ChMd98 X解析とウェーブレット解析を組み合わせる新しい技術と
その解析能力の検証について
On a technique to combine wavelet analysis with X analysis
& an inspection of the ability for the analysis

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 UFOと機体周縁の渦状パターンについてufocasebook.com のベストUFO画像から採集したものについて幾つか解析してきました。すでに準備してある解析画像や編集ページがまだまだあるのですが、このようなことと並行して、解析プログラムのアルゴリズムをどんどん改良しています。
 数日前の改良として、カラー写真の画像データを、こまでは濃淡値を中心として調べてきたものを、青版、緑版、赤版に分解したものについて、それぞれ調べられるようにしました。こうすると、自然光の中で周波数が高い青色光による、青版の解析結果が、ときとして、より詳細なイメージを描きだすということが分かってきました。
 さらに本日(2015年1月4日)、これまでウェーブレット解析以前のテクニックとして生み出したT解析やX解析の、立体的なレリーフのように見える画像の分かりやすさを、いろいろと開発してきたウェーブレット解析と組み合わせることに成功しました。これにより、さらに識別しやすい、便利なツールが生まれました。また、これまで使ってきた解析法の、いったいどれが、本当のイメージに近いものなのかということを、これまではげんみつに検証することなく使ってきましたが、あらかじめ分かっているイメージをテスト版として解析することにより、この問題に新たな道筋をつけることができるようになりました。
 このページでは、このような、解析法の進化のプロセスについて説明しようと思います。

 X解析とウェーブレット解析を組み合わせること


図1 アンザボレゴ砂漠のUFO(code = [31] → 画像A)[1]
(画像をクリック → 元画像のページへ)


図2 画像Aの32倍拡大 (code = [31]x32 → 画像B)


図3 画像BのVA解析 code = [31]x32_onAnt(Gry)I(VA)16(64)

 このような解析画像は、これまでの解析ソフトのアルゴリズムにより、いろいろと生み出すことができるのですが、UFOの周囲の空や、UFO上でも色の変化がとぼしいところなどでは、これらの画像がジェーペグ画像として処理されたことにより、大小の四角い領域の境界線が現れることとなります。また、これらのノイズがかったデータといっしょに解析することになり、振幅を大きくして解析すると、これらのすべてが濃く表示猿こととなり、かえって分かりにくくなってしまいます。
 ところが、次の図4のように、ウェーブレット解析ではなく、もっとシンプルなアルゴリズムによるT解析やX解析では、色づけてある部分が浮き出ていて、まるで立体的なレリーフのように、分かりやすく見えています。
 このような条件を、図3のような、これまでのウェーブレット解析の画像と組み合わせたものが、さらに下の図5です。


図4 画像BのX解析 code = [31]x32_onAnt(Gry)I(X)16(64)


図5 画像BのX解析×VA解析
code = [31]x32_Xon(b)Ant(Gry)I(VA)16(64)

 うすく表示してあるので分かりにくいかもしれませんが、図3のあちこちにあった、ジェーペグ画像由来の四角い領域にかかわるラインが、この図5では、ほとんど消えています。このとき振幅は同じにしてありますが、ノイズ成分となるラインが現れないので、情報として見やすいレベルで、自由に振幅を上げることができます。
 このようにして求めた図5が、それでは、どれだけ確からしいものなのかという疑問を解いておく必要があります。このため、次のようなテストを行うことにしました。

 あらかじめ分かっているイメージをテスト版とした解析能力の検証

 あらかじめ分かっているイメージとして数字を使って、次の図6のような、ぼんやりとした画像を作りました。


図6 数字を隠したテスト版画像(画像C) code = numx8malonPQ5PQ


図7 画像CのX解析(1) code = numx8malonPQ5PQ_Xon(b)Ant(Gry)I(X)8(64)


図8 画像CのX解析(2) code = numx8malonPQ5PQ_Xon(b)Ant(Gry)I(X)64(64)

 図7と図8は画像CのX解析です。これらはX解析における振幅が異なります。
 次に、画像CをVA解析しますが、図9は単独のVA解析で、図10はX解析とか合わせてのVA解析です。VA解析は高周波なので、小さなほうの数字に敏感に反応し、X解析のデータを利用して、これらを強く浮かび上がらせています。


図9 画像CのVA解析
 code = numx8malonPQ5PQ_onAnt(Gry)I(VA)8(64)


図10 画像CのX(a)×VA解析
 code = numx8malonPQ5PQ_X(a)onAnt(Gry)I(VA)8(64)

 もう少し低周波の解析の一つとしてA9をとりあげ、これ単独のA9解析結果を図11に、X解析と組み合わせたA9解析の結果を図12に、それぞれ示します。
 図12では、背後に隠れていた、より大きな5のイメージが浮かび上がってきました。


図11 画像CのA9解析
 code = numx8malonPQ5PQ_onAnt(Gry)I(A9)8(64)


図12 画像CのX(a)×A9解析
 code = numx8malonPQ5PQ_X(a)onAnt(Gry)I(A9)8(64)

 このあとさらに、もっとノイズの少ないテスト画像をつかって、いろいろなウェーブレット解析の性質を明らかにしようと思っていましたが、実際にやってみると、画像のデータ量が多くなりますので、あらためて、ページタイトルをつけ直して整理しようと思います。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Jan 5, 2015)

 参照資料

[1] これは日本GAP機関紙「UFO Contactee」誌 [2] に掲載されたUFO写真の抜粋です。
 http://adamski.jp/ufo/images/139-41.jpg
 1995年1月、米カリフォルニア州のアンザボレゴ砂漠で、バックパカー・スティーヴ・トムセンという男がこの砂漠地帯をハイクしていたところ、前方の空中に美しい銀色の金属製物体が空中に停止しているのを発見。すぐにカメラで撮影したら物体は消えた。
[2] 日本GAP機関紙「UFO Contactee」誌
 http://adamski.jp/ufo/index.htm



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