ChMd172 1941年か1942年頃の中国で撮影されたUFO
The UFO photographed at China on 1941 or 1942

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 古典的なUFO写真の中に、次の図1に示したものがあります。
 ここに写っているUFOについて調べます。


図1 中国で撮影されたUFO

 この画像は次のサイトで取り上げられていたものです。
 UFO事件簿 中国で撮影されたUFO? 

 UFO部分の拡大とハロー解析

 次の図2はUFO部分の拡大画像です。これを画像Aとします。


図2 UFO部分の拡大(画像A)

 次の図3は画像AのハローKing解析です。このようなパターンであれば、これがイラストによるものではないと考えられます。


図3 画像AのハローKing解析

 次の図4は画像Aのハローswan解析です。このswan解析はハロー解析として生み出しましたが、レリーフ解析の性質をもつものです。画像の濃淡の変化をレリーフ状にやや膨らませて表現します。


図4 画像Aのハローswan解析

 次の図5は画像AのテキスタイルNslash解析です。これは高周波ウェーブレット関数によるもので、細かな情報を読み取るものです。


図5 画像AのテキスタイルNslash解析

 光核解析とそのΧ15解析

 画像Aの光核解析LC(64-128)を図6とします。これを画像Bとします。
 光核解析LC(64-128)というのは、もともとの画像Aがもっていた、濃淡値0-255の画素の中から、64から128までのものだけを取り出して、これを0-255の範囲へと広げ直したものです。0-63の暗い部分と、129-255の明るい部分を取り除いて、残った部分だけを見やすくしたものということになります。


図6 画像Aの光核解析(画像B)code = [1][16][2]LC(64-128)[2]

 この画像BについてテキスタイルΧ15解析を行ったものが、次の図7です。


図7 画像BのΧ15解析

 Χ15解析により、イラストによるものか、自然なものが撮影されたものかを、見分けることができます。
 次の図8は「ドイツ着陸UFO(空中)の光核LC(0-64)のΧ15解析」ですが、これは本物UFOと考えられます。
 その下の図9は「ufocasebook.com 1960-1969 画像[2]のUFOの光核LC(0-64)のΧ15解析」です。こちらはイラストなどを原型として生み出された偽物UFOと考えられるものです。
 図7の解析結果は、図9より、図8のほうによく似ています。ただし、画像における情報量の違いから、図8ほど多彩な内容とはなっていません。


図8 ドイツ着陸UFO(空中)の光核LC(0-64)のΧ15解析


図9 ufocasebook.com 1960-1969 画像[2]のUFOの光核LC(0-64)のΧ15解析

 まとめ

 図1の「中国で撮影されたUFO」は撮影された年代から、デジタル合成という可能性はありません。しかし、そのような時代のUFO写真の中には、イラストに由来する画像をつくって、背景となる写真に張り付けてから、再度撮影するとか、暗室で巧みに2重露光するとかの技術で生み出されただろうという、偽物画像もあります。
 上記サイトの著者は、鳥や、吊された街燈という可能性について述べておられます。そのような実体をもつものであれば、イラストではないという解析結果となります。
 今回の解析結果によれば、図3のKing解析と、図7のΧ15解析により、本物のUFOとしての条件を満たしていることになります。
 図5のテキスタイルNslash解析によれば、アダムスキータイプのUFOによく似ていると考えられます。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Sep 20, 2015)

 

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