RaN244 アポロ11号の月面探査活動画像を光核解析で調べる
Apollo 11 Lunar Exploration Activity Images
checked by Light Core Analysis

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

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 はじめに

 アポロ11号の月面探査活動画像 [1] を光核解析で調べます。

 解析結果

 次の図1から図8は、いずれも(左)アポロ11号の月面探査活動画像と(右)その光核解析画像です。光核解析はLC(128-192)などと記してありますが、このときの128-192の意味は、もとの画像の濃淡値が0-255の範囲で分布してあるところの、128-192の範囲のものだけを残して、0-255の範囲へ均等に広げて再構成したという意味です。つまり、128の濃淡値の画素を0へと向かわせ、192の濃淡値の画素を255へと向かわせたわけです。それらの間の値は比例配分します。

図1 (左)画像5454と(右)その光核解析LC(128-192)
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 この画像5454では、月面着陸船の上部の影が写っているようですが、光核解析の結果、このときの光源は、月面を一様に照らしていないことが分かります。

図2 (左)画像5869と(右)その光核解析LC(192-255)
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 この解析結果は少し分かりづらいのですが、左上の月面の色合いと、着陸船の下に見えているあたりの月面の色合いが異なります。このときの宇宙飛行士は、月着陸船の影に入っているのですが、なぜだか、(左)画像5869では、その姿がしっかりと写っています。この宇宙飛行士の姿をとらえるための光源が別にあったことが推定されます。

図3 (左)画像5872と(右)その光核解析LC(160-224)
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 この画像は、さいしょから、月面の一部だけを照らすものとなっています。

図4 (左)画像5873と(右)その光核解析LC(128-192)
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 このあとの解析で共通して言えることですが、遠くのほうの月面が光核解析できょくたんに暗くなっています。

図5 (左)画像5875と(右)その光核解析LC(96-160)
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図6 (左)画像5902と(右)その光核解析LC(128-192)
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図7 (左)画像5942と(右)その光核解析LC(96-160)
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図8 (左)画像5903と(右)その光核解析LC(160-224)
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 図8はアポロ11号の画像として有名なものです。これも、光核解析により、宇宙飛行士の周辺だけが強い光で照らされていることが分かります。

 あとがき

 アポロ11号における月面探査画像においては、このように、光核解析をおこなってみると、月面を照らす光が局所的な強さを持つものとして現われます。
 何歩か譲って、月面には着陸したが、よいコンディションでの画像を残すため、斜めに差し込む弱い太陽光の補助として、別の光源で照らした、と考えることはできるでしょうか。
 図3や図4では、光源のハローも写っています。そこにある光源がすべてです。そこに太陽があったとしたら、同じところに、地球から運んだ別の光源を設定する必要があるのでしょうか。
 これらの月面探査画像における光源は、月面を一様に照らすはずの太陽ではないと考えるしか、これらの解析結果について、説明のしようがありません。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, Feb 22, 2016)

 参照資料

 [1] NASA のサイト history.nasa.gov
   http://history.nasa.gov/ap11ann/kippsphotos/apollo.html

 

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