文で使ったことがバレれば、あっというまに永久追放されることだろう。もっとも、JAXAやNHKには、科学者と名のつくような人間はいないのだろう。あきかえってしまう。

 m481 プラトー / 色紋解析






 図18の「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンによく似たものは、地球での太陽光のもとで撮影した「刈り取り前の麦畑」であろう。ただし、色そのものが、微妙に異なる。
たとえば「刈り取り前の麦畑」における色紋解析の、濃淡値127の色はrgb=(148, 127, 74) の、まさしく「小麦色」であるが、図18の、濃淡値128に近い色は、濃淡値137のrgb=(98, 163, 51) と、もっとGreen成分が強いものであり、オリーブ色に近い。

 地球から撮影したプラトークレーター

 「月」「プラトー」で検索し、次のページを見つけた。コメントを引用する。プラトークレーターのプラトーは「高原」ではなく「プラトン」に語源があるのか。
 
   http://mo.atz.jp/meisyo/plato/index.htm

 他に検索して、次のサイトに、地球から観測した「プラトークレーター」の画像があることを知った。この画像を借り、やはり、色が弱いようなので、CX500再現色へと変換したのち(図19)、色紋解析した(図20)。
 
   http://ryutao.main.jp/dig_plato.html






 図20の「(存在)色紋グラフ(Exist)」のパターンは、見事に広がっている。明るい水色が現れている。空色とも言えるものである。地球の大気を通ってきた光を観測しているので、このような色がつくのかもしれない。「色値表」の、濃淡値53の色としてrgb=(30, 72, 22) がある。図18の、オリーブ色に近い、濃淡値137のrgb=(98, 163, 51) と成分比が似ている。つまり、暗い状態で観測したものとも考えられる。
 かつて、NASAが月に人間を送ったと主張するまで、月面を地球から望遠鏡で観測し、その月面の色が季節的に変化することを調べた人もいるらしい。しかし、これらの観測記録は、アポロ月面探査という、おそらく偽りの事象によって、闇に葬られてしまった。
 月は「クレーター砂漠」ではない。少し色を強くするだけで、おそらく、植物に由来すると思われる、いろいろな「若葉色」や「枯草色」、あるいは「苔色」や「オリーブ色」に染まっていることが確認できる。

(Written by KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621@ 9621 ANALYSIS, June 22, 2012)

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