GA02 ゴブリンアートでUFO画像を調べると…

黒月樹人(◇田中タケシ)@ 黒月解析研究所

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 解析対象のUFO

 今回解析するUFO画像は、次の図1です。

図1 ジェミニ5号が1965年に撮影した漆黒の三角UFO(画像Aとする)

 これは、「知的好奇心の扉 トカナ TOCANA」の「ジェミニ5号が1965年に撮影した写真にUFO発見! 漆黒の三角飛行物体はTR-3Bプロトタイプか!?」[2] を見て、オリジナル画像がある「March to the Moon」[3] へとたどりつき、生のオリジナル画像 [4] を取り込み、UFO部分を拡大したものです。
 このUFOについては、「UFO解析(1)ジェミニ5号が1965年に撮影した漆黒の三角UFO」[1] で、一度解析していますが、今回、改良を重ねているゴブリンアートで、新たに加えた色加味64色加味128、さらに、いろいろと工夫を凝らして再編集したウェーブレット解析を使って調べてみました。

図2 ゴブリンアートのトップページ
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 ゴブリンアートの色加味64

 ゴブリンアートを走らせ、図1を解析対象画像として読み込んだときのトップページ(図2)において、左端の列にある「色加味64(ガイド)」をクリックすると、図3となります。

図3 色加味64のガイドページ
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 上段の左端はオリジナル画像です。
 その右から始まる上段の3つと、中段の4つは、色加味64のマット表示です。
 下段の4つは、中段の配色のもとでの、色加味64のアート表示です。
 ゴブリンアートでは、オリジナル画像の濃淡値を無視して配色する、不透明色彩のようなマットに対して、濃淡値を加味して調整して配色するものをアートと呼んでいます。
 色加味64の配色は7つあります。
 その一つ目(A)による、色加味64の本解析が、次の図4です。

図4 色加味64(A)
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 原画像では、このUFOを三角形と見たときの、2番目に長い「辺」の外側に、ピンク色のゾーンがありますが、図4の解析では、そのピンク色とは一致しない、濃い黄色で囲まれた水色のゾーンがあることが分かります。
 この色パターンと同じものは、最も長い「辺」の近くにも、細長いものとして存在しています。
 もともと、この色加味64の配色は、医療のCTスキャン画像における、内臓の組織の違いがよく分かるように調整したものです。
 そのようなものが7種類あっても、実際に必要なのは、その中の一部と思われます。そこで、CTスキャン画像だけでなく、このようなUFO画像や、顕微鏡で見た小さな粒子などの、より解像度の低いイメージを調べるため、配色(F)と(G)を、やや分析的なものに変えることにしました。
 その配色(G)で色加味64解析したものが、次の図5です。

図5 色加味64(G)
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 ゴブリンアートの色加味128

 このようなコンピュータ―画像においては、色の区別は256色となっています。
 3色で求められる、色黒画像の色の濃さに相当する濃淡値も、0から255の256色となっています。
 色加味128は、濃淡値の2つずつが同じ色として、128色を決めたものです。
 オリジナル画像を色加味128のガイドページで表示したものが、次の図6です。
 色加味128では、より細かな表示となりますので、やや大きな画像で5種類だけを表示しています。

図6 色加味128のガイドページ
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 色加味128解析では、今回のような画像のケースにおいては、配色(F)や(G)では、あまりに細かな区分のため、全体的な傾向が分かりにくくなっています。
 ここでは、CTスキャンのために工夫した配色の中から、配色(D)と配色(A)の解析結果を表示します。

図7 色加味128(D)
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図8 色加味128(A)
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 この図8では、三角形とみたときの、2つの頂点にくっついて、肌色のヒルのようにも見えるゾーンが、この頂点がはさむ辺に沿って伸びているように見えています。
 あとでくわしく考察しますが、このような部分は、このUFO(が、もちろん本物であるとみなしたとき)の飛行メカニズムを暗示しているのではないかと考えられるのです。

 ゴブリンアートのウェーブット解析

 もう少し調べてみました。
 今度はウェーブレット解析です。
 このとき、このUFOの右端の頂点あたりを拡大したものを調べることにしました。
 画像を拡大すると、偏りやゆがみが生じないように、うまく拡大したとしても、全体的にぼんやりとした「カスミ」のようなものが生じることになります。
 ゴブリンアイ解析で、この「色のカスミ」を、いくらか取り去ったものが、次の図9です。

図9 右先端付近(画像Bとする)

図10 右先端付近の拡大ゴブリンアイ解析(画像Cとする)

図11 画像Cを取り込んだゴブリンアートのトップページ
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 図11の段階で、小波(ウェーブレット), 小波(2), 小波(3), 小波(4)の、各ガイドページを開いて観察しました。
 他の解析でも、よく似た特徴が現れていましたが、それらの中で、もっとも分かりやすいものが、次の図12で示した小波(3)にありました。
 右下の K) 17B(3C) では、このUFOの右端にある頂点あたりから、何かが噴出しているかのように見えます。
 だからといって、「何かが噴出している」と判断するのは早計です。
 そのようにも見えるパターンを生み出すような「何かが起こっている」と考えることはできると思われます。

図12 画像Bについての小波(3)ガイドページ
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図13 画像Bの小波(3)ガイドページの、K) B17(3C) (本解析ではない)

 図13は図12の右下部分を拡大したものです。
 ここをクリックすると、本解析へと進みますが、このウェーブット解析では、画像のサイズとウェーブレット・マトリックスの関係で、同じ画像とはなりません。
 ここでは、1/4サイズのミニ画像に対して、17×17のマトリックスによるウェーブレット解析を行っていますから、もとのサイズでは、68×68のマトリックスによるウェーブット解析を行う必要がありますが、そのようなものは、まだ生み出していません。

 ゴブリンアートの色加味128(2)

 この先端拡大画像について、色加味128解析を行いました。
 このときの解析対象画像は、ゴブリンアイ解析を行う前のものです。

図14 画像Bについての色加味128解析のガイドページ
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 この中から、E) Add128(G) mat を取り出したものが、次の図15です。

図15 画像Bの色加味128解析のガイドページ E) Add128(G) mat

 このUFOの先端に、まるで、スピーカーから音が出たときの、空気の揺らぎのようなパターンが現れています。
 ゴブリンアイ解析を行った画像Cでは確認できませんでした。
 実際に「音」が出ているのかもしれません。
 あるいは、同じような現象を生み出す何かが出ていたのかもしれません。
 いいえ、ともかく、大気のこの辺りに、このようなパターンを生み出す、何らかの操作を、このUFOが行っていた、ということは言えると思います。
 それが、どのようなことなのか、ということについては、まだよく分かりません。
 しかし、このような解析でしか分からないような、微妙な変化を生み出しておくという点で、この画像が、地球人による意図的なつくりものではないことは、言えると思います。

 考察

 上記の観察結果を考察するにあたって、参照しておくべき視点があります。
 それは、井口和基氏が述べておられるUFOの形状と飛行原理についてです。
 これは「ニコラ・テスラが 本当に伝えたかった 宇宙の超しくみ 下」[5] に記されていました。
 この本の副題として「地震予測とUFO飛行原理のファイナルアンサー」と添えられています。

 井口和基氏は、明らかな偽物は除外して、おおよそ本物らしく観測されているものについては、地球大気圏で飛んでいるものと限定して(外宇宙でのUFOの形状としては葉巻型が多い)、上下に薄い円盤の形をしているのは、UFOが飛行する原理に基づいているのではないかと、気づかれました。
 私たち地球人の飛行物体の主なものは、紙飛行機からジャンボジェット機まで、翼をもって、一方向へと進むものです。これらが、よく似た形であるのは、そのような形を要求する、(揚力を生み出すという)飛行のためのメカニズムがあるからだということを、まず確認し、それなら、UFOが同じような、円盤型であるということが、その飛行メカニズムに基づくことではないかと類推されたわけです。
 さらに推論を発展させ、UFOの動きとして、ゆっくり漂っているときのものは、地球文明での気球に似ている。気球は、空気に対する、気球全体の密度が小さくなることで、空気の中で浮かぶ。UFOも、何かの中での、密度のようなものを小さくして浮かんでいるのではないか。その何かというのは、エーテルではないだろうか。
 そして、エーテルの密度のようなものが、電磁場をどうにかすることによって変えられるのではないか。
 つまり、UFOは、地球の周りにあるエーテルに対して、円盤状のUFOの、上側のエーテルと下側のエーテルの密度のようなものを、UFOが生み出す電磁場の変化によって、巧みに変化させ、浮いたり沈んだり、水平に飛行したりするのではないか、と推論されているわけです。

 このようなメカニズムが成立するとしたら、上記の観察結果は、まるみをおびたUFOの、上下の変化はとらえていないものの、3つの「辺」の外側の様子を、UFOの「頂点」から何か(おそらく電磁場を変化させるためのもの)を出して、あるいはとりこんで、変えていたところではないかと考えることができます。

 この地球文明では、アインシュタインが特殊相対性理論の論文を書いて、それを人々が信じ込んだことにより、エーテルというものが「必要ない」と考えられてきました。
 しかし、私が「幽霊変換」などで明らかにしたように、アインシュタインが特殊相性理論のベースとして想定していた、ポアンカレが証明したとされる、ダ・ランベルシアンを使ってのローレンツ変換の導出には、数学的にはやってはいけない処理ミスがあったのです。
 偏微分する変数が、左辺だけでなく、右辺にも隠れていたことに気づかなかったために、何もないところから生まれたのがローレンツ変換なのでした。
 ですから、このローレンツ変換というのは、まったくの幻です。そして、それを別の方法で証明したと主張する、アインシュタインの特殊相対性理論も、まったくの空論だったのです。
 井口氏も主張しておられますが、地球の物理学は、19世紀末から20世紀初頭あたりのことを、もう一度調べ直して、ほんとうのところはどうなのか、ということを調べる必要があるようです。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, August 2, 2017)

 参照資料

[1] UFO解析(1)ジェミニ5号が1965年に撮影した漆黒の三角UFO
 Perfect Black Triangle UFO shot by GEMINI 5 at 1965

[2] 「知的好奇心の扉 トカナ TOCANA」
 ジェミニ5号が1965年に撮影した写真にUFO発見! 漆黒の三角飛行物体はTR-3Bプロトタイプか!?
[3] March to the Moon
[4] Raw Original ◇ S65-45671_G05-H.tif
[5] ニコラ・テスラが 本当に伝えたかった 宇宙の超しくみ 下, 井口和基(著)、株式会社ヒカルランド(刊)21013-12-31

 

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