ChMd194 ドイツのカッセル上空△UFO TR-3Bは偽物
△UFO TR-3B over Kassel in Germany is fake

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 △UFO TR-3Bが晴れた空に浮かんで飛行しているビデオがありました。
 次の[194A] をまず見つけて画像を採取しましたが、さらに、これの元ビデオと考えられる [194B] がありましたので、こちらからも画像を採取して調べました。

[194A] アメリカ最新鋭反重力戦闘機 TR-3B
極秘映像 アメリカ最新鋭反重力戦闘機 TR-3B Top secret "US Air Force antigravity fighter TR-3B"
https://www.youtube.com/watch?v=WyDOJ_Vreuk
2014/08/01 に公開
[194B] Triangular UFO Over Kassel, Germany
https://www.youtube.com/watch?v=n-GfAP2yecA
2014/06/27 に公開

 [194A] の000〜005

 [194A] のビデオは、空に△UFOが浮かんでいるところから始まります。000というコードは0分00秒の画像という意味です。000〜005までの5秒間で6枚の画像を採取しましたが、げんみつに等間隔というわけではありません。


図1 [194A] の000〜005の画像(げんみつには等間隔ではない)

 図1に示した6枚の原画像から、△UFOと地表の建物と黒いアスレチック遊具の柱を含んだ画像を切り取り、地表の建物と黒いアスレチック遊具の柱を基準として合成しました(図2)。図3はそのUFO部分の拡大です。あとから000〜005のコードを入れています。


図2 000〜005の地上建物を基準とした合成


図3 000〜005の合成のUFO部分拡大(コードを添えた)

 1コマずつ数えて画像を採取できると、もっとげんみつな解析ができるのですが、今回の取り出し方は、おおよその間隔でのものでした。
 000から004までは、ほぼ直線的に動いているようです。しかし、004から005のところで、少し停滞しているようです。このあとの動きも調べるとよいのでしょうが、今回の解析はここまでです。
 000に比べ001では画面が暗くなっています。このように並べてみれば、001の空の色が濃いということが分かるでしょう。このとき△UFOの色も濃くなっています。
 ところが、002から004にかけて、空の色が明るくなったのに、△UFOの色は明るくなっていません。これは不自然なことです。


図4 000〜005の合成のUFO部分拡大(コードを添えた)のNslash解析

 この解析図によれば、000に対して、001から005は異なるグループであり、かつ、001から005はとてもよく似ています。

 002の△UFOについての解析

 ウェーブット解析を行ってみましたが、000〜005のどれについても同じような解析結果になりましたので、ここでは代表として002のUFOについて示すことにします。


図5 ([194A]の)002の原画像


図6 002のUFO拡大(画像A)

 この画像Aについて、king解析、Joker解析、leek解析、pupa解析、Χ15解析を行いました。


図7 画像AのKing解析 code = 002[8][2]_onACI(King)8(64)


図8 画像AのJoker解析 code = 002[8][2]_onACI(Joker)32(0)


図9 画像Aのleek解析 code = 002[8][2]_onAGI(leek)32(64)

 これらのking解析、Joker解析、leek解析の結果は、典型的なイラスト描写パターンです。それそれで表現の形が異なりますが、イラストとして描かれたものに固有の、一様な配色の領域をとらえて、緑や白や原色で、その部分を強調して表現するものです。


図10 画像Aのpupa解析 code = 002[8][2]_onACI(pupa)8(0)

 このpupa解析を、ここに載せたのは、UFOの輪郭あたりに、水平線や鉛直線が現われているからです。これらは、自然な風景では、ほとんど存在しないものと考えられます。


図11 画像AのΧ15解析 code = 002[8][2]_onACI(kai15)32(0)

 これは3CモードのΧ15解析です。光核解析で対象画素を減らしてからΧ15解析するのが、これまでの濃淡値での方法でしたが、3Cモードの場合、色がつくことにより、差異が見やすくなったため、そのままでも特徴がつかめるようになりました。

 チリ銅山上空UFOの画像chile[64]についての解析

 図7から図11までの解析結果がどれほど異質かということを見るため、本物UFOとしての評価が高い、チリ銅山上空UFOの画像chile[64]について、上記の設定と同じものを次に並べます。


図12 chile[64](画像B)


図13 画像B のKing解析 code = chile[64]_onACI(King)8(64)


図14 画像B のJoker解析 code = chile[64]_onACI(Joker)32(0)


図15  画像B のleek解析 code = chile[64]_onAGI(leek)32(64)


図16  画像B のpupa解析 code = chile[64]_onACI(pupa)8(0)


図17  画像B のΧ15解析 code = chile[64]_onACI(kai15)32(0)

 002の△UFOとチリ銅山上空UFOの画像chile[64]についての解析

 離れていると比較しにくいので、小さくはなりますが、002の△UFOとチリ銅山上空UFOの画像chile[64]についての解析を左右に並べて表示します。


図18 King解析の比較


図19 Joker解析の比較


図20 leek解析の比較


図21 pupa解析の比較


図22 Χ15解析の比較

 このように、△UFOの解析結果のパターンは、(本物としての評価が高い)チリ銅山上空UFOのそれと大きく異なります。

 [194B]の027画像の解析

 情報源のデータを記録しそこねてしまったのですが、この△UFOが偽物だということは、すでに明らかになっているそうです。
 その理由は、アスレチック遊具の柱の手前側にUFOがきている画像があるからだそうです。
 そこで、[194B]のビデオを、0.25倍のスロースピードで、そして、拡大スクリーンの状態にして観察し、0分27秒のところの1シーンを採取しました。このとき採取したのは、画像の劣化をさけるため、拡大スクリーンのものではなく、通常のサイズでのものです。これが図23です。
 そして、図23の、[194B]の027の画像から、UFO部分を拡大したものが図24です。
 △UFOの左端と柱との関係を見やすくするため、さらに光核解析LC(0-64)で処理したものが図25で、その[2]倍が図26です。


図23 [194B]の027の画像


図24 [194B]の027のUFO拡大(画像C)


図25 画像Cの光核解析LC(0-64)


図26 画像Cの光核解析LC(0-64)の[2]倍拡大

 確かに、アスレチック遊具の柱のこちら側に△UFOの機体があります。
 ビデオは、この△UFOが、もっと高い空を飛行しているものとして記録されています。その位置関係を示すものとして、このあと、△UFOは右手の樹木の向こう側へと進んでゆきます。遊具の柱より遠いところに、この樹木はあります。同じサイズのまま、撮影者からの距離が大きく異なる、柱の手前と、樹木の向こう側を飛ぶというのは、現実的なことではありません。
 この△UFOは、明らかに、後から合成されたものとみなされます。

 まとめ

 @ 一つ目の疑惑として、背景画像と△UFOの、色の濃さが調和していないということをとりあげました。
 A 次に、この△UFOのいろいろな解析結果が、本物としての評価が高いチリ銅山上空UFOの解析結果と、大きくパターンが異なることを取り上げました。
 B 最後に、他から得られた情報により、△UFOまでの距離が、突然大きく変わったことになる、遊具の柱のこちら側に存在するというシーンがあることを確認しました。このBにより、この△UFOは偽物と考えられます。
 これまで、(@や)Aの条件だけで、直ちにB(このUFOは偽物)と判定することはためらわれていたのですが、今回のケースにより、これらの条件が、かなり等価なものとしてみなすことができるように思えます。イラストとしての特徴を強く表すAのような解析結果が得られたときは、偽物の確率が高いようです。
 (Written by KULOTSUKI Kinohito, Nov 12, 2015)

 参照資料

[194A] アメリカ最新鋭反重力戦闘機 TR-3B
極秘映像 アメリカ最新鋭反重力戦闘機 TR-3B Top secret "US Air Force antigravity fighter TR-3B"
https://www.youtube.com/watch?v=WyDOJ_Vreuk
2014/08/01 に公開
[194B] Triangular UFO Over Kassel, Germany
https://www.youtube.com/watch?v=n-GfAP2yecA
2014/06/27 に公開

 

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