RaN213 ゴブリンクォーク9のハロー解析

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

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 はじめに

 UFO画像をきちんと調べることにしたのは昨年(2014年)の11月のことでした。きっかけはビデオ画像も含めたUFO画像の真偽をとりあつかったテレビの番組でした。それを見ていて「ちっとも確からしくない」と感じました。私の「学者魂」が目覚めたようです。そのときもっていたゴブリンクォーク4で調べてみると、テレビで誰かが偽物だと決めつけていた、ドイツ着陸UFOが、貴重な情報を隠し持っていたことに気づき、もちろん、これは本物だと確信しました。
 年末とお正月の少し続いた休みには、毎日のように解析ページをウェブで公開しました。生活のために続けている、その日の仕事が終わると、1時間ほどかけて車で帰り、わずかな時間を惜しんで、コンピュータを開き、ひとつバージョンを上げたゴブリンクォーク5の改良に取り組みました。あるとき、あまりに新しい考え方の解析ページが増えていったので、それを大別して、大きなグループ変化の数を調べ、これはゴブリンクォーク9と呼ぶべきだということになりました。
 ゴブリンクォーク9には、まだ生まれたばかりで、あまり活動していない解析ページもありますが、まさに「マグマ噴火中」というのが、「小波」(ウェーブレットの直訳)と記してある解析システム群です。ここで「群」とそえるほど、ここには幾つもの解析システムがあります。生まれてしばらく活動していたものの、あまり使われなくなって、スイッチスペースの制約上の理由で、プログラムのメモの中に眠らせてしまったものが幾つもあります。
 「小波」と記した「ウェーブレット解析」ページの解析システムがあまりに多くなってしまったので、あるとき、これらをグループ化するための名称を考えることにしました。最初に生まれたグループは「テキスタイル解析」と「レリーフ解析」です。
 「テキスタイル解析」は、解析結果のパターンが、色々な布地のように見えたからです。「レリーフ解析」はというと、この名前どうりで、壁から半分ふくらんで作られるレリーフ彫刻のように、まるで少しふくらんでいるかのように見えるものです。
 きっかけの出来事はもう忘れてしまいましたが、これらのグループのものとは感じが異なるものが生まれ、それらのグループを「クリスタル解析」と呼ぶことにしました。解析結果画像の微妙な色の重なりぐあいと散らばりぐあいが、まるで宝石のオパールのようにも見えたからです。
 「クリスタル解析」で明るく色づいていた部分を「カラ―ハロー(襟状光輝, collar halo)」と呼ぶことにし、ここのところをもっと強調して区別できるようにしようと思い立って育っていったのが「ハロー解析」です。

 「ハロー解析」の4つの世代について

 「ハロー解析」もたくさん生まれて育ってきてしまいましたので、さらにこれらも、下部グループに分けておくのがよいと思われます。
 ハロー解析の第1世代は、duck(アヒル), owl(フクロウ), swan(白鳥), crow(カラス)の鳥シリーズです。第2世代はKing(王)とQueen(女王)です。第3世代はJoker(愚か者), Clown(道化), Pawn(歩兵)の3つです。第4世代はJack(ジャック), Rook(城壁), Bishop(僧侶)です。これらを世代分けする理由もあるにはあったのですが、ときどき加えてゆく改良のため、あまり定義どおりにおさまらなくなってきました。例えば、第1世代のowl(フクロウ)は、これまでずうっと、duck(アヒル)の色違いで、crow(カラス)もswan(白鳥)の色違いにすぎなかったのですが、これだと、主役のduck(アヒル),やswan(白鳥)の影で暮らすこととなり、ほとんど出番がないということになっていました。そこで、owl(フクロウ)とcrow(カラス)は第1世代だったのですが、ここに第4世代の遺伝子を組み込むことにしました。そのようなわけで、owl(フクロウ)とcrow(カラス)はいったい何世代となるのか分からなくなってしまいました。まあ、形式的に、とりあえず、第1世代としておきます。

 解析対象

 図1をこのページにおける解析対象とします。この三角スマイルUFOは、すでに解析したこともあり、偽物だということは分かっています。今回の解析で、もちろん、追い打ちをかけることとなります。

図1 解析対象(三角スマイルUFO)

 ハロー解析の第1世代

 ハロー解析の第1世代はduck(アヒル)解析、owl(フクロウ)解析、swan(白鳥)解析、crow(カラス)解析の、4つの鳥シリーズです。duck解析で三角スマイルUFOの3辺が赤色と緑色と(赤と緑の組み合わせによる)黄色の太い帯となっています。ここのところが偽物UFOのきわだった特徴でもある、カラ―ハロー(襟状光輝, collar halo)のところです。swan解析でのカラ―ハローの配色は(光の)3原色の赤緑青です。

図2 ハロー解析の第1世代

 ごく最近までowl解析とcrow解析は、duck解析やswan解析の、単なる色違いだったのですが、それでは見る価値がわいてきませんから、工夫して、それぞれの名前にふさわしい雰囲気の解析結果が得られるようにしました。owlはフクロウです。フクロウは夜行性で、暗い世界のほうが生き生きとします。また、crowはカラスです。黒いイメージがにあっています。カラ―ハロー(襟状光輝, collar halo)が言葉どおりに光っています。

 ハロー解析の第2世代

図3 ハロー解析の第2世代

 ハロー解析の第2世代はKing解析とQueen解析です。King解析という名称にしたのは、実は、チェスや将棋の駒におけるKingや王将の動きが全方位であるところからきています。アルゴリズムの中に、この全方位というアイディアが組みこまれています。
 Queen解析はさいしょただの色違いだけだったのですが、すぐに、感度を調整して、やや異なる解析結果が得られるようにしました。

 ハロー解析の第3世代

 ハロー解析の第3世代のベースは第2世代のKing解析だったのですが、これがあまりにも感度が良すぎたため、さらなる条件をかぶせて、外側にあるはずの、カラ―ハローのところに強く反応するようにしました。

図4 ハロー解析の第3世代

 Clown(道化)解析も条件は他と異なっているのですが、その表現がJoker(愚か者)解析のものに似ていたので、条件のところの色値を変えて、白がベースとなるようにしました。白く塗られた道化の顔のような雰囲気と変わりました。

 ハロー解析の第4世代

図5 ハロー解析の第4世代

 ハロー解析の第4世代はカラ―ハロー(襟状光輝)のところが、もっとくっきりととらえられるようなアルゴリズムを思いついたので、新たに構成したものです。
 UFO以外の背景にあるノイズ部分もかなり無視できるようになりました。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, May 22, 2015)

 

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