RaN142評価されるツリーページとブランチページの構成法
Analysis on Home Page Tree Structure (2)
黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI

黒月樹人のランダムノート2010 ブランチページ(Branch Page)へもどる

 これはRaN141 ホームページツリー構造の分析/評価されるホームページの構成法 のつづきであるが、内容の連続性については、あまり考慮していない。


 (W)評価されるブランチページの構成法

 ブランチページは英文プラウダなどのような新聞社のホームページに認められる。トップページの上の方に「世界」「国内」「経済」「科学」などのタブが並んでおり、それらをクリックすれば、その項目のブランチページへと移る。ブランチページには、最終的なニュースや論文のペーシの情報が並べられている。ただ、あまりにも多くの無関係な出口も並べられていて、純粋なブランチページの機能が、どこからどこまでなのか、よく分からないという状態になっていることが多い。

 ブランチページでは、ツリーページ(トップページ)へもどるリンクと、支配下のリーフページへのリンクとが、分かりやすく配置されていることが望ましい。必要なのはそれだけでよいが、このブランチページについての説明やシンボルマークなどがあってもよい。先に向かうことになるリーフページを象徴する画像を添えてもよいだろう。これらを名称入りのバナーで一括して取り扱うのは、SEO対策上愚かなことである。グーグルの検索ロボットは、バナー内に表示された文字は読まないからだ。キーワードを反復表示するためにも、リンク先の名称はテキストとして記述すべきである。

 のちのちのことを考えて、ブランチページに含める図のサイズをあまり大きくすべきではないだろう。また、中継ステーションとしてのブランチページで、その領域が、あまりに広大すぎるのも考えものだ。

しかし、黒月樹人のホームページにおいて「心の多面体」「キメラミーム」「ランダムノート2010」のブランチページは、もう手遅れで、ディスプレイに収まらなくなっている。

たとえば「心の多面体」に含まれているクールペッパーページ(CPP)のリストは長くなりすぎており、しかも、それらの内容が多くの分岐に分かれている。これを幾つかのグループに編集して、ファインブランチページの原型のようなものをつくった。「ターメリック星系の不思議」「宇宙・空間・存在」「アポロ月面探査画像の嘘」「UFO画像の解析」である。

「キメラミーム」のブランチページも、明確に名前をつけてはいないが、幾つかのファインブランチページとして分類してある。

最も新しい「ランダムノート2010」において、明確に「ファインブランチページ」を定義し、そこへの分類配置と、ランダムノート整理記号のRaNに続く数字で並べるリストとを併用している。これはほぼ時系列になっており、(日々単位の)年表のようなものとなっている。

 新しくブランチページによって、ツリーページとリーフページ群との連絡をとろうとするなら、あまり余計な飾りは加えずに、機能的なデザインとなるように心がけた方がよいだろう。ホームページへの来訪者のための道案内に徹するべきであり、ルートの分かりやすさと、ブランチページの通りやすさを心がけた方がよい。


(X)評価されるツリーページの構成法

 トップページには、いろいろなものがある。

単純明快なシンボル画像とタイトル、そして、ブランチページに導くための、一般的で、かつ、かんたんなフレーズの単語によるタブが並べられているだけのものが、高額な制作料を要求できるデザインだと考えられているようだ。ここに収める画像がフルスクリーンで映像として変化すれば、ホームページへの来訪者やホームページの制作依頼者の心をつかむには最適なのだろう。

しかし、これではSEO対策に反してしまう。何らかのキーワードの検索ワールドで浮き上がるための要素がほとんどないということになってしまう。

せっかく高額の資金を投入して、プロのホームページ制作者に依頼したとしても、検索リストの下のほうで埋没してしまったら、誰の目にもとまらないことになる。そのようなトップページは、ただ存在しているだけであり、その名やURLを知っているものしか知ることができない。それでは何のためにホームページをつくったのか分からなくなる。

 逆に、詰め込めるだけ詰めこんで、もう何も組み込む余地がないというデザインのトップページがある。まあ、黒月樹人のホームページも、あまり余地は残っておらず、ディスプレイからはみ出してしまいがちになっている。しかし、他の混雑したトップページのものとは、少し方針が違うつもりだ。

 ぎっしり詰め込んだトップページのデザインでは、どこに視点のスタートがあるのかが分からないし、これを「地図」のようなものと見なすときの、「標高差」のような構造が見えてこないものが多い。いわゆる、「バナーのタイル模様」による「壁」が見えているだけのようなものが、それらの主流となっている。

 画像ばかりが大きくてテキスト情報がわずかなトップページは、SEO対策として獲得するポイントのための要素が明らかに不足している。逆の極端な例として、SEO対策のポイント要素として、他サイトへのリンク数をかせぐため、できるだけ短文のテキスト広告を、小さな文字で何百も並べているものがある。「ここまでやるか」と、あきれてしまう。それはまるで、文字でつづった包装紙のようなものであり、そこから、どこかの広告主のページを探してクリックしようとする者がいるとは、とうてい考えられない。何が何でもSEO対策というのも、ホームページの品格を落としてしまう。そのような戦略は、いつかスパムとして判定されてしまう可能性があり、そのときを境として、検索リストの世界から消えてしまうかもしれない。

 これらの両極端へと向かうのではなく、ごくごく自然な理由づけのもと、分かりやすく、かつ、多くの情報が得られるものとして、そのホームページのミニチュアかフラクタル構造を意識すると良いものができあがる。

また、ホームページを一つの樹木と考えたとき、それを遠方から見て、枝ぶりのパターンが浮かび上がって、何の種類の樹木であるかが分かるとか、何枚かの葉や種子などを拡大して見ることができるようになっているとよいだろう。つまり、樹木の図巻が、その樹の名称や分類や主な特徴が分かるように構成されているのを見ならって、ツリーページをデザインするとよいわけだ。

 「黒月樹人のホームページ」のツリーページ(トップページ)のデザインが最良だとは決して言えないが、上記の指針を意識して構成しているつもりだ。縦に3列の表をつくり、向かって左の列から中間の列、右端の列へと、重要度の高低差を意識して、幾つかのブランチページやファインブランチページを並べ、そこに所属する比較的新しいリーフページや、看板として並べておきたいリーフページを取りあげている。

グーグルの検索ロボットにまだ調べてもらっていない新ページは、必ず、このツリーページに並べるようにしている。この心づかいが、グーグルの検索ロボットにも分かるようで、私が生み出すリーフページは、ごくごく短時間のうちに登録が済んでしまい、たちまちのうちに適当な検索ワールドで上位の位置に現れることとなる。もちろん、これらのページに対するクリック数なぞ、まったく、わずかなままで。

 これ以上欲張っても逆効果になるだろう。ともあれ、「黒月樹人のホームページ」のツリーページは、treeman9621 をキーワードとした検索リストにおいて、幾つかのリーフページと肩を並べてトップの位置を争うものとなっている。明らかに、リーフページのほうが、SEO対策のためのポイントをかせぐ要素に恵まれている。

ああ、そうか。内容としては貧弱なツリーページではあるが、それがtreeman9621.com のトップページであるという理由で、他のサイトからのリンクが数多く張られているからなのかもしれない。この要素のために、互いにリンクを張りあうというような技法もあるようだが、私は試みたことがない。

私は私が表現したいことを表現するだけだし、私が書きたいものを書くだけだ。それらの何かが、誰かの心に響くことがあったとしたら、私にとっては痛快なことだし、「私の喜び」(It’s my pleasure!)ともなることだろう。


(2010.10.16 Written by Kinohito KULOTSUKI [@] KULOTSUKI ANALYSIS INSTITUTION)
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