「もし2種類のスカラー電磁波が…」
あとがき(3)メビウス回路による重力発生実験
(RaN171)Memo(3) on “If 2-Typed Scalar Electromagnetic Waves …”

黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI, treeman9621)

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 メビウス回路による重力発生実験

 早坂秀雄の「宇宙船建造プロジェクト」(徳間書店(刊)2007) [1] に「メビウス回路による重力発生実験」とタイトルづけられた一節がある。裏表紙から見開いてゆく、論文などについて論じたところの、[第U部論文篇] 第6章のところ。
 早坂秀雄は「反重力を発生させる実験ではないが、メビウス回路を用いて巨大な重力場を発生させるロシアの実験を紹介したい」と書き始めている。
 この実験について科学的な報告をしたのは、シャクパロノフ( I. M. Shakhparonov )。巻末の参照文献を調べて、ウェブで検索したところ、次のサイト[2] が見つかった。
   http://www.rexresearch.com/shakhpar/shakhpar.htm
 早坂秀雄が参照した論文そのものではないが、その内容について要約したものらしい。ロシア語ではなく英語である。ざっと目をとおしてみると、早坂秀雄による説明文の内容と対応していることが分かる。しかし、原論文ではないので、具体的なところが、いまいち、よく分からない。早坂秀雄の解説文には取りあげられていない、メビウス回路の理論についての図らしきものが、いくつか載せられている。しかし、ここのところの英文の説明は、どうも、ピンとこない。
 「メビウスの環」を電子回路に組み込むというアイディアは、清家新一のものが有名である。ところが、清家新一の実験では、期待されたほどの成果が得られなかった。
 清家新一の研究資料を調べると、「メビウスコイル」というものが現れる。「メビウスの環」を芯にして、導線を工夫して巻いたものらしい。なんだか、引っ張ると、結び目になってしまうようなものだったような気がする。「クライン巻」と名づけられていたようだ。
 しかし、さらに調べてゆくと、「ダブルソレノイドともいうべき巻き方が真のクライン巻であることが判明しました」という表現があった[3]。「ダブルソレノイド」というのは、導線を2本並べて、くるくると、通常のコイルのように巻くもので、2本の巻き始めの2つの端が「i」と「−i」とされていて、巻き終わりの2つの端には、○の記号がついている。何処にも接続していないのだろうか。これでも、ここに交流を通じたときは、2本のコイルに、まったく逆向きの電流が流れることになり、大橋正雄の「無誘導コイル」[4] と同じ効果を生むはずだ。
 それでは、シャクパロノフの実験では、どのような導線の巻き方をしているのかというところが気になる。ところが、この情報は、よく分からない。
 シャクパロノフの実験について説明しているサイトのテキストを読むと、「一つのメビウス装置(MB)はネガティブエネルギーを少ししか生み出さないので、幾つかのメビウス装置を組み合わせたもので研究を続けている」という一文があった。その結果として採用された「メビウス装置の組み合わせパターン」が、ウェブサイトのFigure 7 として紹介さている。この図はあまりに小さいので、細部が分かりづらい。幸い、早坂秀雄が著書の中で、「図12 メビウスの電気回路」と名づけて表示している。こちらを参照することにしよう。
 シャクパロノフの実験について説明しているサイトのテキストでは、「発達したナノテクノロジー」を利用して、ネガティブエネルギーを強力に生み出すものを作ったと語られているようだ。
 早坂秀雄は「4つのメビウスの帯から成る集合回路もまたメビウス帯となるように作られている」と書いているが、これは、早坂秀雄による (誤った) 解釈ではないだろうか。
 図12を見たところ、この「4つのメビウスの帯から成る集合回路」が、全体としてメビウス帯のようになっているようには思えない。同じ向きで一周しているだけではないか。ただの帯を、そのままつないだものは「円柱」であり、途中で一回ひねってつないだものが「メビウス帯」である。図12の配置は、どちらかというと「円柱」のパターンとなっている。
 「一つのメビウス装置(MB)」では、たいした効果が得られなくて、図12のように、「4つを組み合わせたメビウス装置(MBs)」では、パワフルな出力を得たということなのである。全体として「メビウス帯」となっていないのに、何故なのか。



 黒月樹人の考察

 この「4つを組み合わせたメビウス装置(MBs)の配置」は、そこに流れる電流のことを考えると、すなわち、電子の動きを考えると、ちようど、「2組の(大橋正雄の)無誘導コイル」と同じ効果をもつ。私は、このことに気づいて、ようやく理解できた。
 具体的に説明しよう。上記図12のメビウス装置MBに添えられている数字を確認してほしい。下のMB1から、左にまわってMB2となり、上のMB3を経由して、右のMB4となっている。しかし、電流は、この数字の順番に沿って流れはしない。記号の様子から、おそらく、交流のようだが、仮に、上側のΦを入力とし、下側のΦを出力として考えよう。このとき、電流は、上の導線を通って、左上の●のところで、@MB3→MB4の回路と、AMB2→MB1の回路とに分かれて流れることになる。これらのメビウス装置MBの抵抗は、おそらく同じだろうから、同じ大きさの電流となるだろう。このことをふまえて、MB3とMB1に注目してほしい。これらのメビウス装置は、中心軸を平行にして、まったく逆に向いている。黒いパターンの、幅の広がりが、逆の配置となっている。ここに何らかのパターンで導線がくるくると巻かれているとしても、この中を通る電子は、MB3とMB1とでは、まったく逆向きの回転をするはずだ。このような状態で、MB3とMB1の中心軸を、それらの真ん中にもってきて、まったく重ねてしまったものが「無誘導コイル」なのである。MB2とMB4においても同様である。つまり、これらの4つのメビウス装置の配置は、2つの無誘導コイルを直角に置いたものと同じ効果を生み出すはずなのだ。
 シャクパロノフは、清家新一と同じように、「メビウスの帯」という、空間の特殊なパターンを手掛かりとして研究してきた。そして、清家新一は「ダブルソレノイド」へとたどりついたのだが、シャクパロノフは「4つを組み合わせたメビウス装置(MBs)の配置」へとたどりついた。それらの先には、どちらも、「(大橋正雄の)無誘導コイル」がある。
 これらの実験装置の共通点は、回路を流れる電子群が、逆向きの電磁波を生み出すということである。そして、そのような、逆向きの電磁波が、ベクトル的に打ち消し合ってゼロベクトルとなる。そのとき、この現象にともなうスカラーポテンシャルに由来する、スカラー電磁波が、おそらくは生み出され、「重力波」に関わる現象を引き起こしたのかもしれない。
 ともあれ、シャクパロノフの実験では、何らかのメカニズムによって、重力異常が引き起こされたということを明らかにした。このことは重要である。実験の流れから、スカラー電磁波が関係しているようだし、それが、重力異常につながるのだ。
 このときの、シャクパロノフの実験では、重力異常を検出するため、光の色が変わることを利用している。この実験の仕組みと、得られた結果についても、少し説明されているが、詳しい説明がないので、もうひとつ、つっこんで考察することができない。実験結果のグラフでは、光が青い方へと変わったり、赤い方へと変わったりしているようにも見える。どちらが意味をもつものなのだろうか。この実験で起こった重力異常は、「引力としての重力」によるものなのだろうか、それとも、「斥力としての反重力」によるものなのだろうか。
 (Written by KULOTSUKI Kinohito, Feb 9, 2012)

 参照資料

[1] 早坂秀雄「宇宙船建造プロジェクト」徳間書店(刊) 2007
[2] Interaction of Matter and Methods of Detecting
 Dr Ivan M. SHAKHPARONOV
  http://www.rexresearch.com/shakhpar/shakhpar.htm
[3] GAPニューズレター No.67, 1979年(昭和54年) 7月30日
円盤の推進力  清家新一 ─────── 14
http://www.adamski.jp/gap-japan/ucon/ucon-067.htm
[4] 大橋正雄「波動性科学」、たま出版(昭和63, 1988)

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