RaN204 クリスタル形状の光体をもつUFO(RaN200)は偽物でした

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

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 はじめに

 キメラマインドでUFOの画像を調べる解析ページを公開し始めてから数か月が経過しました。このシリーズのテーマはどんどん枝分かれしてゆき、それらの構成樹木もずいぶん大きくなってしまい、一つ一つの新たなページを作るのに、休日の自由時間をまるまる費やすことになっています。
 ところで「あれはどこにあったっけ」と、すっかり忘れてしまっていた「クリスタル形状の光体をもつUFO」というタイトルのページは、ランダムノートにありました。というのも、ランダムノートについては、2013版をわずかなページで閉じてから、2014版を作らなくては、と思いつつ、(幸いにも、失業の危機をまぬがれ)生活のための仕事に追われる日々が続くこととなり、ありがたいけれども、ホームページに注ぎ込む時間がわずかしかないという状況が続き、あっという間に2015年となって、余った時間をゴブリンクォーク9の解析ページを進化させることにつぎ込んでいると、ついに、日本人の3大休暇のひとつである大型連休となりました。
 2015年に入ってからは、仕事のシフトが区切りをつける数日に1ページずつ新たなUFO解析ページを作り続けるというペースでキメラマインドのリーフページを植林してきたわけですが、この大型連休では、夜勤でも日勤でもただちに調整できるという不思議なリズムで生活できるようになっているため、いったいいつ眠ったのだろうかと考え込んでしまうくらい、何時間も何十時間も、ただただ、UFO解析ページを編集することにうちこんできて、やはり、どこかで、ああ疲れたとなってしまうもの。UFO生態学もしくはUFO形態学のようなタイトルをつけてもよいような、もし、そのような本を出すことができたなら、その中のページとしてふさわしいものを作ろうという、自分勝手な思い込みが自分自身の脳みそをスープ状態に変化させてゆくのです。
 おやおや、またまた、脳みそスープの中を、小人のゴブリンが勝手にミジンコ泳ぎをやりだして、くだらないつぶやきを泡だててしまっています。
 RaN200でまとめた「クリスタル形状の光体をもつUFO」について調べたのでした。そして、その結論が偽物UFOであったということで、なんとも恥ずかしいというところ。どうせ誰も読んでいないだろうし、自分でも1年以上見もしなかったランダムノートのページです。こっそり削っておいても、誰も何も言わないだろうし、気づきもしないことでしょう。

 解析対象

 偽物なので、とりたてて、原画像のウェブページを紹介しなくてもよいかもしれませんが、とりあえず、ここに記しておきます。ここはRaN200からの抜粋です。

 今回、解析してみようと思うUFO画像は、次のページにあるものです。
   http://www.ufocasebook.com/2013/tolartexas.html
 もともとはビデオ撮影によるもので、それは、次のサイトにあります。
   UFO sighting in Tolar, TX
   http://www.youtube.com/watch?v=uCUma6HTWwU

 そうか、ufocasebook.comもとりあげたままです。私は偽物だと分かりましたが、ufocasebook.com では、依然本物として、大切に取り扱っているようです。
 画像をひとつ載せておきます。次の図1です。上記サイトを開き、今回新たに取り込みました。

図1 ピクチャー\RaN200\[12]

 解析結果

 どのようなUFOなのだろうかと期待するあまり、ついつい、大きく拡大なめらか補間した画像について解析してしまうものです。図2の解析結果(1)の(a)原画像は、図1の光る点を星とみたたて1等星に相当する明るい光の、左から3番目(中央のもっとも明るいもの)について、[64]倍に拡大し、光核解析LC(g)ののち[2]倍としたものです。

図2 解析結果(1)

 この段階で疑問に思ったのが、原画像をはじめとして、中の光体が四角いということです。こんなに四角いUFOがこれまで存在したことはありません。もう一つ、ハローKing解析のパターンがまったく見慣れたものではなかったことです。

図3 解析結果(2)

 (c) クリスタルdeer解析や(d) ハローJoker解析で、四角い中心構造が確認できます。

図4 解析結果(3)

 図4のレベルになって、(c) クリスタルleek解析と(d) ハローKing解析で、この画像が偽物であることの証拠が現れ出しました。そして、次の図5では、2つのクリスタル解析で典型的な偽物パターンが現れ、ハローQueen解析でもイラストの証拠を示す画像となりました。

図5 解析結果(4)

 よくよく考えてみれば、これらの偽物検出用の解析に用いているウェーブレット関数は、大きなものでも9×9画素止まりです。解析対象画像のサイズが大きなものとなるにしたがって、細部だけにとらわれることとなり、これが持っている偽物の色構造を感じとることが難しくなってしまうわけです。図5のサイズなら偽物であることは明白なのに、図2のレベルだと、こんなパターンのものもあるのかもしれないと、うっかりだまされてしまうわけです。自分で作ったシステムなのだから、こんなことで迷ってしまっていてはいけません。

 まとめ

 このUFO画像は偽物でした。
 位置関係がほぼ固定された光なので、車のヘッドライトなどのように、機体の窓や証明装置が光っているという設定で作られたビデオなのでしょうが、これらの光体そのものが作りものであり、また、これらの光を生み出しているはずのUFO機体の影も輪郭もまったく確認できません。
 これらの光は、小さなUFOの編隊でもありませんし、UFOに装備されたライトでもありません。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, May 4, 2015)

 

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