GA16 白血球はソマチットの群体かもしれない
White blood cells may be the colony of the somatids

黒月樹人(本名 田中 毅)@ 黒月解析研究所

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 このページのねらい

 ソマチット(あるいはソマチッド)について調べています。
 これまで、ソマチットは、血液の血漿中、花粉の中、古代の貝化石の中、焼いた竹炭の中などから確認されています。
 しかし、これらの確認の仕方は、ソマトスコープや暗視野顕微鏡で観察したとき、小さな(およそ数10ナノメートルから数100ナノメートルくらいの)粒子が、ブラウン運動だけではない、より自由な運動を行っているとみなされることによっていました。
 つまり、それらは、観察中に動くということで、ソマチットとして認識されていたわけです。
 ですから、これまでは、自由に動かないものにおいて、ソマチットが存在するとは考えられてきませんでした。
 ところが、私の科学画像解析ソフトのゴブリンアートを使えば、これまでの光学顕微鏡画像の分解能を、はるかに引き上げることができます。
 このような技法を駆使して、これまでソマチットとして認められてきた、血液の血漿中を動き回る小粒子を解析して観察すると、その小粒子は、中心の実体とみなせる何らかの形をもったものが輝いているハローのようなものを、まとっているということが分かりました。
 このようなソマチットの拡大画像を、色加味128解析で描くと、まるで、周囲から孤立した小山の上に、修道院や寺院のようなものが建てられているようなパターンとして見えます。「小山」が「ハロー」で、「修道院や寺院」が「ソマチット」に、それぞれ対応します。
 ソマチットについての、このような色模様のパターンを知って、あらためて、血液の画像を観察すると、血漿の中を粒子となって存在するだけでなく、赤血球の周辺の縁の中にも、ソマチットが存在することが分かりました。
 その画像のなかに、赤血球とほぼ同じサイズですが、周囲と区別される細胞膜のようなものをもたないものがありました。
 それはおそらく白血球の一種だと考えられますが、くわしいことは分かりません。
 しかし、それをゴブリンアートで観察すると、あまり自由に動かないものの、ソマチットと識別できる粒子によって構成されています。
 そこで、「白血球」として、より確かな画像をウェブで探し、それについて観察することにしました。

 対照画像

 インターネットで「白血球」をキーワードとして、さらに「画像」で表示させることにより、いくつかのサイトから、次の図1としてまとめた画像を採集しました。

図1 対象とする白血球画像

 これらの画像のすべてについて、解析の下調べをしましたが、それらをすべて取り上げると膨大なページサイズとなってしまいますので、この解析ページ(GA16)では、白血球の分類上の、それぞれの名前が記されている [6] についてとりあげることにします。

 [6] 食と健康の総合サイト e840.netについての解析(1)対象領域

 図1の [6] 食と健康の総合サイト e840.netにあった画像において、このあと解析する、[32] 倍拡大領域を図示したものを、次の図2とします。
 図3の画像表は、それらの拡大図を縮小して整理したものです。

図2 [6] 画像(06とする)における [32] 倍拡大領域

図3 対象とする白血球画像の[32]倍拡大(ここでは、その縮小)

 各対象領域の色加味128解析

 図3の、それぞれの [32] 倍拡大領域について、色加味128解析したものを、(やはり縮小して)図4として示します。
 この画像表は、小さな画像を並べて構成しています。
 それぞれの小画像をクリックすると、もとのサイズ(1600×960ピクセル)の画像ページへと進みます。




図4 対象とする白血球画像の[32]倍拡大の色加味128解析
(画像をクリック → もとの画像へ)

 色加味128解析にある、周囲が何重かに取りかこまれて、その中央部に、なにやら、不規則な図形のようなものが存在しているところが、ソマチットだと考えられます。
 いったい、これらの不規則な図形は何を表現しているのか、まだよく分かりません。
 ときとして、それらは結晶のように見えることがあります。
 また、RNAのような、らせん構造に見えることもあります。
 もっと巨大な世界での、ヒルや虫のような形に見えることもあります。
 この中央部に何のパターンも浮かび上がらず、ほぼ一様になっているものは、ソマチットではなく、何らかの分子などによる粒子と考えられます。
 そのようなものを確認してから、これらのソマチット模様を見ると、このように小さな領域に、どうしてこのような模様が生じるのか、不思議に思えてきます。

 詳しい解析

 次の図5から図8は、詳しい解析のプロセスを取り出したものです。
 図5は、白血球の青い領域にある、やや明るいところを指定したところです。
 その部分を拡大したのが図6です。
 これをゴブリンアイ解析で調べてゆくと(図7)、何か中心となるものが存在していることが浮かび上がってきます。
 この図7ではなく、もとの、ぼんやりとして何も分からない図6に対して、色加味128解析(配色X)を行ったものが、図8です。
 ソマチットとして識別できるパターンが見えています。 

図5  06[32]Eの[4]倍領域

図6  06[32]Eの[4]倍領域の拡大画像(画像E4)

図7 画像E4(図6)のゴブリンアイ解析(画像E4GE)

図8 画像E4(図6)の色加味128(X配色)

 考察

 白血球の一種としての好塩基球では、その細胞における、暗い粒子が、ほとんどソマチットであるとみなせます。
 他の種類では、明るくなっている領域のほとんどが、ソマチットであるとみなせます。
 この画像は、ひょっとすると、異なる画像から集めてきて再構成されたものかもしれません。そのため、白血球の中の粒子が、暗く写ることもあり、明るく写ることもある、という可能性もあります。
 ともあれ、白血球を構成しているものとして、ソマチットは、かなり重要なポジションを占めているものと考えられます。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, September 8, 2017)

 追記

 上記図4の(拡大)原画像の中から、ソマチットとみなせるものを取り出します。
 このような色加味解析において、ソマチットは、
(1) 幅の狭い濃淡値の帯に取り囲まれている(集中した輝きをもつため)
(2) 中央部分に、何らかの不規則な図形のようなパターン(この正体については不明)
の2つの特徴をもっています。
 このような解析図中に、(1) を満たさず、(2) だけのものが見られます。
 (まだ想像の域を出ませんが)これは、ソマチットではなく、ウィルスのようなものでしょうか。あるいは、活動力の弱いソマチットだという可能性もあります。




 参照資料

[1] 白血球が上がってるって…単なる風邪?それとも…
[2] 金沢大学
[3] KDD(株)環境事業HP
[4] 膵臓ガンの患者さんの暗視野血液像
[5] 健常者の暗視野血液像
[6] 食と健康の総合サイト e840.net

 

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