GA31 光学顕微鏡とゴブリンアートで血小板を見ると…
When I see the platelet by optical microscope and goblinart

黒月解析研究所 & 西尾美術研究所

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 はじめに

 血液中にソマチットと呼ばれる粒子があるとされています。
 赤血球の直径が7ミクロンくらいなのに対して、ソマチットはかなり小さく、およそ1ミクロンくらいだと想定されます。
 これと同じくらいのサイズで、血液中に、血小板というものがあるそうです。
 ウェブで画像を調べてみると、赤血球や白血球が「球」であるのに対し、血小板は、まるで、縮こまったヒトデにイソギンチャクの触手がくっついたような形状です [1]。
 今回は、その血小板らしきものが写っていると考えられる画像について調べます。

 画像10

 今回取り上げる画像は、次の画像10です。対物レンズx40で、1000万画素のデジタルカメラで記録してあります。このとき、接眼レンズx1000に相当しますので、この画像そのものの倍率は4万倍ということになります。

図1 画像10

 図1の画像10に写っている、血小板らしきものを入れた、切り出し画像A(1枚目)が、次の図2です。

図2 画像10A
(画像をクリック → 拡大解析原画像へ)

図3 画像10Aをマイルドフルーツ解析などしたもの
code=10A_MF(4-144)_MF(4-144)_MR(4-96)_prism10
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 ここで行った解析は、次のようなものです。

 (1) MF(4-144) ◇ マイルドフルーツ(収差4, 効果144)
 (2) MR(4-96) ◇ マイルドライス(収差4, 効果96)
 (3) prism10  ◇ プリズム解析10

 図3をさらに [2] 倍した画像が、次の図4と図5です。

図4 (図3の)[2] 倍拡大A
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図5 (図3の)[2] 倍拡大B
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 ここに、何かが集まっています。おそらく、血小板だと考えられます。
 その左側に、繊維状のものがあります。
 ウェブ [2] [3] を調べたところ、どうやらこれはフィブリンと呼ばれるタンバク質のようです。
 この図10を詳しく調べたところ、これらの血小板やフィブリンのほかに、赤血球はもちろんですが、ソマチットらしい粒子も写っているようでした。しかし、ここでは、この問題については深く立ち入らないことにします。  (Written by KLOTSUKI Kinohito, November 25, 2017)

 参照資料

[1] (ウィキペディアの)血小板

図A 左から赤血球、血小板、白血球

[2] (ウィキペディアの)血小板
 血小板 血液に含まれる細胞で、赤血球、白血球と並ぶ第三の血球系である。
 核を持たない 骨髄中の巨核球(巨大核細胞)の細胞質から産生されるため、核を持たない。
 大きさ 約2μmであり、赤血球や白血球の細胞よりも小さい。
 一次止血 これらの糖タンパク受容体やその他の接着因子などを介して血小板は血管内皮に接着し、血小板どうしが凝集し傷口を塞いで血栓を形成する。
 二次止血 ここから各種凝固因子が放出されることによって、血液中にあるフィブリンが凝固し、さらに血小板や赤血球が捕らわれて、強固な止血栓が完成する。
 かさぶた 体外で固まった血小板とフィブリンおよびそれに捕らわれた赤血球の塊が乾燥したもの

[3] (ウィキペディアの)フィブリン
 フィブリン(fibrin)は、血液の凝固(血液凝固)に関わるタンパク質である。
 繊維状タンパク質で、傷などが原因となって血小板とともに重合し、血球をくるみこんで血餅を形成する。
 止血や血栓形成の中心的な役割を担っている。

 

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