GA39 ゴブリンアートで ここまで 見えます(4)デイープクッキング解析
You can see it with goblinart so far(4)Deep Cooking Analysis

黒月解析研究所 & 西尾美術研究所

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 はじめに

 「ここまで 見えます(3)微生物」では、「連鎖桿菌」を解析画像として、マイルドクッキング解析を使ってゆきました。いわば、(マイルド版も含めた)クッキング解析の応用でした。この「つづき」として、「単球菌」「双球菌」…「長桿菌」「超長桿菌(これは造語ですが、まさしく、この名がふさわしいものが見つかっています)」などの、微生物の内部がどのように見えてくるかを試みてゆこうかと考えていましたが、これとは別に、何らかのマニュアルをつくる「仕事」のことが気にかかっていました。「ゴースト解析(マニュアル)」をなんとか仕上げようとしていたとき、「ゴーストクッキング解析」というアイディアが思い浮かび、このプログラミングをやり終えて、その結果画像を見て、これはダメだと思い知りました。求めていたのは、このような画像ではなく…と、もんもんしていたとき「デープ解析」というアイディアがひらめきました。新たなページを作って「デーブクッキング解析」とするまでもなく、これまでの「クッキング解析」の中に、指標としての Deep を組み込めば、かんたんに片付くし、けっこう使えると判断し、さっそくプログラミングしました。

 原画像(none)

 クッキング解析の本解析ページに示された原画像(none)を図1として示します。
 血液を、対物レンズx40として1000万画素のデジタルカメラで記録した画像3の切り出し3Aから [4] 倍と [2] 倍した画像です。中心に写っているものは、白血球のようです。染色していないので、それ以上の分類は分かりません。このときの解析画像の横幅は17ミクロンとなります。この白血球の直径は8ミクロンでした。

図1 原画像(白血球のようです) code= 3A[4]B[2]
(このときの解析画像の横幅は17ミクロン)
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 クッキング解析(Deep)のガイドページ(カラーバランスOFF)

 トップページの「クッキング解析(G)」をクリックすると、クッキング解析のガイドページに進みます。これまでに比べて変わったのは、スイッチカラム(柱)のところに、Deep スイッチが [0] [1] [2] [3] の4種あるということです。Deep 0 とは、Deep解析を行わないということで、[0]=[none] の意味です。Deep 1から Deep 3に向かって、コントラストの深み(Deep)が大きくなります。
 次の図2から図5で、カラーバランスOFF(none color balance)での、ガイドページにおけるDeepの変化を示します。

図2 Deep 0 カラーバランスOFF
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図3  Deep 1 カラーバランスOFF
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図4  Deep 2 カラーバランスOFF
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図5  Deep 3 カラーバランスOFF
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 クッキング解析(Deep)のガイドページ(カラーバランスON)

 クッキング解析では、それぞれの解析後、さらにカラーバランス解析を加える機能があります。
 次の図6から図9で、カラーバランスON(color balance)での、ガイドページにおけるDeepの変化を示します。

図6  Deep 0 カラーバランスON
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図7  Deep 1 カラーバランスON
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図8  Deep 2 カラーバランスON
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図9  Deep 3 カラーバランスON
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 クッキング解析(Deep)の本解析(グラタン解析)

 クッキング解析のガイドページにあるサンプル画像をクリックすると、それに対応した条件のもとで本解析へ進みます。
 クッキング解析(Deep)の本解析の種類は、これまで11×2=22種類でしたが、Deep解析が加わったことにより11×8=88となりました。
 それらについてすべて紹介すると、ぼうだいな数の画像となってしまいますので、このあと、グラタン解析とサラダ解析について、その一部(Deep 3のOFFとON)を示します。

図10 グラタン解析(Deep 3 カラーバランスOFF)
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図11 グラタン解析(Deep 3 カラーバランスON)
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 クッキング解析(Deep)の本解析(サラダ解析)

 サラダ解析のDeep 3 のOFFとONについて示します。

図12 サラダ解析(Deep 3 カラーバランスOFF)
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図13 サラダ解析(Deep 3 カラーバランスON)
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 図10〜図13を示しましたが、これらの中で、どれか一つを選ぶとしたとき、それは、この白血球について何を見たいか、という視点にかかってきます。
 中心の奥がどれだけ深くなっていて、どのような様子なのかを見ようとしたら、図13を選ぶことでしょう。しかし、表面近くに集まっている白っぽい組織を観察するとしたら、図13では白が飛びすぎていて不適です。図10や図12のほうが、識別しやすくなります。総合的には図10がいちばん無難なものかもしれません。

 画紋解析

 クッキング解析においてDeep変化がどのような意味をもっているかを知るには、ゴブリンアートにそなわっている画紋解析を使うのがよいでしょう。
 次の図14は「画紋解析で見たクッキング解析のDeep変化」ですが、P(上段)は原画像、Q(中段)はグラタン解析(Deep 1, カラーバランスOFF)、R(下段)はグラタン解析(Deep 3, カラーバランスON)です。
 「画紋グラフ」を見ると、色の配置がどのように変わっているかが分かります。対角線から広がっているのは、色の分散が大きく生じているということを意味します。対角線に沿ってよく伸びているほど、コントラストが強くなります。

図14 画紋解析で見たクッキング解析の Deep 変化
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 (Written by KLOTSUKI Kinohito, December 8, 2017)

 

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