RaN236 Apollo16の「27枚のフレームから成るパノラマ写真」はスタジオ撮影
"The panoramic photograph consisting of 27 pieces of frames"
of Apollo 16 is studio photography

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

ランダムノート2016ブランチページへもどる

 はじめに

 ある日、知人からメールがきました。その内容は、ゴブリンクォークについての反論ページがあるというものでした。その知人は、科学的な分析に利用しようと、ゴブリンクォーク4を買われたかたでしたので、不安になられたのでしょう。
 このような反論ページがあることは知っていました。それを見て、かつて私が行ったいくつかの解析過程に誤りがあることが分かりました。それについて私は、誤っていた解析ページを削除することにしました。いわゆる「トカゲのしっぽ切り」です。
 それほど数多く「しっぽ」があったわけではないのですが、どうやら、ちょいとばかり切りすぎたようです。それらの「しっぽ」を、あらためて調べたところ、切らなくてもよかったものがありました。せっかくですので、それについては、もう一度「生やす」ことにしました。

 ゴブリンクォーク4の光核解析で見るApollo16月面探査画像の嘘 

 このタイトルのページは、次にあります。しばらく削除してありましたが、復活させておきます。
 http://www.treeman9621.com/CPP_BRANCH/cpp220/apollo16.html
 次の図1は上記ページでも図1で、影とその対象物とのラインをいくつか引くことにより、光源の位置を推定したものです。このような解析により、光源の位置が、この月面着陸船の高さのほぼ2倍あたりに位置していることが分かります。仮にその光源が太陽だとしたら、この高さはおかしいことになります。光源が太陽なら、このケースでは、これらの線がほぼ平行になるべきです。

図1 光源の位置を調べるための線

 次の図2は、次のサイトより見つけて解析したものです。
 http://universitypost.dk/article/moon-younger-previously-thought
 ここには光源のハローが現われています。

図2 光核解析で現われた光のハロー

 図2で現われていた光源のハローが、図1で現われていないのは、図1での月面の空が置き換えられているからであると説明しています。

 「27枚のフレームから成るパノラマ写真」

 図1の画像は「27枚のフレームから成るパノラマ写真」からのもののようでした。

図3 27枚のフレームから成るパノラマ写真

 図3から図1のところを切り出したのが、次の図4です。

図4 月面車と宇宙飛行士と月着陸船

 図3から、図4の、向かって左あたりを切り出したものが、次の図5です。ここには星条旗が写っています。
 さらに左に、何か棒のようなものがあります。
 星条旗の影も記録されているのですが、このあたりの地形は少し分かりにくくなっています。しかし、棒のようなものの影のところは平らになっていますので、この影の様子がよく分かります。

図5 棒と星条旗

 次の図6は、図5の棒のあたりを[2]倍にした画像をつくり、それを色加味解析(1A配色)したものです。影は赤と黄色で色が置き換えられています。
 月の空のところが真っ赤です。これは完全な黒(色値として(r, g, b)=(0, 0, 0))に置き換えられているからなのですが、色加味解析ではなく、コンター解析で確認することができます。ここでは、このことに関する証拠画像の提示は略します。そうそう、色加味解析でも、もしその空に、わずかでも変化があれば、それが微妙な赤みの違いとなるので、分かります。このときの空は一色だけのものです。もちろん、本物ではありません。

図6 棒のあたりの色加味解析(配色1A)

 棒らしきものの姿と影が確認できましたから、色加味解析する前の画像に戻して、図7で、光源の方向を調べました。棒の近くにある小石についても行ってみました。

図7 棒と小石による光源の方向

 図4に写っている月着陸船などの影が、そのものの直下にあるのですから、光源は真上の方向にあります。
 しかし、図7に写っている棒や小石の影を作っている光源は、明らかに真上ではありません。
 このようなことから、これらを照らしている光源が、月から遠方にある太陽ではないことが分かります。
 このパノラマ写真を眺めてみると、ずいぶんと広い世界だなあと思ってしまいますが、スタジオ撮影だったようです。これだけの広さを照らす光源というものは、いったいどのようなものだったのでしょうか。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Feb 11, 2016)

 あとがき

 図1や図2ついての解析を批判するウェブサイトがありました。
 その著者は、この問題についてストレートに論じるのではなく、これに関連した枝葉のようなところをついてきました。いわゆる「重箱の隅をつつく」ということわざのようなことです。
 たとえ、些細なことであれ、間違っていたのなら、それを訂正するなり、削除しようと思い、しかも、そのように行動することにしましたが、だからといって、本質的な問題まで取り下げる必要はないと思い返し、これらの問題を整理し直すことにしました。
 そうして、見出したのが、このページで論じている現象です。
 図1から、このときの光源が、月着陸船の真上の近くにあることは分かるのですが、仮にこれが太陽だとすると、それは月から遠く離れていますから、影の方向は、真下へと向かわなければなりません。
 ところが、図7に示したように、この月着陸船から、さほど離れていないところに立てられた支柱の影は、斜めの方向へ伸びています。
 このようなことは、光源が太陽ではなく、この月面からの高度が10メートルか20メートルくらいまでの、ごくごく近くにあると考えれば説明できます。
 実際の月面活動において、そのような位置に光源をつるすというのは考えられないことです。
 よって、このパノラマ画像は、地球のどこかのスタジオで撮影されたと考えるしかありません。
 重要なのは、このパノラマ画像がアポロ16号の月面活動として示されていることです。
 アポロ11号が月に着陸していないというのは、ほぼ定説のようになっています。1969年のタイムリミットに間に合わなかったということと、当時の冷戦の不安定な状況のため、しかたなく行われたことだと仮定すれば、多くの謎が解けてゆきます。
 アポロ13号を除く12号から17号は、きちんと月に着陸船を下して、ふたたび回収して地球に帰ってきたのだと信じられています。
 アポロ宇宙船は、確かに月に行ったはずだと考えられる、肯定的な画像も(数多く)存在します。
 それなのに、今回の画像は、明らかに変です。なぜ、このようなミスをおかして撮影した画像を使わなければならなかったのでしょうか。
 もうひとつ謎があります。このような偽物画像の、月の空が、ほとんど、人工的な黒一色の画像で置き換えられています。
 地球のスタジオで撮影したとしたら、空の部分に、壁や屋根や、あるいは、光源をつるすための何らかの構造物が写ってしまうことでしょう。
 地球の空に見える雲や、大気のかすかな散乱光が写ってしまうのかもしれません。月が写ってしまったら、これはもう、ジョークとしか言いようがありません。
 ともあれ、空の部分が、(r, g, b)=(0, 0, 0)の完全な黒に置き換えられているアポロ月面探査画像は、疑ってかかったほうがよいと思われます。
 少し前に観測された、JAXAの「かぐや」が撮影した月の空は、完全な黒ではありませんでした。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Feb 25, 2016)

 

ランダムノート2016ブランチページへもどる