ChMd202 ゴブリンアイで見る光芒の中のUFO(1)基礎解析
UFOs in the shaft of light seen by Goblin Eye Analysis(1)Basic Analyses

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito)

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 はじめに

 「光芒の中のUFO」の原画像は次のサイトにあります。
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 次の図1は、このサイトで示されている2枚目の画像(ここでは縮小しています)[2]です。雲間に5つの光点が見えています。今回は、これらの光点について解析します。


図1 光芒の中のUFOの原画像[2]

 解析対象としての光芒の中のUFO

 次の図2は、(図1)光芒の中のUFOの原画像[2]の、UFO部分を拡大したものに、解析のための識別コードとしてAからEを添えたものです。


図2 光芒の中のUFOの原画像[2]のUFO拡大と識別コード

 次の図3は、これらの5つのUFOを、それぞれ拡大したものです。AとBは[32][2]=[64]倍ですが、CとDとEは[32][4]=[128]倍となっています。ただし、この倍率は相対的なもので、このページの枠に納めるため均等に縮小しています。


図3 光芒の中のUFOのUFOそれぞれの拡大

 Aの解析

 次の図4は(光芒の中のUFOにおける識別コード)Aの拡大です。これを画像Aとして、暗Zゴブリンアイ解析GE(Z)を行ったものが図5となります。
 図1の原画像で、このAはかなり小さく写っています。それを図4のように、このAだけを[32][2]=[64]倍も拡大すると、このときの拡大なめらか補間という処理にともなって、全体に「かすみ」のようなものが生じることになります。ゴブリンアイ解析は、このような「かすみ」に相当する部分を取り除くために工夫されたものです。このときの対象画像は全体的に明るいものですので、暗ゴブリンアイを使うと、うまく解析できます。適度な強度の暗ゴブリンアイ解析を1回行うだけで、図4のような、かなりぼんやりとした画像の中から、図5のような、UFOの輪郭がはっきりと現れる画像が得られます。


図4 Aの拡大(画像A)code = [2]A[32][2]


図5 画像Aのゴブリンアイ解析 code = [2]A[32][2]GE(Z)

 暗ゴブリンアイは、効果の弱いほうからW, X, Y, Zと4種類のスイッチを備えています。これらを組み合わせてGE(ZZXXXYY)という7回のゴブリンアイ解析したものをベースとして、[2p]と[2q]の分割2倍拡大処理を行い、これらをそれぞれコントラスト解析Cpdnc32したものを、ペイントソフトで[2pq]として合成したものが、次の図6です。


図6 画像Aを複数回ゴブリンアイ解析して[2p]と[2q]の分割2倍拡大後
コントラスト解析したものについて[2pq]として合成
code = [2]A[32][2]GE(ZZXXXYY)[2pq]Cpdnc32
(画像をクリック → 拡大画像へ)

 このAは、青から始まって、緑、黄色、赤、紫と、見事に虹のような色変化で連なっています。それらの中心部分に、光の強いところがあります。左下から右上に向かって、およそ4つの光る中心体のようなものが認められます。これらの詳細な構造について調べたいところですが、他のB〜Eの解析も残っていますので、さらに詳しい解析は、あらためて行うこととして、今回Aについて調べるのは、ここまでとします。

 Bの解析

 図7はBの[32][2]=[64]倍拡大です。これを画像Bとします。同じ倍率ですが、Aに比べ、このBは「かすみ」がやや薄そうなので暗Yゴブリンアイ解析して、図8としました。こちらを画像BBとします。色の変化はほとんど認められません。形は、かなりくっきりとしています。


図7 Bの拡大(画像B)code = [2]B[32][2]


図8 画像Bのゴブリンアイ解析からコントラスト解析(画像BB)
code = [2]B[32][2]GE(Y)Cpdnc32

 図8の画像BBについてhare解析したものが、次の図9です。このBは、まるでサツマイモのような形の周囲に、フレアのような部分を持っています。そのフレアの境界はところどころ乱れて流れていますので、固定されたものではないようです。


図9 画像BBのhare解析
code = [2]B[32][2]GE(Y)Cpdnc32_onACI(hare)32(64)

 Cの解析

 図10はCの拡大ですが、このときの倍率は[32][4]=[128]倍となっています。さらに「かすみ」がかかりますから、ぼんやりとしたイメージとなっています。
 これも1回のゴブリンアイ解析と1回のコントラスト解析で、図11のように、Cの輪郭が現われてきます。


図10 Cの拡大(画像C) code = [2]C[32][4]


図11 画像Cのゴブリンアイ解析からコントラスト解析(画像CC)
code = [2]C[32][4]GE(Y)Cpdnc32

 このCについては、細かな構造を見るため、図12のような(3Cモードでの)eel解析を行いました。また、図13として(3Cモードでの)χ15解析も行いました。


図12 画像CCの(3Cモードでの)eel解析
code = [2]C[32][4]GE(Y)Cpdnc32_onACI(eel)32(64)


図13 画像CCの(3Cモードでの)χ15解析
code =[2]C[32][4]GE(Y)Cpdnc32_onACI(kai15)8(0)

 このCは卵形で、上下と左右に、なにやら、パターンの薄い領域をもっています。周囲に輪郭のはっきりとしたフレアのような部分もあります。まるで、もみ殻でくるんだアヒルの卵のピータンのような構造です。3Cモードでのχ15解析を行ってみると、周囲の空間とは色の調子が異なって現われてくるので、UFOの影響部分が、このように、見やすくなります。

 Dの解析

 図14はDの[128]倍の拡大です。図15は(図14の)画像Dのゴブリンアイ解析からコントラスト解析を行ったものです。UFOの輪郭はとらえられているようですが、(その次の図16を見ると)フレアの部分が全部入っていないようです。


図14 Dの拡大(画像D) code = [2]D[32][4]


図15 画像Dのゴブリンアイ解析からコントラスト解析(画像DD)
code = [2]D[32][4]GE(Y)Cpdnc32


図16 画像DDの(3Cモードでの)χ15解析
code = [2]D[32][4]GE(Y)Cpdnc32_onACI(kai15)8(0)

 この図16を見ると、やはり、上下と左右に、パターンの薄い「窓」のようなものが認められますが、向かって右の「窓」の位置がやや上に偏っており、大きめのものとなっています。左と下の「窓」に対応した、機体内部のところに、何やら構造らしきものが見えます。いったい何が起こっているのでしょうか。

 Eの解析

 Eも小さな光ですので[128]倍に拡大しましたので、図17の画像Eは、かなりぼんやりとしたイメージですが、ゴブリンアイ解析からコントラスト解析を行った図18の画像EEでは、Eの輪郭が現われています。


図17 Eの拡大(画像E) code = [2]E[32][4]


図18 画像Eのゴブリンアイ解析からコントラスト解析(画像EE)
code = [2]E[32][4]GE(Y)Cpdnc32


図19 画像EEの(3Cモードでの)χ15解析
code = [2]E[32][4]GE(Y)Cpdnc32_onACI(kai15)8(0)

 図19は画像EEの(3Cモードでの)χ15解析です。石ころのように少しゆがんだ中心と、それを包むフレアが認められます。フレアの外側輪郭は、ところどころで乱れています。上下左右の「窓」の位置はあまり偏っていません。それぞれの「窓」に対応して、機体のほうに、何か構造体が認められます。中心を含めて5つの「節」があるように見えます。

 まとめ

 「光芒の中のUFO」はChMd110で一度解析していますが、少し拡大して、レリーフ解析を試みただけでした。2015年の2月8日のものですので、かなり初期の解析です。
 ウェーブレット解析の内容も充実し、新たに構成したコントラスト解析や、新しく調整した(ほとんど生まれ変わった)ゴブリンアイ解析という、非常に強力な解析ツールが備わってきましたので、これまでに調べた対象についても、新たな姿が浮かび上がることが期待されます。
 このような理由で、一度解析したものでしたが、さらに詳しい情報が引き出せると考え、再解析することにしました。
 「光芒の中のUFO」は1枚の写真ですが、その中に、A〜Eの5つのUFOが記録されています。CとEはよく似ていますが、それでも違いはあります。他のA, B, Dは、それぞれユニークな形状となっており、UFOの編隊とはいえ、ほとんど同じものの5つではなく、それぞれに個性のあるものとなっています。
 このページをまとめる前に、ここに示した画像の、何倍にもなる解析画像を作ってあります。それらをすべて示そうとしたら、ページ数も時間も限りなく必要となるため、今回の解析では、基本的な解析だけをまとめることにしました。
 Aは、色や形の上で、多くの情報を持っています。次回の解析では、このAについての、さらに詳しい解析を行うつもりです。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Dec 18, 2015)

 参照資料

[光芒の中のUFO] 365色のクレパス・日々の感謝を!
http://blogs.yahoo.co.jp/aqakingyo/30293432.html
[ChMd110] 光芒の中のUFOは球状のものだけではない
http://www.treeman9621.com/ChimeraMind/ChMd110/ChMd110_UFOshaftsOfLight.html

 

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