GoblinEyes16 能力(16) 色目(カラーアイ)解析ページを新設しました

黒月樹人(本名 田中 毅)@ 黒月解析研究所


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 色目(カラーアイ)解析ページを新設しました

 色目(カラーアイ)解析とは猫目(キャッツアイ)解析における、赤、緑、青の、3つの色成分ごとに、猫目解析を行って、最後にまとめて再構成すると、どのような画像となるかという、技術上の疑問に答えるために生まれたものです。
 次の図1は、ここで使った、色目解析ページのための原画像です。

図1 色目解析ページのための原画像

 解析の流れ(1)全色いっかつ指定

図2 解析の流れ(1)全色いっかつ指定の手順

 (1) [色目] ページの [1] 色の指定のところにある [set RGB] クリックします。(図2(a))
 (2) [2] モードで [Hard(硬)]か[Soft(軟)]を選びます。このときのデフォルトは [Soft(軟)] です。
 (3) [3] タイプで [Light] [Contrast] [Dark] の中から一つを選びます。デフォルトは [Contrast] です。
 (4) 小文字のa〜rが付いているゾーンから、一つを選びます。(図2(b))
  デフォルトはaの、 [黒][瞳部分][白]◇[0][0-255][255] ですが、これだと何も変わりません。
 (5) [実行] をクリックします。→(図3)

 ただし、この操作だけだと、隣にある [猫目] 解析と同じものになります。

図3 [実行] → 全色いっかつ指定の解析結果

 今回の解析例では、原画像に対して、Soft(軟)タイプとcontrast(対照)モードに統一して、さらに赤青緑のゾーンも [80-176] にすべて設定しました。
 各色の [0-80] は、完全な黒(濃淡値0)ではありませんが、もとの原画像に対して、およそ半分の濃淡値となるようにしてあります。
 明るいほうの [176-255] も、完全な白(濃淡値255)ではなく、同じような操作で、もとの濃淡値と白との平均あたりになるようにしてあります。
 ゾーンの [80-176] においては、このゾーンの中央値128の前半 [80-128] では、もとの原画像より暗く、後半 [128-176] では、もとの画像より明るくなります。
 これらの効果により、(多くのソフトでコントラストとして行っている)画像情報を失うことなく、画像の濃淡値を変化させるという技法によって、コントラストを強くしています。
 ここでの解析例では、分かりやすさのため、かなりきょくたんなコントラスト画像としていますが、もっと微妙なコントラスト画像を生み出すこともできます。
 また、モードを [Light] や [Dark] にすることで、全体的に明るくしたり、暗くしたりできます。
 タイプを Hard(硬) にすると、[0-80] は完全な黒に、 [176-255] は完全な白に、それぞれ変化しますから、もっと強いコントラストの画像となります。

 解析の流れ(2)赤緑青の色ごとによる指定

 [猫目] 解析ではなく、わざわざ [色目] 解析というページを新たに構成したのは、赤緑青の3色の、それぞれについて、べつべつの指定ができるようにするためです。
 次の図4を使って、この方法の手順を説明します。

図4 解析の流れ(2)赤緑青の色ごとによる指定の手順

 図1の原画像を、例えばトップページで呼び出して(ここで [3] Screen Rate を 64にして)、[色目] ページに移動すると、図4(a)の初期状態になります。
 (1) [Red] をクリックして、赤色の指定状態にします。
 (2) [2] モードと [3] タイプを選択してから、その下にあるゾーンの帯スイッチ b〜r のどれかを指定します。(図4(b))
 (3) [Green] をクリックして、緑色の指定状態にします。(赤色の指定は自動的に解除されます)
 (4) [2] モードと [3] タイプを選択してから、その下にあるゾーンの帯スイッチ b〜r のどれかを指定します。(図4(c))
 (5) [Blue] をクリックして、緑色の指定状態にします。(緑色の指定は自動的に解除されます)
 (6) [2] モードと [3] タイプを選択してから、その下にあるゾーンの帯スイッチ b〜r のどれかを指定します。(図4(d))
 (7) [4] [ 実 行 ] をクリックします。(青色の指定は自動的に解除されます)(図5)

図5  [実行] → 赤緑青の色ごとによる指定の解析結果

 主に緑色の帯スイッチa〜rの下に、3色の指定を示すダイアモンドスイッチと帯スイッチがあります。
 これらの下の行で [タイプ][ゾーン開始値]〜[ゾーン終了値][モード] のデータを示しています。
 今回の解析例では、画像の赤色成分は、Soft(軟)タイプ、Contrast(対照)モードで、[80-176] のゾーン指定となっています。
 緑色成分は、Hard(硬)タイプ、Light(明)モードで、[32-224] のゾーン指定です。
 青色成分は、Soft(軟)タイプ、Dark(暗)モードで、[48-208] のゾーン指定です。
 かなりめんどうな指定をしていますが、このように、色成分ごとに、タイプ、モード、ゾーンの指定が、独立に行えます。

 解析の流れ(3)全色いっかつ指定の後、帯スイッチで調整

 タイプとモードを共通にしておいてよいのであれば、もう少し手っ取り早い方法があります。

図6  [実行] → 全色いっかつ指定の後、帯スイッチで調整したときの解析結果

 (1) [1] 色の指定で [set RGB] をクリックします。
 (2) [2] モードと [3] タイプを選び、ゾーンをb〜r から一つ指定します。
 (3) 赤緑青の、それぞれの帯スイッチのゾーン境界あたりをクリックするか、左右についているタイアモンドスイッチ(2分割されています)をクリックして、ゾーンの開始値や終了値を移動させます。
 (4) [4] [ 実 行 ] をクリックします。

 実は、(3) と (4) を入れ替えることもできます。
 先に [実行] 状態にしておいてから、色のゾーン指定スイッチ(帯スイッチとダイアモンドスイッチ)を操作すると、そのときどきの解析結果が表示されます。

 おことわり

 この「色目」解析ページが装備されているのは、ゴブリンアイズ84のバージョン2.04以降のものだけです。
 普及版のゴブリンアイズ28にはありません。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, January 29, 2017)

 

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