RaN252 地球人はどこにいるのか
(6)ジョー・マクモニーグル「未来を透視する」
Where is the earthian? (6)
THE ULTIMATE TIME MACHINE by Joseph Mcmoneagle

黒月樹人(KULOTSUKI Kinohito @ 9621 ANALYSIS)

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 はじめに

 森の図書館へ行って資料を借りてきました。ポール・デイヴィス「幸運な宇宙」[1] と青木 薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか」[2] 、それに加えて、リサ・ランドール「宇宙の扉をノックする」[3] などです。
 これらの中からテーマをえらんで解説しようと思っていたのですが、食事をとりながら読む本を取り換えるときになっていましたので、城の図書館へ行って、それまで読んでいた本を返し、同じようなエッセイ本を借りようとしました。このとき、ふと思い直して、小さなこの図書館の書架の間を歩きまわり、何か読みたくなる本がないかと、本の背表紙を眺めました。
 すると、ここには「精神世界」の棚はないのですが、雑多なものが押し込められたようなところに、一冊だけ、異質な本がありました。著者の名前を知っています。ジョー・マクモニーグルは日本のテレビでも有名で、行方不明者の捜索で日本の視聴者を驚かせてきました。彼が記した別の本を読んだことがあると思いますし、彼のもとで能力をみがいたコートニー・ブラウンの「コズミック・ヴォエージ SRV」[4] についての解説ページも作りました。
 城の図書館にあったジョー・マクモニーグルの本 [5] は、未来を透視したものですが、「高齢者」「医療」「自然災害」などと、細かなテーマに分類されていて、食事のときに、新聞や雑誌のかわりに少しだけ読むのに、ちょうどよいスタイルのものでした。
 ある日の朝、残りものの味噌汁で近所の製麺所が作って売っていた「うどん」をゆであげ、ラーメン鉢に移して、それを箸ですすって食べていました。もちろん、その鉢の少し向こうに、彼の未来透視の本を広げ、「海洋」「森林」「天候と大気」と読みすすみ(というより、眺めまわしといったほうがあてはまりそうですが)、次の「天文学」のところで、私は箸を止め、その本を取り上げて、椅子から立ち上がり、天井からぶら下げてある蛍光灯の光を強く当てて、あらためて読み返しました。

 惑星

 このあとのことを記す前に、ジョー・マクモニーグルの本「未来を透視する」[5] の原書(英語版)が書かれたのが1998年であり、日本語に翻訳されて出版されたのが2006年だということを確認しておきます。
 そして、現在は2016年の、こまかく記しておくと、3月1日(火)です。
 私が驚いたのは、「第一章 世界の未来」のなかの「天文学」にあった、次のところでした。

 2015年には、太陽系十番目の惑星が存在する確証が得られる。(p91)

 太陽系十番目の惑星としてではなく、第九番目の惑星が見つかったというニュースは、残念ながら2016年にずれ込みましたが、まだ実際に見つけられてはおらず、他の惑星の軌道のゆらぎに基づくコンピュータによる理論予測が「存在する確証」として公開されたのです。
 第九番目の冥王星が準惑星に降格されたのは、2006年8月に開かれた国際天文学連合 (IAU) 総会でのことでした。だから、1998年においては、未知の惑星の番号は十番目で間違いありません。
 このあと、ジョー・マクモニーグルは、この惑星の「太陽からの平均距離」や「密度」などについても記していますが、まだ、この惑星についての、天体望遠鏡での確認は行われていないので、これらの情報について検証することはできません。
 書店の「精神世界」のコーナーには、この「第十番惑星」に関する本がいくつか出ているはずです。この惑星の名前はすでにあって、確か「二ビル」と呼ばれているはずです。これに関する知識は、おそらく伝説に分類されるもので、ほんとうのことかどうかの確証はありません。
 細かなところまで当たっていなくても、とにかく、これまで知られてなかった惑星が、この太陽系にあったのです。私たちの科学知識というものは、こんなにもシンプルなところで、まだまだ、何も分かっていないのだと思ってしまいます。

 UFO

 このあとの段落に、次のような文がありました。

 信じがたい話かもしれないが、UFO(未確認飛行物体)は実在する。(p91)

 これについては、私はまったく驚いていませんが、このあとの、さらに未来についてのジョー・マクモニーグルの透視の中に、この「地球人はどこにいるのか」というシリーズの、いろいろなエピソードにふれることが、次々と記されていて、やはり、私は驚くことになってしまったのです。

 2020年までには、UFOは知性体が操縦する乗り物であることを示す十分な確証が得られると思う。(p92)

 21世紀の後半になれば、UFOは「タイムマシン」という表現がもっとも似つかわしい乗り物だとわかる。ただし、どこの時代から来たのか「未来か、それとも過去か」という疑問は無意味になっている。ほぼ同時期に、時間は従来の通念とは異なる作用をしていると判明するからだ。(p92)

 2075年までには、わたしたちも時間を空間と同じように移動する方法を理解できるようになる。そして、空間と時間はどちらも直線上ではなく、いままで無視されてきた、おびただしい数の普遍的要素から現実をとらえなおすべきだとわかる。(p92)

 これらのことと結びつく、私たちの目の前にはその姿を現していない、どこか別の世界にいる存在たちの、数多くの情報があります。
 たとえば、プレアデス人のサーシャは、その言葉をチャネリングしている、リサ・ロイヤル・ホルトの「未来世」なのだそうです。つまり、現在生きているリサ・ロイヤル・ホルトの、未来の別の星での「生まれ変わり」だと。
 これはSF小説ではなく、現実世界の中で語られていることです。
 ほかにも、調べれば、これに関連した情報はあったと思いますが、ここでのテーマからどんどん外れてしまいそうなので、ここで止めておきます。

 プレアデス人のサーシャと、地球のアメリカに住む呪術者たちと、ヨーロッパのドイツに住んでいたルドルフ・シュタイナーは、ほぼ同じことを知っているようです。シュタイナーは「アカシャ年代記より」という、時空間をものともしない視点に関する情報を残しています。呪術者たちの物語の中にも、時間の流れを無視して生きている(らしい)、借家人という存在のことが述べられています。それらのことはとても複雑になってしまって、ほんとうのことを知らない私には言うべきことが見つかりません。
 呪術者たちからの、これに関連するものとして、何度も取り上げていますが、女ナワールのキャロル・ティッグスによる次の言葉をあげておきます。

 キャロル「宇宙には過去も未来もないのよ。あるのは今だけ」
 キャロル「宇宙にあるのはエネルギーだけよ。エネルギー体にはこの場所と今しかないの。永遠につづくこの場所と今しかね」
[7]

 つづく

 RaN252の準備は、参照資料の[1]と[2]に関連した「コインシデンス巨大数」か「人間原理あるいは生物原理」のいずれかをとりあつかうものとして、少し書き始めていたのでしたが、朝食のときに、新聞の代わりに読んだ [5] の、このページでとりあつかったところが、まさに、ぴったり「はまる」ことに思い至って、RaN252を変更することにしました。[3] についてのタイトルはまだ決まっていませんが、同じリサ・ランドールによる「ワープする宇宙」[6] とあわせることにより、全体的なテーマの「地球人はどこにいるのか」について、これらの科学啓蒙書がとらえようとしていない(現代科学の成果の流れに身をひたしておくことによる、「視野のせまさ」によって、かえって、できないのだと思われますが)、まったく別の視点について、何か説明してゆくことができるだろうと考えています。
 (Written by KLOTSUKI Kinohito, March 2, 2016)

 参照資料

[1] ポール・デイヴィス「幸運な宇宙」、吉田三知世(訳)、日経BP社(刊)、2008
[2] 青木 薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか」、講談社現代新書2219、2013
[3] リサ・ランドール「宇宙の扉をノックする」、塩原通緒(訳)、NHK出版(刊)、2013
[4]「コズミック・ヴォエージ SRV」科学的遠隔透視による宇宙 [謎の大探査] 、コートニー・ブラウン(著)、ケイ・ミズモリ(訳)、徳間書店(刊)1997
科学的リモート・ビューイング(SRV)熟練者は 現代の神秘主義者
[5] ジョー・マクモニーグル「未来を透視する」、中島理彦(訳)、ソフトバンク クリエイティブ株式会社(刊)、2006
[6] リサ・ランドール「ワープする宇宙」、塩原通緒(訳)、NHK出版(刊)、2007
[7] 「夢見の技法」超意識への飛翔、カルロス・カスタネダ(著)、真崎義博(訳)、二見書房(刊)、1994

 

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