GA50 色加味8-128解析
Color Added 8-128 Analyses (Manual)

黒月解析研究所 & 西尾美術研究所

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 色加味8-128解析のトップページでの入口

 色加味8-128解析のトップページでの入口となるスイッチは、図1で赤く囲ったところにあります。
 このときの対象画像は腹部のCTスキャン断面です。私(田中タケシ)が2016年の夏に内臓疾患をわずらったときのものです。向かって左に肝臓があります。その上の方に、胃から胆のうを経由して侵入した ばい菌の大きなコロニーが生じています。
 色加味解析は、もともと、このような、色をもたない画像において、この内容を識別しやすくするために生まれたものでした。
 顕微鏡で見るような微生物の画像に適用するために、いろいろと変化しましたが、その前に、基本となる解析能力について示しておきます。

図1 色加味8-128解析のトップページでの入口
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 色加味32解析

 色加味解析は8から128までありますが、これらの数字は画像を256段階に分割して処理しているシステムを分割する単位です。
 色加味解析32ということは、256÷32=8 ということになり、濃淡値の8ずつ、同じ色で描くということになります。
 初め、色々な配色を試していたのですが、私が病気になってしまうという出来事があり、その病状を記録したCTスキャン画像が得られることとなって、そのときの問題点を明らかにできる配色というものを追求することとなりました。
 次の画像は、そのようにして求めた、いくつかの色加味32解析の解析パターンです。
 CTスキャンによる内臓の様子を見やすくするために工夫した配色は、ページ(Page)1のところに保存してあります。ページ2以降は、微生物の画像を観察するため、ストライプパターンのための暗い配色を組み込んであります。

図2 色加味32解析ページ1
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図3 色加味32解析(本解析)の1A配色
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 色加味64解析

 色加味64解析のページ(Page)1にも、CTスキャン画像を解析するための配色が保存してあります。色加味64解析なので、256÷64=4となり、濃淡値の4ごとに色が変わります。色加味32解析より、色加味64解析のほうが、少し分解能が高くなるということですが、このような操作をやりすぎても、かえって分かりづらくなるようです。現実的には、色加味32解析や色加味64解析あたりが、内臓組織の様子を、うまくとらえられるようになっているようです。

図4 色加味64解析ページ1
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図5 色加味64解析(本解析)の1A配色
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 微生物画像での色加味解析による観察

 ゴブリンアート(スコープ)の中心的な対象は、顕微鏡で見るような微生物です。
 このような対象画像を調べやすくするため、CTスキャンのための配色から、いろいろと変化させ、試してゆきました。そのような工夫の一つに、黒をペースとしたストライプ配色を組み込む、というものがあります。このようにすると、部分的にコントラストを高めたイメージが得られます。ただし、そのようなパターンが繰り返されるので、全体的には、リアルな画像とはいいがたいものとなります。
 たとえば、次の解析対象は、血液の中にある白い粒子ですが、白く輝いている部分だけに注目して、その部分がどのようになっているかを、色加味8解析で調ベルことができます。

図6 色加味8解析ページ7
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図7 色加味8解析(本解析)の7D配色
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 もうひとつ、別の解析対象について調べることにします。
 この対象は、やはり血液の中に存在する粒子で、他の粒子がほとんど動かない状態であるにも関わらず、自由自在に動きまわっていたものです、ひょっとすると、これがソマチットなのかもしれません。
 次の図8は、この粒子について、色加味8解析の1ページ目を適用したものです。
 右下の1D配色において、この粒子の中心的な部分が、比較的明るい配色で浮かび上がっています。
 ここのサンプル画像をクリックして、色加味8解析の本解析で1D配色としたものが、その下の図9です。

図8 赤い粒子についての色加味8解析ページ1
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図9 赤い粒子についての色加味8解析1D配色
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 色加味8-128解析の本解析におけるスイッチ

 色加味8-128解析の本解析におけるスイッチをすべて取り上げるとはんざつになってしまいますので、色加味64解析を取り上げて説明します。他のスイッチでは、「配色」の所のパターンが異なるだけです。

図10 色加味64解析の本解析におけるスイッチ

 Guide 対応する色加味解析のガイドページへ進みます。
 画像呼出 画像を呼び出します。
 領域 ゴースト解析とするための領域を指定します。
 配色 配色を選びます。このときは [→1]が消えているので、1A配色となります。主に[mat] を選択しますが、[art] を選択すると、もとの画像の濃淡値について補正しますので、このような解析では単調な画像となります。
 色加味レベル 色加味レベルを調整します。[硬] は完全な色加味変換です。[中] や [軟] とすると、もとの画像との平均合成となります。下の帯スイッチで調整することもできます。
 保存 KEEP ではKEEP.bmp に保存します、[画像保存] では名前をつけて保存します。
 G(呼出ファイル名) このときの対象画像をGの後にメモしてあります。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, January 17, 2017)

 

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