GoblinEyes10 能力(10) ゴブリンアイズの色つきグラデーション画像

黒月樹人(本名 田中 毅)@ 黒月解析研究所


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 白黒画像と、これまでの色加味解析画像をつなぐもの

 これまでの色加味解析画像が、「何を示しているのか、よく分からない」という意見を、ときどきうかがいました。「白黒画像のほうがよくわかる、」とも。
 このことについて、その理由を考えてみました。
 ゴブリンアイズによる色加味解析画像は、わずかな濃淡値の違いを、大きく異なって見える「色」に置き換えています。
 臓器の対応をつかみながら、このような画像における「差異」や「共通パターン」を観察することによって、こまでよく分からなかったことが「見えて」きます。
 しかし、この「臓器の対応をつかみながら」という点が、いきなり、ゴブリンアイズの色加味解析画像を見ただけでは、うまくいかないようです。
 そこで、「白黒の原画像」と「これまでの色加味解析画像」の中間的なハイブリッド画像を構成することにしました。

 色つきグラデーション画像

 次の図1において、(a)白黒の原画像と(c)これまでの色加味解析画像の間にある、(b)色つきグラデーション画像が、その「中間的なハイブリッド画像」に相当するものです。
 このような意味で、(c)これまでの色加味解析画像は、グラデーションフリー(グラデーションに、こだわっていない)の色加味解析画像だと名づけることができます。

図1 白黒原画像と色つきグラデーション画像とこれまでの色加味解析画像

 この(b)色つきグラデーション画像の特徴は、
  (1) 濃淡値のグラデーションが(a)白黒原画像と、まったく同じようになっている
  (2) 白黒ではなく、その濃淡値の違いに対応した色がついている
の2点です。
 (1)は(a)との共通点で、(2)は(c)との共通点です。
 いつも(a)のような白黒画像を見ている人が、突然(c)のような色加味画像を見ると、立体感がつかみにくくなって、全体としての色の強さの意味に混乱するかもしれません。
 このときの(b)色つきグラデーション画像の色は、かなり控えめになっていますが、他の色つきグラデーション画像の中には、もう少し(c)の方に近づいて見えるものもあります。
 しかし、いずれも、濃淡値のグラデーションが白黒原画像のものと同じ、という条件は守り続けるようにしてあります。
 次の図2は、「白黒原画像と、色つきグラデーション画像とグラデーションフリー画像の色加味解析の、色の強弱(1)」です。
 「色の強弱(1)」は、「色の強さ」を1にしたという表現となっていますが、実質上、色をなくして、すべて灰色の濃淡値モードへと変えたものです。
 (b) 色つきグラデーション画像の色の強弱(1)の解析画像が、(a) 白黒原画像と同じになっています。もともとは(a)の画像だったわけですが、色加味解析のAの配色によって、色つきグラデーション(カラー)画像としてから、色の強弱の解析を適用して、色を取り去ったということになります。ずいぶんと遠回りして、もとの画像へ戻ったわけです。
 これに対して、(c) グラデーションフリー画像の 色加味解析の 色の強弱(1)では、もとの画像とは異なるものとなります。グラデーションのことは気にしないで、ほぼ自由に「塗り絵」をした、というのが、グラデーションフリー画像です。

図2 白黒原画像と、色つきグラデーション画像とグラデーションフリー画像の色加味解析の、色の強弱(1)

 いろいろな色つきグラデーション画像とグラデーションフリー画像

 次の図3と図4と図5は、今回再構成した、色加味解析における、各配色かつ各ページの、Aとしての、色つきグラデーション画像を中央に置き、その向かって左に原画像を、左に他のグラテーションフリー色加味解析画像を並べたものです。
 図3は7色配色、図4は11色配色、図5は15色配色のものです。
 これらのベース画像は、(私が入院することとなった)8月23日の、私の腹部のCTスキャン画像です。上向きに寝て撮影され、CTスキャンのトモグラフィのアルゴリズムにより、表面のあたりから水平面で身体をスライスしたかのような画像として再構成されています。
 まず、胸部の肋骨がとらえられ、肺と胃と膀胱の空間が黒く現われます。そして、心臓と肝臓が見えだし、肝臓の真下に胃袋が、膀胱の上に大腸が現われます。やがて、肝臓の中に異質な領域があることが分かりだし、その直下にある胆のうと、なにやら「連絡」がありそうだという画像が見えてきます。
 深くなってゆくと、中央に、太い動脈が現われ、それの陰に隠れていたかのように、しわしわのチューブのような形をした、(たぶん、そうだと思いますが)すい臓が見えてきます。
 このすい臓の内部の色のパターンが、肝臓の中の「患部」と、胆のうの内部と、よく似たものとなっています。このようなパターンは胃袋の中にもありました。これらのことから、このパターンは、ばい菌のスープと見なせるもののようです。
 これだけで判断するのは危険ですが、すい臓も、胆のうや、肝臓の「患部」のように、ばい菌によって攻撃されていた、という可能性があります。
 あるいは、もともと、すい臓というものは、このあたりに「膵液」をためているものだ、ということであれば、この可能性は否定されることになるかもしれません。
 内臓疾患に詳しい専門家のご意見を伺いたいところです。

図3 色加味7色配色解析の (a)白黒原画像 (b)色つきグラデーション解析画像 (c) グラデーションフリー解析画像

図4 色加味11色配色解析の (a)白黒原画像 (b)色つきグラデーション解析画像 (c) グラデーションフリー解析画像

図5 色加味15色配色解析の (a)白黒原画像 (b)色つきグラデーション解析画像 (c) グラデーションフリー解析画像

 (Written by KLOTSUKI Kinohito, January 5, 2017)

 

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