RaN229 ロシアの隕石を貫通するUFOのBOON解析

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

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 はじめに

 ロシアの隕石を貫通するUFOテクスチャーBOON解析で調べることにします。
 これについての画像を採取したのは、次のサイト[R]のビデオからです。

 [R] ロシア隕石 UFO?が貫通する瞬間

 図1は「UFOが後方から隕石に追いつき貫通して前方へ飛び出すところ」です。(1)では、隕石の光る尾部の下へと、もっと後の位置からUFOが追いついてきたところが記録されています。このあと、このUFOは、光る隕石の中心部へと入ってゆくようですが、いずれも光っているので、詳しいことは分かりません。やがて中心部を貫通し、(2)で、このUFOは、隕石の前方に出たようです。隕石の破片もいくつか前方へ飛び出しているようですが、そのように見える光体の一つだけが、(3)と(4)のように、UFOが追いついてきたときの軌跡をなぞって、前方へと進んでゆきます。

図1 UFOが後方から隕石に追いつき貫通して前方へ飛び出すところ

 テクスチャーBOON解析

 このビデオについての、このような現象は、ロシアのニュースで放映されているようです[N]。おそらく、このようなビデオが偽物だという可能性は低いと考えられます。考え方を変えると、本物としての可能性が大きなUFOの画像が得られているということになります。

図2 貫通前後のUFO拡大

 図2に「貫通前後のUFO拡大」をまとめました。
 (a)はUFOが隕石の後方下部に追いついてきたところです。このあと、隕石の中心部に向かってゆきます。
 (b)は隕石の前方へ飛び出してきたUFO(左上)と、おそらく、隕石の破片(左下と右下)です。0分40秒あたりの画像は色が反転させられているものでしたので、これを再度反転((RGB)のコードで指定)して、もとの色に戻したものですが、これらのどこかの過程で、他のものより色が濃くなっています。
 (c)と(d)は貫通後のUFOです。ある程度の明るさを保って、追いついてきたときの軌跡の方向へと、まっすぐ移動しています。
 この図2の(a)画像Aと(c)画像Cと(d)画像Dについて、それぞれBOON解析を行いました。次に、それぞれのBOON解析全景とBOON解析の標準偏差プロットを示します。


図3 貫通前027(b)[8] (画像A)のBOON解析全景

図4 貫通前027(b)[8] (画像A)の標準偏差プロット

図5 貫通後030(b)[8] (画像C)のBOON解析全景

図6 貫通後030(b)[8] (画像C)の標準偏差プロット

図7 貫通後031(b)[8] (画像D)のBOON解析全景

図8 貫通後031(b)[8] (画像D)の標準偏差プロット

 画像A、画像C、画像Dのいずれも、テクスチャーBOON解析の結果、標準偏差(X, Y)=(SD(AR), SD(DV))のプロット位置は、仮想本物UFO群のゾーンになりました。ほんとうに空を飛んでいるものということになります。当然のことかもしれません。だからといって、これが、多くの人が考えているような、機械的なものでできているUFOだという保証はありません。隕石そのものも、隕石からはじかれた破片らしきものについても、同じような結果がでます。だから、これらの画像は、たしかに空を飛んでいたものを記録したものであると判断することができるだけです。
 しかし、このことは、このBOON解析における、標準偏差プロットで灰色の丸で示してあるものが偽物UFOであることを、強く印象づけてくれます。

 隕石から飛び出したもの

 図9は「反転040画像 についての(1)原画像 (2)隕石から飛び出したもの」です。右下に飛び出したものもあるようですが、前方へ飛び出したaとbとcについて調べます。

図9 反転040画像 (1)原画像 (2)隕石から飛び出したもの

 図9(2)は図9(1)の[4]倍ですが、aの部分を[8][2]=[16]倍に拡大した画像を、次の図10(1)とし、これについてゴブリンアイ解析GE(1eDC)=GE(1eD)GE(1eC)のように、2回処理したものが図10(2)です。GE(1eD)が強いもので、GE(1eC)はそれより少し弱いものです。そして、この図10(2)について、レリーフ解析の性質をもたせたdeer解析を行ったものが、図10(3)です。
 同様の操作をbについて行ったものが図11で、cについて行ったものが図12です。

図10 隕石から飛び出したもののaについての解析

図11 隕石から飛び出したもののbについての解析

図12隕石から飛び出したもののcについての解析

 図10のaには、少しくねっとした軸のようなものが見えています。これが、このあと、まっすぐ水平に、隕石より速く進んでゆくものです。
 図11のbは、いかにも、「かけら」のような形状として見えます。
 図12のcも、やはり「かけら」なのかもしれません。形はかなり不定形ですが、大きさはaに近いものです。

 隕石貫通前後のUFOの比較

 このビデオ画像では、どのようなものか、はっきりしませんが、まさに未確認飛行物体(UFO)が、隕石よりずうっとあとの位置から、この隕石のしっぽ状の下に追いつき、そのまま直進して、隕石の核へと突っ込み、これをいくつかに割って、それらの破片を吹き飛ばし、そのまま隕石を後方にして、前方へと進んでゆきます。その、貫通前のUFOについて解析したものを図13に、貫通して前方へと進んでゆくUFOについて解析したものを図14に、それぞれまとめました。

図13 貫通前のUFOの解析

図14 貫通後のUFOの解析

 図13(3)を図15(a)、図14(3)を図15(b)として並べてみました。

図15 隕石 (a) 貫通前(b) 貫通後のUFO形状(swan解析)

 これらの比較をしようと考えたのですが、その前に一つ問題があります。
 貫通後のUFOに比べ、貫通前のUFOは、同じ解析モードによるものですが、このように、存在が希薄なのです。これは、撮影時における何らかの障害によるものなのでしょうか。
 図15(a)から、これがもっと強く現われたとしての形状を推定して図15(b)と比較すると、確かに、形状はよく似ています。
 円盤状なのかどうかは分かりませんが、細長く、均等な厚みを持っているものと推定できます。

 UFOが現われた瞬間の解析

 上記の疑問が気になりますので、ビデオをもう一度観察することにしました。
 貫通前のUFO画像としてcode=027(b)を使いましたが、これより少し前のものとしてcode=027(a)を採取してあります。しかし、ビデオを注意深く観察して、code=026の画像を固定して取り出すことができました。ここに写っているUFOについて解析します

図16 このUFOが隕石の尾部あたりに現われた瞬間(code=26)での解析

 このときのUFOは、さらに「希薄なもの」となっています。この前の画像について観察しましたが、この位置より左のものは確認できませんでした。
 このUFOは、画像に記録できないスピードで、この位置にやってきてスピードを落としたのでしょうか。それとも、この位置で、私たちの物質世界のものとして出現したのでしょうか。
 次の図17は「画像P(code=26[8])のBOON解析全景」です。4×3の植物解析ユニットにおいて、上段左から3つ目の、cactus解析で、偏差値の棒グラフにおいて偏差値DV=83という、少し異常な値が出ています。
 さらに図18は「画像P(code=26[8])の標準偏差プロット」ですが、このときのUFOのプロット位置は、かろうじて仮想本物UFOゾーンの右端にあります。この位置なら、合成画像の疑いは否定できるかもしれません。

図17 画像P(code=26[8])のBOON解析全景

図18 画像P(code=26[8])の標準偏差プロット

 まとめ

 ロシアの隕石を貫通するUFOにある、いくつかのUFO拡大画像についてテクスチャーBOON解析で調べましたが、いずれの結果も、これまで調べた仮想本物UFO群と類似していることが分かりました。
 このビデオはロシアのTVニュース [N] でも取り上げられたようです。このサイトでのコメントによると、「合成映像の可能性を含め、真贋(しんがん)は不明」とありますが、テクスチャーBOON解析の結果、「合成映像の可能性」は否定できると考えられます。
 このとき、この隕石に後方から追いかけて、隕石の中心核に突っ込み、これを貫通して、前方へと進んでいった、細長いUFO(未確認飛行物体)について、その姿を調べましたが、全体的に細長く、ほぼ均等な太さであるということくらいで、それ以外の構造的なパターンは見つかりませんでした。
 不思議に思えるのは、このUFOが隕石に突入する前と、突入して飛び出した後とでは、イメージの「濃さ」が違うということです。これは、ほんとうのことなのか、それとも、撮影における何らかの異常のためなのか、まだよく分かりません。
 あらためて、このビデオを詳しく観察してみましたが、このUFOは、隕石を貫通後、しばらく水平に飛んで、ある瞬間に消えています。突然スピードを変化して消えたのでしょうか、それとも、別の世界へとワープして消えたのでしょうか。
 このような解析を行ってみると、謎が謎を呼ぶことになってしまい、いろいろな疑問がわいてきます。
 とりあえず、BOON解析の結果、これらのUFOや破片群は、これまでいろいろと調べてきた仮想本物UFO群と同じようなものとして判定されました。空を飛ぶ何かを撮影したということは、確かなことだと考えられます。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Jan 20, 2016)

 参照資料

 [R] ロシア隕石 UFO?が貫通する瞬間
https://www.youtube.com/watch?v=sHMYLodjv18
 [N] 隕石映像にUFO? 「注意深く分析」−ロシア国営TV
https://www.youtube.com/watch?v=BYNeBnqYM0Y

 

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