暗い領域の色を見やすくするオニオン解析
(RaN179)Onion Analysis makes Dark Area Color be clear

黒月樹人(Kinohito KULOTSUKI, treeman9621)

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 オニオン解析(Onion Analysis)

 これまでの、通常のモードの画像では、明るい領域は白っぽくなり、暗い領域は黒っぽくなって、その中間の領域の色が見やすくなっている。
 黒月解析研究所が開発したピーチ解析は、このような明るさの違いを考慮せず、一様な強さで、それぞれの領域の色を見やすくするものであった。しかし、このようにすると、中間や明るい領域での色にじゃまされて、暗い領域の色が分かりにくくなってしまう。あまりに多く色があふれかえってしまうと、もともと暗いところは、やはり、分かりにくくなってしまうものだ。
 このようなことを考慮し、画像の中にある暗い領域の色を見やすくするための、オニオン解析(Onion Analysis)を開発した。
 解析対象とした画像は、「衛星タイタン湖畔の着陸地点風景」[1] より選んだ「ダム湖の排水口と暗い背景斜面」(図1)である。
 図2は、この「ダム湖の排水口と暗い斜面」のオニオン解析画像である。「暗い背景斜面」において「緑系」と「茶系」の、おそらく樹木らしいパターンの相違が表現されている。これより明るい領域では、色が抑えられて、白黒画像に近くなる。


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 図3は原画像の、図4はオニオン解析の、それぞれの「画紋解析」である。図3の「画紋グラフ」のパターンは、かなり異常なものである。意図的に構成された画像であろう。
 図4から、オニオン解析画像も、少し意図的な再構成画像であることが分かる。もちろん、これは、「暗い領域の色だけを表現する」という意図に沿ったものである。


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 オニオン解析における「オニオン(Onion, タマネギ)」という名の由来は、この解析における「画像の画紋グラフのパターン」にある(図4)。「画紋グラフ」のプロットが、タマネギ型の、底が丸く、どっしりして、先端がピンと尖った形になる。意味から考えると「ダーク(dark)」がふさわしいかもしれないが、この用語は、すでに、いろいろなところで使っているので、紛らわしいという難点があった。

 (Written by KULOTSUKI Kinohito, as treeman9621, March 27, 2012)

 参照資料

[1] タイタン湖畔の着陸地点画像PIA11001
  http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA11001

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